事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

今月の名言 2015年9月号「野球は平等なスポーツ」

2015-09-29 | スポーツ

2015年8月号PART2「三角関数」はこちら

「やっぱり松井さんですね。尊敬している先輩ですし、同じチームでもプレーし、対戦もした。対戦したときはすごくワクワクしたし、身震いした。」

引退するDeNAの高橋尚成が、もっとも印象に残った打者を問われて。なるほどなあと思う。にしても、松井のことって野球選手はみんな絶賛する。よほどの人格者なのだろう。

「病気で髪が抜けてしまう苦しい少年時代だったけど、野球を始めてホームランを打ったりすると、周りが認めてくれた。野球は平等なスポーツ。自分に自信をつけさせてくれた。人生で、最も大切なもの」

日ハム、DeNA、西武と渡り歩いた森本稀哲の引退のことば。お調子者に見えたひちょりに、こんな苦しい時代があったなんて。病気であったことも、差別の問題も、野球が救ってくれたのだ。

「あらゆる思いが交錯している」

「ここのユニホームを脱いでほかのチームにという選択肢は8年前から全くなかった」

「若返りを推進しているドラゴンズの現状を目の当たりにして、ボクが残ったらダメだと強く感じ、引退を決めました」

「入団したときに27年もやってる自分は想像できなかった」

それぞれ、中日を去って引退する小笠原と和田、山本昌、そして監督専任となる谷繁のコメント。この球団の今オフの主役は、あいかわらず落合のようだ。大鉈をふるうとか以前の大リストラ。どんなチームにするつもりなんだろう。なんか、究極のパワプロっぽいぞ。

おなじみの野球人たちの引退は確かに悲しい。谷繁などは江の川高校時代から観ていたので、もう27年になるのかとしみじみ。でもね、こうやってコメントを残し、それがマスコミに報じられる元選手たちは、少なくともしあわせな野球人生を送ってきたわけだ。彼らの第二の人生にも、幸多かれと願う。

PART2につづく

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