お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

女のお坊さん

2007年12月01日 | 雑感
 ウチの境内の大きなイチョウの木。
 先日、黄色に色づかないまま、落葉しているとご紹介いたしましたが、数日で急速に葉っぱが色づき、今、落葉の真っ盛りです。
 今年は、ちゃんと黄色になりました ウチのイチョウさんに失礼なことをアップしたので、ここで訂正いたします。

 さて、きょうも住職と2軒ずつ、手分けしてお参りへ。
 
 まず、ご高齢お一人暮らしのMさん宅へ。
 最近、ご主人を亡くされたMさん、私の拙い法話にも、うなずいて、
 「何だか、心が安まりました」と、仰ってくださり、ありがたいことでした。

 次は、ご両親の年回忌のI氏宅へ。
 一同で「阿弥陀経」のおつとめをしました。(お参りに伺う時は、いつも15~20冊くらい聖典を持参し、ご参詣の皆様に配って、一緒にお経を上げてもらっています)

 ご親戚の4才の女の子に、そのお母様が「Kちゃん、女の子でもお坊さんになれるってよ、よかったね」と、話されていて、苦笑。

 そうですよね、やはり、世間のイメージでは、お坊さん=男 ですものね。

 特に、葬儀場に私が登場すると、女は珍しいので、周囲がギョッとされ、注目されます。
 美人でもないのに、皆さんの視線を一斉に集めて・・・・芸能人みたい
 
 先日、あるご門徒さんから言われました。
「この前、スーパーで、お見かけしたのですが、いつも法衣姿で拝見しているので、『ああ、スーパーで買い物しておられる姿は、普通の主婦なんだなあ』と、しみじみ思いました」と。

 ドキッ  その時、私は、特売品を買いあさっていたのだろうか

 法衣を身にまとうこと、ご法義をお伝えすることに、男女の差はないとは思いますが、まだまだ、目立つ「女のお坊さん」なのであります。
コメント (2)
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