名古屋篇はこちら。
某年1月3日。成田エクスプレス車内(東京→成田第1ターミナル)で、川口外務大臣(元)とデッキでご一緒しました。
「あれっ。どこかでお会いしましたね。娘のPTAでしたっけ?」
「いえ。」
夫「(小さい声で)川口外務大臣だよ。」
「あっ。失礼しました。てっきり娘の保護者の方だと思って……。この間まで、外務大臣さんでしたね。今日はどちらまでご旅行ですか。」
「ちょっと香港まで」
「街を歩いていて、声を掛けられませんか」
「その時は、『外務大臣は妹なんですよ。』と話すと、ああそうでしたか……。と、納得しますよ」
「大変ですね。話は変わりますが、キャリアウーマンで頑張っていらして素晴らしいですね。小泉総理大臣はどんな方ですか?田中真紀子さんと大臣を交代したときはどんなだったですか?」……などと、矢継ぎ早にレベルの低い質問をしたわたしでした。
成田空港までの約40分、ずっと話していました。
とても気さくな方で、わたしの愚問にも微笑みながら、丁寧に答えてくださいました。娘にも、「アメリカで何の勉強をなさっているのですか」なんて、声をかけられたり……。
あの日は、娘がまたアメリカに帰っていくのを、見送りに成田空港まで行ったのでした。見送りに行くなど、親ばかと言えば親ばかですね。
義務教育費国庫負担制度堅持中央行動では、社民党党首の福島さんと握手をしたり。
橋本総理大臣と偶然ホテルでお会いしたことがありました。それは、10年ぐらい前のこと。防衛大学の卒業式の日、制服姿でホールから出てきたときのことです。
彼は、ポマードべったりのヘアースタイルで、制服姿白手袋が凛々しくて、思わず「かっこいいー」と、握手を求めてしまいました。笑って応えてくれましたが……。
……なにも、申しますまい(^o^)。この事務職員にしかできない力業であることは確かですもの。
「原宿と青山」につづく。