散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20070304最近読んだ本

2007年03月04日 09時50分04秒 | 読書
「老人と宇宙」ジョン・スコルジー
75歳になると宇宙軍に入隊して若返り手術を受け、銀河系内の勢力争いに参戦できるようになる時代。人を食料扱いするとんでもない宇宙人と戦ったり、目がつぶれるほど醜いが知的な宇宙人と連合を組んだりするのだ。ハインライン「宇宙の戦士」そっくりと言う気もする。

「本屋通いのビタミン剤」井狩春男
出版業界内の雰囲気が良く分かるエッセイ。多分、上品な部類の方だと思うが(再読)。

「図像学入門」荒俣宏
絵画鑑賞の基礎知識といっても良い、ためになる本(再読)。

「鬼平犯科帳2」池波正太郎
再読。

「バスで田舎へ行く」泉麻人
伊那周辺の「虫づくしの旅」が興味深い。もう一度行きたいものである(再読)。

以下、図書館の4冊。
「こげぱん三都ぶらり旅日記~京都編~」たかはしみき
取材なので高い店も行き放題。うらやましい。

「いらっしゃい北の銭湯」塚田敏信
年1回くらいは銭湯にいかなければならないと思うのである。ちょっとだけ嫌なのは、いい年をこいたオッサンでもマナー知らずがいるということだ。シャワーを回りにはね散らかしたり、冷水槽に汗をだらだら流しながら入ったり、本当に見苦しいことであるなあ。

「京都佳つ乃歳時記」
舞妓さんが京都のいろいろな店を紹介する本。きっと普通の店もあるんだよ。

「文学賞メッタ斬りリターンズ」大森望、豊崎由美
文学界のインサイドストーリーとしては面白いが、文学賞なんてはっきり言って全てなくなってもどうでも良いものばかりだと思う。小説の価値は何らかの形で「面白いかどうか」(イコールハッピーエンドではもちろんない)だけで十分だと思う。