20070807最近読んだ本

「美術館で愛を語る」岩渕潤子
美術館について語っているのは前半。途中からは自分の経歴自慢のような感じがする。

「からくり小僧」鳥羽亮
肩の凝らない時代＆推理もの。

以下、図書館の６冊。
「雑学おどろき日本史　幕末・明治維新の巻」日本雑学能力協会
楽に読めるエピソード集。

「飛鳥王朝史」
この時代では天智・天武の確執と、何とも意味深い名前の持統天皇に興味がある。

歴史ものに疲れ、適当に借りてみた。
「ダルマ駅へ行こう！」笹田昌宏
車両を改造して駅舎にしたてたのをダルマ駅と呼ぶらしい。全国のダルマ駅を巡る旅の話なのだが、想像通り接続は悪く、周囲には（あまり）何も無いので大変なようだ。北海道にも多数あるようだが、通りがかった駅でも記憶がない。意識しなければ記憶に残らないということか。

「ひとくちの甘能」酒井順子
私は結構な甘党で、フレンチ・イタリアンのデザートは相当に甘い方が良いと思っているのだ。といいつつ、アメリカで食べたケーキには参った。

「父・力道山」百田光雄
息子だけあって正しい力道山の面が描かれている。決してそれだけではなかったかと思うのだが。

「つまらない手みやげですが」葉月二十一
最近取り寄せものが流行っているが、昔雑誌で連載されただけあって「今は取り扱っていません」というものが多く興ざめ。ウンチクに関してもどうかと思われる話もあるなあ。

スイカ出た

じめじめとした中、バスセンターから札幌駅まで歩き、ＪＲで琴似に移動。バー「Ｄ」へ。

最初の一杯は今月のフルーツ「スイカ」を使ったカクテルだ。スイカ＋レモンウォッカ＋ミントの葉の爽快なカクテル。ミントの香りが効いて、スイカを食べるよりスイカらしい感じだ。

２杯目は贅沢注文、グレンリベット１９６８カスクストレングス３９年である。ほど良い甘みと刺激、熟成はかなり進んでいるが腰砕けではない。アルコール度数が４０．７度まで下がっているのは非常に珍しいのではなかろうか。少ーしだけ、古びたような香りがした。

３杯目はポールジローオードヴィードヴァン２００６。これは全く熟成せずに出荷した透明なブランデー原酒。かなり荒っぽいが、最終形の味を予感させる風味がする。面白い。

最後にパーフェクトマティーニを飲んで帰宅。帰りもまだじめじめしている。