仕事を一つ片付けて、神田駅付近でランチタイム。実は駅近くには蕎麦屋さんが多くあり、特に立喰そばだけでも『かめや』、『天亀そば』、『笠置そば』、『吉そば』がある。しかし、今回お邪魔したのはつけそばのお店。つけそばといえば、虎ノ門の『港や』、神田駅の『周庵』、秋葉原の『なぜ蕎麦にラー油をいれるのか』などには行ったことがある。今回の『わびすけ』も食べログの評価が高く、楽しみである。
神田駅すぐのところにある店舗は割に古め、中に入ると券売機があり、種類は色々とあるが、鶏チャーシュー入りのつけそば350g(880円)にした。迷ったら券売機左上の原則に従っただけだが。
席に座り、少し待つと元気のいい御店主が声を掛けてくれる。『上がったよ』、トレイの上に蕎麦の山、つけ汁、さらに温泉卵が一つ。これがゴロゴロ、落とさないようにテーブルに運ぶ。
流石に350g、結構な量がある。香辛料は一味、七味、柚子胡椒、ラー油と揃っているが、やはりラー油を選び入れた。まずは一箸、温かいツユに冷たい麺を浸し、ツルッといただく。やや太めの色の黒い麺はコシがあり、食べ応えがある。
やはりこの食べ方はラー油がいい。つけ汁には鶏チャーシュー、ネギ、鶏皮の揚げた物が入っていて食感が違うため、舌で愉しめる。
鶏チャーシューと共に麺を頂くが、相性がいい。さらに鶏皮揚げもカリカリしていて食感の違いで楽しめる。
半分くらい食べたところで一味を加え、さらに辛くして頂く。この麺は辛いくらいが丁度いい。温泉卵を割って入れるが、びっくりするほどマイルドになり、辛く無くなる。
再びラー油を入れて味を引き締め、麺を頂く。これは香辛料をうまく使いながら、食べるのがいいようである。もっと塩辛いかと思ったが、やや甘めの優しい味のするツユであった。
後から来た肉体系の2人はさらに大盛をワ市ワシ食べ、先に満足して帰る。回転が速い店である。ご馳走さまでした。
わびすけ
千代田区鍛冶町2ー10ー4
0335254758