散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20070801最近読んだ本

2007年08月01日 07時49分15秒 | 読書
「スタア」清水義範
30歳になってしまったかつてのアイドルの仕事と内心を描く。「あー、こういう感じだよな」という程ほどのリアリティを感じさせるが、それ以上ではない。

「炎のバーテンダー3」モリ淳史
ストーリーはともかくとして、パーフェクトマティーニのバリエーションであるジャーナリストというカクテルは好みかもしれない。

「大阪豆ゴハン10」サラ・イイネス
古本屋で地道に1冊づつ発見。

「天使の歌声」北川歩実
非常に技巧的な短編集。

「イケズの構造」入江敦彦
うーむ、京都は奥が深いというべきか、歴史だけ長いローカル都市にはいろいろな習慣があって大変だね、と嫌味を言うべきか。

以下、図書館の3冊。
「三内丸山は語る」久慈力
「~だろう」「~だろう」と根拠が読み取れない推測の連発で、三内丸山を理想郷と持ち上げ、現代社会をこき下ろす作品。まあ、想像の世界に遊ばれるのは勝手かと。

「昭和生活文化年代記 40年代」村松友視編
昭和40年代に関するさまざまなエッセイ。

「サザエさんをさがして その2」朝日新聞be編集グループ
波平は新聞連載ではしばらく名前が付かず、しかも会社では部長級から平社員にまで格下げになって行ったらしい。切ない話だ。