不祥事のために大会出場停止となった相撲部(別に日馬富士のことがあったから紹介するわけではございませんよ)が、いろいろあって甲子園をめざす……
横関大は、この無理矢理な設定を納得させるために、高校野球なのにスモールベースボールじゃなくビッグベースボールを監督が選択する展開に。なるほど。相撲部だってアスリートなのだから、やるときはやるぜと。
もちろんそれだけだと物語としてしんどいと思ったか、殺人事件やドーピングをめぐる謎もしこんである。
でも、相撲部だからといってここまで大盛りにしなくてもよかったのでは。
例によってどんでん返しが用意してあって、とても気持ちのいいエンディングを迎える。やるなー横関。