シリーズ:自演クラシック音楽6.~フルート
マラン・マレー作曲 スペインのフォリアによる25の変奏曲(無伴奏フルートのための ラ・フォリア)
フォリアは、イベリア半島起源の舞曲。15世紀末のポルトガルあるいはスペインが起源とされるが、いずれかは定まっていない。
サラバンドと同じく3拍子の緩やかな音楽。フォリアとは、「狂気」あるいは「常軌を逸した」という意味があり、もともとは騒がしい踊りのための音楽であったことが窺われるが、
時代を経て優雅で憂いを帯びた曲調に変化し、変奏曲形式で演奏することが広まった。
この動画は、私の自演で25年前のライブ録音。1年ほど前に1分ほどのものを当ブログにて公開していたが、主題と25の変奏曲から成るこの曲を抜粋し、日本各地で撮影した風景写真とともに9分20秒に編集し直して、再度公開した。
9月の長雨。静かに冷たく降っている。夏が終わり秋の到来を告げる季語でもある。そして、もうすぐ秋。芸術の秋。静かにクラシック音楽に 耳を傾けながら、夜を過ごしたいと思う。
関連ページ:J.S.バッハ/フルート・ソナタ集(フルート:古河義仁)
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下手な演奏をお聞き下さり、ありがとうございます。
最近の長雨で、なかなか撮影に行けず、
仕方なく、昔のフルート演奏を風景写真とともに編集してみました。
すっきりとした秋晴れが、待ち遠しいです。