田舎者にとって高速道路は結構ドキドキするものなのです
道を間違えてもUターンもバックも出来ないから・・・止まって考えたいけど止まることも出来ないからジャンクションの度にハラハラドキドキします。
その上に高速道路で事故が起きたら大惨事と思うから・・・出来る限り高速道路は通りたくありません
しかし四国島に住んでると・・・今やフェリーも和歌山行しかなく、高速道路を通らないわけにいかないし、神戸や大阪など大都会の一般道はラッシュで怖いし・・・
そんな事で毎年の様に本州へ出てきてますが・・・鳴門で本四高速道路に入り、阪神高速や名神高速を走って、少し田舎になる滋賀県の栗東で一般道に降りていました
今回もそうする積りで出発したのですが・・・昨日尾瀬の入り口「鳩待峠」まで行くバスが一週間遅れると分かったので・・・・それまでの一週間を過ごさなけばならなくなりました。
シックハウス症候群の僕は先日新たに吸ってしまったVOCの影響が尾を引いていて・・・十分な運動が出来ないと調子が悪くなります
ところが尾瀬周辺の山はまだまだ残雪が多くて簡単に登れません。
それでどうしても登りたいと行先に決めたのが太平洋側にある余り高くない山でした
最初に登る山は富士山が綺麗に見える「愛鷹山」です。
ここは2006年の5月に一度登っていますが・・・富士山が身近に見えて徳島人には感激でした
二日山に行けてないので「明日には登りたい」と思うと・・・苦手な高速道路を走らなけばなりませんでした
特に僕が乗ってるキャンピングカーはキャブコンと呼ばれるタイプのキャンピングカーで、運転席の上に寝室があります。
このタイプは一部二階建てなので室内の有効面積が広くて良いのですが・・・重心が高いので走行中パンク(バースト)すると横転する可能性が非常に高いのです
僕が乗ってるイーグル号は一応は後輪ダブルタイヤなのと超低床と言う重心が特別に低いエルフではあるのですが・・・それでも心配はあります
もしも横転したところへ大型トラックが突っ込んで来たら僕らの命はないでしょう。
しかしそれだけでなく、急ブレーキを踏んだ大型トラックに次々と後続車が激突する可能性もあります
大型トラックでなく普通乗用車だっても・・・横転事故は自分だけでなく後続車を巻き込む大惨事になる可能性があるのです。
そんなんで僕は高速道路に入る前はもちろん、入ってからも何度もサービスエリアやパーキングエリアに止まって全てのタイヤを手で触り、目で見て、ハンマーで叩き異常がないことを確かめています
ところが同じキャブコンに乗っていても全く確認してない人がほとんどです。
自分だけの命でなく人の命も危険に晒す可能性が高い車に乗ってると言う事を自覚してないのだと思います
実際にはいくら確認してもキャンピングカーを除く一般車のパンク(バースト)の原因の半分以上は落下物を踏んだ事から起きるそうですからどんなタイヤであっても防げないかも知れませんがこの程度の確認は全員にして欲しいと思います
栗東で降りずに名古屋を越えて「豊明」で一般道に降りて国道一号線を途中で三回止まって富士市の道の駅まで来ました。
徳島を出てから二日で540キロ、よく走りました
明日の朝早く登山口へ移動します。