事務所近くにラーメン屋さんが出店しては退店する場所がある。今から8年前は『博』という坦々麺専門店、美味かったけど、主人が店員を大声で怒鳴ったりして雰囲気が悪かった。次に広島で展開する『くにまつ』という坦々麺の東京2号店が開店、コロナ禍もあり直ぐに退店。さらに『六』というワンタンと坦々麺の店ができたが、これもすぐに退店。そこに8月30日新たに旭川塩ラーメン『すがわら』が開店した。
取り敢えず早めに行っておこうと昼時(11時45分)にお邪魔した。雨も降っていたが、まだカウンター席は空いていて座る。メニューは色々とあるが、やはり旭川塩ラーメン(800円)を標榜されていることもあり、お願いする。
ここでふと周りを見回すとまだ誰もラーメンを食べている様子はない。これはえらいところに来たなとは思うが、先払いで精算しているので席で黙ってまつ。すると第一弾のラーメンが5人のところに供されたのでホッとすることができた。
私のところにも12時にはラーメンが到着。みると麺以外にはチャーシュー1枚、メンマ少々、ネギが乗っている。まずはスープから、一口目はやや塩辛く感じたが、その後はそれほどでもない。とにかく澄んだスープ、油分は感じるが、あまり出汁感がない。
麺は縮れ麺の細麺、好みのタイプでやや固めとなかなかいい。スープによく絡み、ネギと共にスープを頂く。
メンマもチャーシューもまあ美味しい、しかし、これはあくまで個人的な意見だが、出汁感がないためにしみじみ旨さが出てこないし、徐々に飽きてくる。これが旭川塩ラーメンの特徴と言われればその通りなのだろうが。私には少々物足りないラーメンであった気がする。とはいえ、ご馳走さまでした。前のジンクスを気にせず、頑張って!
すがわら
中央区日本橋人形町3ー3ー2
中央区日本橋人形町3ー3ー2