年始の挨拶周りも今年は1月4日、5日と休みになる会社が増えて、第二週にずれ込んだ。個人的には4日から歩いているため、お正月気分などとうに抜けているが、松が取れてもまだおめでとうと言っている。
年始の挨拶周りの楽しみとしては表参道駅近くにある『まい泉本店』でランチを頂くこと。しかし、コロナやまい泉の改装などあり、お店に行くのは久しぶりである。
店の入口は全く変わらないが、店内は明るくなっていて11時半というのにカウンターは満席、奥の席に案内される。しかし、今回案内されたのは拡張されたと思われる席で新しい雰囲気である。
メニューはいつものロースカツ定食(1100円)もあるが、おすすめランチA(ヒレ、エビクリームコロッケ、メンチカツ・1300円)とおすすめBランチ(リプロースカツ130g)1400円を見つけて悩む。結論は今回はBランチ、さらに味噌汁を豚汁に変えて(140円増し)注文した。
まずはお茶とスープが提供される。飲んでみるとたぶんしじみ汁であろう。これを飲むとますます腹が減る。
改装されたからかもしれないが席も広くなり、ゆったりしている。相変わらずソースも甘口と辛口が揃い、ドレッシングもゆず和風と胡麻ドレと2つ、ほかに醤油や塩も完備しているところは嬉しい。辛子は小分け袋の用意だが、もう少し大きいとさらに嬉しい。
ランチは5分程度で運ばれてくる。リプロースカツは150gは流石にボリュームがあり、7切れもある。さらに豚汁、ご飯、お漬物が付いてくる。もちろん、ご飯、キャベツはお代わり可能である。
好みの甘口のソースをカツに、ゆず和風ドレッシングを千切りキャベツに掛けて頂く。一口キャベツを食べるが、これが美味い。薄くスライスされていてどんどん食べられる。あっという間にお代わりをしてしまった。
次にリプロースカツを一口、真ん中の一切れを口の中に入れるが、柔らかくとろける美味さ。ご飯との相性も抜群。いつものロースカツも美味いが、さらに一段上の美味さである。
豚汁には大根、ニンジン、牛蒡など根菜とバラ肉。七味を振って頂く。大きめのお椀にたっぷり入っていて旨味がすごい。これだけでご飯が食べられる。
カツは僅か200円の値段の差ではあるが、かなりちがうし、豚汁も140円で楽しめる。恒例のトンカツに堪能することができた。ゆっくりと余韻を楽しみたいが、待っている人もいるだろうと帰ることにする。
席を立って会計に向かう時に待っている人の列の前を通ったが、もう座る席がないほどの人、改めてその人気には驚かされた。ご馳走さまでした。
まい泉 青山本店
渋谷区神宮前4ー8ー5
05031885802