hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

第60回元祖有名駅弁と美味いもの大会に行く②

2025-01-08 05:00:00 | グルメ
第60回元祖有名駅弁と全国うまいもの大会に足を運ぶ。かつては10時のデパートの開店に合わせて並んで入店したものだが、昨年少し遅く行った方が空いていることを知り、到着したのは10時20分。エレベーターで7階に上がり、会場に着くとやはりかなりの人。



ただ、入口横の案内所隣にある輸送駅弁コーナーは下の階まで列が続いていたが、それ以外はせいぜい10人ほどが列を作るのみ。



右側に実演駅弁コーナーがあり、まずは武雄温泉駅(佐世保線)の佐賀牛サーロインステーキ&赤身ステーキ弁当(2200円)、次いでいわき駅(常磐線)のウニの貝焼きと生ウニ合い盛り弁当(2880円)と2000円超えの高額弁当が並ぶ。




米沢駅の牛肉ど真ん中(1200円)はあったがいつも食べているのでパス。その先に1000円台のお得な弁当として狙っていた一ノ関駅の岩手牛めしと特製スジ煮込みの合わせ重(1700円)を発見、列なしで購入。



突き当たりの静岡駅のそぼろの鯛めしは60周年記念丼なので列があるが、ほかはせいぜい4人ほど。左に曲がると、名物駅弁の森駅(函館本線)いかめし(990円)を発見、値上がりした(昨年は880円)が美味いのでつい買ってしまった。



その隣に加賀温泉駅(北陸新幹線)のカニ弁当と輪島朝市弁当(1300円)を売っていた。悩んだが、ついつい輪島朝市というネーミングに惹かれて輪島朝市弁当にする。ここまで15分程度。



後は会場をウロウロ、小淵沢駅(中央本線)のビーフシチューカツサンドが大人気、新幹線グルメも物珍しさからか並ぶ人は結構いた。博多駅の三色弁当も懐かしかったが、もう制限数オーバーで諦め、
3個だけ購入して昼前には家に到着した。



弁当3つは量的に多いため、夕食に食べる。まずは『いかめし』、ご存知の方は多いと思うが、小さいイカを選び餅米を中に詰め、爪楊枝で蓋をした後、特製の甘辛いツユで煮込んだものが2ハイ入っている。



いつのまにか990円になってしまったが、この駅弁はシンプルイズベストの典型。作り立てでイカの旨みを堪能。



『輪島朝市弁当』は牡蠣の出汁で炊いた牡蠣ご飯にサザエのいしる煮、ぶりの角煮、タラコ煮、バイ貝の旨煮、イカの酢の物、ゴリの佃煮など地元の食材を少しずつ乗せた楽しいお弁当。弁当の掛け紙も良く、今から半世紀近く前に行った輪島駅(いまは廃駅)を思い出しながら美味しく頂く。



『岩手牛めしと特製スジ煮込み合わせ重』はご飯の上に乗るすき焼き風の牛肉と甘辛くかつ柔らかく煮た牛すじを乗せたボリュームのあるお弁当。輪島朝市弁当とは全く違う味わいでご飯に染みたタレが絶妙。

この3つはなかなかバランスが良く、また色々なおかずが入っていて楽しむことができ、連れ合いにも高評価であった。高くなったとはいえ、1000円台でも満足のいく駅弁はまだまだあることが嬉しかった。また、来年も行くぞ!