散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20070311最近読んだ本

2007年03月11日 20時35分03秒 | 読書
風邪休養中。

「東京裏路地<懐>食紀行」ブラボー川上、藤木TDC
「懐かしの町散歩術」町田忍
「いやげ物」みうらじゅん
「谷根千の冒険」森まゆみ
「エキセントリック」荒俣宏
以上、いずれも再読。

「dancyu4月号」
今月は日本酒、寿司特集。

以下、図書館の4冊。
「他人を見下す若者たち」速水敏彦
ITメディアの影響を受け「仮想的有能感」を身につけた若者達が増えたのだそうだ。私にはマルクス主義やら革命思想にかぶれて他人を見下していた人たちとの区別がつかない。いつの世にもいるのでは。

「日本の珍々踏切」フミキリスト11
超幅広・ミニ踏切に始まり、飛行機の滑走路横断用の踏切、地下鉄・ケーブルカー用踏切などロマンあふれる本。私の記憶に残る3大踏み切りは以下。
(1)小学校の通学路にあった踏切
(2)札幌駅横西5丁目にあった踏切
(3)相模原市在住時代、町田市の真ん中にあった踏切。通行量はそこそこだと思うのだが、田舎育ちの感覚では常に遮断機が降りているように感じていたのだ。

「列車で旅する北海道」原将人
最も長い普通電車として紹介されていた滝川~釧路の乗車時間8時間には一度乗ってみたいような気がする。

「鉄腕アトムのロボット学」福田敏男
私は原作「鉄腕アトム」はロボットものであると同時に、タイムトラベルものの大傑作として認めているのである。西洋の巨人アイザック・アシモフと並んで、ロボット工学に多大な影響を与えた偉人であることは間違いない。

やや復調

2007年03月11日 15時53分59秒 | 食べ歩き
今週はギャラリー巡りもさぼって(←ノルマがあるわけではない)休養。とは言え、あまり家にこもっていると精神的にも良くない。図書館→床屋さん→昼食→酒購入と、少し活動した。

床屋さんでは昨年末、おばあちゃんがお亡くなりになったことを聞いた。この方、耳掃除の名手で、微妙な差異ながらあきらかに一番上手いのであった。残念。

昼食は二十四軒のビストロ「PE」へ。今日はノンアルコールにしておく。前菜は自家製ベーコンのキッシュトリュフ風味、いろいろお肉のパテ、鯖と豆のテリーヌ、彩り野菜のバーニャカウダ。このような前菜を食べているとワインのことがちらと頭をよぎるが、我慢我慢。

続いて熟成きたあかりのポタージュ。ネギ・コショウ・生ハムが添えられており、適宜混ぜて食べる。熱々のジャガイモの味に生ハムをかみ締めると塩気が立ち上がってきて旨い。

メインは滝川産合鴨のフリカデル・白菜とカブのクリーム煮添え。フリカデルが予想より大きく、ボリュームたっぷり。元気を出すには肉料理と思って頼んだのだが、鴨たっぷりの贅沢味だなあ。野菜も相変わらずのボリューム感で、存在感を出している。

デザートにチーズケーキ、コーヒーとショコラのプリン、アールグレイのサブレ、練乳のソルベとコーヒー。来週ワイン会なのだそうだが、残念ながら長引く風邪で体調に自信がない。また次回の機会に誘っていただくことにしよう。

ワインショップ「M」へ。ワインが主体の店だが、私はどちらかというとハードリカーを購入したいのだ。前回の来店時にはなかった年号入りのアルマニャックが目に付く。1980年頃の約6千円のものから始まり、最も古いのが1904年…。それは100年以上前ですか…。ちなみに私の生まれ年のボトルがあるか聞いてみたが、幸い無いそうであった。あったら買いかねないな、私。

理性を取り戻し、程々の値段のルイ・ジャド・マール・ド・ブルゴーニュを購入。カウンターで別種のマールを(有料)試飲(結局、飲むのかよ)。周辺に良い香がたちこめ、店の方は「うーん、この時間から飲むわけには行かないし…」と困り顔になるのであった。