散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

真夏の東京(3) 8月24日

2007年08月24日 22時30分56秒 | 飲み歩き・東京
二日酔いで起床。朝食はカレーうどん。今日も同じコースで出勤する。

さて、研修の話をちょっと書くが、今回は「交渉とネゴシエーション」に関する2日間研修なのである。どちらかが一方的にメリットを得る交渉ではなく、WinWinの関係を築くための交渉である。研修の大部分が役割を与えられて行うロールプレイの時間になっている。私は結構乗りやすいタイプなので、殺虫システム販売員や、高級住宅販売員、外資系デパートの化粧品フロア長になりきる。多分、私に初めてあった人たちは「明るくて社交的な人だ」と思ったに違いない。

本日の昼食は食欲なく蕎麦と稲荷寿司。蕎麦は関西風の出汁だったが、ちょいと疑問。うどんならこれで問題ないのであるがなあ。昼休み中にららぽーと豊洲のUKIYO-e TOKYOへ。徒歩数分で行けるのである。現在やっているのは「隅田川で夕涼み」という展覧会。

50点くらいの展示であったが、特に花火を題材にした浮世絵が面白かった。江戸時代の花火は赤一色だそうで、まるで「撒きビシ」のようなトゲトゲの物体が宙に浮いており、言われなければ花火とは気がつきにくい。

その他にもひょろひょろした煙が「火星人侵略?」見たいなものや、光線が画面を横切り「殺人レーザー光線」のようなものもあるのだ。それから舟で花火見物をしている合間を”うろうろ舟”というのが回り、イカ焼きなどを調理して売っていたようである。当時の風俗画としても興味深いものであった。

さて、午後の講習も終了。社交モードを封印して、一人豊洲から勝どきへ。ホテルでしばし休憩後、まずは勝どきサンスクエアの地下「S」へ。下町(なのか?)らしく、ハイボールと煮込み、マグロ中落ちを注文。

マグロは海苔が添えられているのは良かったが、山葵がない。言うと出てきたのかなあ? 煮込みは”フワ”とどこの部位だろうか、串5本と結構なボリューム。これもちょっと私には味付けが濃い。ハイボールをもう一杯お替りして、つまみのボリュームにもやられて退散。毎晩飲んで、朝・昼飯もいい加減なものばかり食べていると、胃がやられてくるなあ。

勝どきは再開発が進んでおり、立ち飲みの隠れた名店「だぼはぜ」(店がなくなってしまったので、実名を出そう)が閉店してしまったようだ。”水の町”江戸をかすかに思わせる勝どき~月島~佃の雰囲気はわりと好きなのになあ。

佃まで歩いてから月島に戻り、腹が苦しいので結局バー「AT」へ。1杯目はジンライム。2杯目は苦い薬草系リキュールにしようとフェルネブランカのソーダ割り。

店は関西出身のご夫婦と常連らしき人、団体4人連れで盛り上がっており、人との会話に疲れていた私は今ひとつ参加できない。最後も苦いリキュール、ガンメルダンスクをロックで飲む。こりゃまた苦いなあ。バーのマスターに「苦いリキュールがお好きですか。うちももう一種類くらい入れれば良いでしょうか」と話をしてもらってから徒歩でホテルへ。

コンビニで珍しく週刊プロレスを購入。