今日のギャラリー巡りは芸森→大通→時計台→道新→大丸→ユリイカ→ARTスペース→さいとう→三越→アリアフランセーズの10箇所。出だしの芸術の森でてこずった。
午前中から、まだ雪深い芸術の森美術館へ。
これまできちんとディズニー映画を見たことがなく(展示を見るとどうやら「ファンタジア」はみているらしい)、ディズニーランドにもきっと行かない(楽しいのは分かっている)私であり、あまり期待していない展覧会が「ディズニーアート展」であった。
予想以上の人出にちょっと驚くが、今は春休みなのだな。展示室内に入ると、入口付近にゴチャっと人がかたまる出だしだ。前半はキャラクターのデッサン中心で、興味の無い私でも可愛いものではあると思う。
まあ、こういう展覧会だろうなあと思って進んで行ったが、背景画コーナーで気分が一変した。作者名もなく、アニメの背景だけ(その上にキャラクターのセル画を乗せる)が展示されている。それが細密と言うわけでもないのだが、十分なほど丁寧に書かれており、あるものは神秘的なムードを、またあるものは古き良きアメリカの雰囲気を出しているのだ。背景にこれだけ凝る気合の入れ方が、ディズニー映画の素晴らしさを醸しだしているのだろうと、十分に認識させられる展示であった。
また最後に「マン アンド ザ ムーン」というSF画もあり、これは来る価値十分ありと感心させられた。展示数も多く、展示順路も結構長いので、本当にちゃんと見ると時間が相当かかると思う。
【第2会場】
いつもの工芸館が第二会場になっているということで見に行ったが、こちらは撮影コーナーと、ディズニーキャラの塗り絵・工作コーナーのため、足早に街中へと戻る。
【撮影コーナー(念のためだが、知らない子供だ)】