人形町・小伝馬町あたりにはなぜか坦々麺専門店が多い。日ごろよりランチに訪れる『寿限無』、人形町交差点近くの『赤い鯨』、水天宮前駅近くの『汁なし坦々麺ピリリ』、焼き鳥の丈参の後に入った『天秤棒』。これだけあるのに新しい店ができる。
お邪魔したのは東京メトロ日比谷線小伝馬町駅すぐのところにある『アカナツメ(紅棗)』である。最近の店らしく店外の券売機で食券を買うのだが、これが難しい。
取り敢えず麺の種類(汁あり、汁なしなど)を選び、次に辛さ、さらにトッピングを選ぶスタイル。もちろんパーコーにする。清算は現金だけでなくバーコード決済もできる優れものではあるが。
辛味は標準、大辛、激辛、極辛の4段階。いつも行く『寿限無』では大辛(5段階の上から2つ目)でもまだ辛味が足りないからと『激辛』を選択した。
店内は7月開店したばかりと言うこともあり、綺麗そのもの。1人ずつ席が囲われているのでコロナもあまり気にする必要がない。入口近くのカウンターに座り、カウンター内の女性に食券を渡す。
そこから5分程度で坦々麺到着。これが4つの辛さが書いてある板(3枚目の写メ)が開いてそこから供される。坦々麺の上にはパーコーに加え、肉味噌、柚子の皮、三つ葉、搾菜が乗っている。肉味噌は甘いが、汁はかなりの辛さ。ただ、胡麻(芝麻醬)もたっぷり入っていていて甘くもある。
麺はストレート、中細麺。スープを纏うがこれが辛い。知らない店で激辛を頼むリスクそのものである。
パーコーは甘いタレがよく染み、脂身も適度に入っていて、周りはカリッと、中はジュワっとして美味い。麺を啜ると咳き込みそうなのでゆっくり食べていく。
本当に辛い麺は最後になるほど辛くなる。坦々麺のツユは全て飲むことにしていたが、初めて途中リタイア。これも残念なこと、ただ、穴あきレンゲで肉味噌の肉は最後までいただきました。ご馳走さまでした。
紅棗
中央区日本橋小伝馬町12ー5
0368108833
中央区日本橋小伝馬町12ー5
0368108833