お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

本願寺佐賀会館

2007年12月07日 | 行事・案内
 昨日はウチの組がお当番で本願寺佐賀会館(佐賀教務所)の境内清掃奉仕+午後の常例法座参詣に行って来ました。
 
 法専寺からは、組仏教婦人会役員もしていただいているM・Yさんと法専寺前責任役員M氏の奥様であるM・Sさんと私の3人で参加。

 掃除に先立ち、先日法専寺のバス旅行でもお世話になったS寺ご住職(佐賀教務所の職員さんでもある)から、本願寺佐賀会館について、ユーモア交えてご紹介いただきました。
 
「本願寺佐賀会館」は、京都の西本願寺を本店と例えたら、佐賀支店にあたるお寺であること。本山直属の寺院であるので、住職は、あくまでご門主であること。 「本願寺佐賀会館」は、「佐賀教務所」とも言われるが、これは、宗務行政上の事務所名で、西本願寺を国会に例えたら、佐賀県庁のような事務所であること。
 
 本物の佐賀県庁のすぐお隣にある「本願寺佐賀会館」ですが、もともとは、佐賀経済界の銀行株主総会の場として建設されたそうで、その後、横尾雄一さんの大邸宅でした。
 浄土真宗の教えを喜ばれていた横尾氏ご夫妻でしたが、昭和31年横尾氏のご遺言によって、この大邸宅は、本山に寄贈され、「本願寺佐賀会館」となった・・・という歴史ある建物とお庭です。

 昔の佐賀城跡地、大きな(皇居の次に大きい、全国2位の)お堀の中に位置する佐賀の一等地 (町名も「城内1丁目」と言います)
 
 いろいろな大企業が大金積んで、「ぜひ、我が社に」と、いう申し出を横尾氏は全て断り、土地建物を無償で本山に寄贈された、有り難い会館なのであります

 さて、「本願寺佐賀会館」には、「主管」あるいは「教務所長」と呼ばれる、会社に例えると支店長にあたる方が、本山の指令で着任されておられますが・・・

 昨日聞いた話によると、教務所長のW氏は、12月1日付けで、長崎教務所に転勤されたそうで、今度は新潟から、新しい支店長じゃなかった・・教務所長さんがおいでになるとのこと。
 まだ、引き継ぎが済んでないので、昨日は、まだ今までの教務所長さんが佐賀の常例法座 最後の導師をつとめてご挨拶くださいました。佐賀に着任されて3年半だったそうです。

 教務所長さんは、単身赴任が多い中、W氏はご夫婦で着任されて、坊守さん(奥様)にも、親しく接していただきましたので、何だか淋しくなります。

 本願寺佐賀会館の職員さん(皆、各寺お坊さんを兼務されていますが)若手イケメンそろいです。コーヒーも出して頂けますので、女性の皆様、お気軽に事務所をお訪ねくださいませ
コメント
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