hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

深大寺に遅い初詣②〜今年は大開帳です

2025-02-03 05:00:00 | 日記
深大寺の山門を登り、境内に入る。普段は左側の小さな小屋でお守りや土鈴、破魔矢などを売っているが、お正月期間は右側に大きな小屋があり、何列も人が並んでいた。



まずはご本堂にお参りする。今年4月26日〜6月2日に大開帳が行われる旨を告知したポスター、白鳳仏を安置する白鳳堂建築に向けた寄付の要請ポスターなども並んで置かれていた。

本堂にも5人程度人が並んでおり、その後ろに付きお参りを済ませた。

初詣で今年の運勢をということもあり、元三大師みくじを200円支払いお願いする。出てきたのは79番、吉が出た。



普通の寺社のおみくじの吉は大したことがないが、深大寺はおみくじの始祖と言われた元三大師が始めた。

しかし、中身はなかなか厳しい。案内文を読むと①凶が30%と凶の確率が高く、②下から『凶、末小吉、末吉、小吉、半吉、吉、大吉』の順番で吉は上から2番めなのである。引いた時はガッカリしたが、これを読んで思っていたよりいい内容にホッとした。



続いて元三大師堂にお参り、こちらは元三大師像が安置されているお堂だが、今年は4月末から6月まで大開帳がなされ、中開帳(2009年11月27日〜12月3日)以来久しぶりに大師像を拝むことができるのが今から楽しみである。大師堂にはいつものように厄払いを乞う人の列ができていた。

次に釈迦堂、こちらには国宝の白鳳仏(釈迦如来像)と毘沙門天像(平安時代後期)、梵鐘が納めてある。白鳳仏が国宝に指定され、納めるための白鳳堂は現在建築中、私もご利益をいただきたく、寄付したいと考えている。また、お隣にはおびんづるさまと願掛けだるまも移ってきており、いつものようにおびんづるさまの頭と足を撫でて痛くならないこと、よく働けることを祈った。



隣にある白山神社に手を合わせ、最後は開山堂に足を運ぶ。開山堂は1983年に開山1250年を記念して作られたお堂で中には薬師如来、脇侍に弥勒菩薩と十一面観音菩薩が安置されている。周囲には代々の住職のお墓もあり、また最も高いところに作られているため、お寺の伽藍が一望できる。ただ、あまり知れていないのか、訪れる人は少ない。

と、これだけ(但し、全てではない)をぐるぐると周りようやく初詣が完了、まずは今年の平穏を祈ることができた。(以下、次回)