散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20080407最近読んだ本

2008年04月07日 07時56分14秒 | 読書
「時間線の迷路 上下」ポール・アンダースン
西欧版「戦国自衛隊」のような話なのであろうか。全然詳しくないから辛かった(再読)。

「鬼平犯科帳15」池波正太郎
辰蔵と忠吾がぐっと良い役割で活躍(再読)。

「ライノクス殺人事件」フリップ・マクドナルド
わざとらしいほどに不愉快な登場人物が犯人なのか? クラシック作品なので、オチの衝撃度は決して高くはないが・・・

「残像」ジョン・ヴァーリー
作品すべてに何らかの思考実験が含まれている、奥深い短編集(再読)。

「空中ブランコ」奥田英朗
ずかずか患者の懐に踏み込んで来る精神科医伊良部が、いつしか色々な神経症の患者を治してしまう。非常に気持ちの良いストーリー。

「SAPPOROゆうゆうガイド」道新TODAY
小樽文学館で発見。1991年出版の札幌市ガイド。懐かしい店も多い。

以下、図書館の1冊。
「住基ネットで何が変わるのか」榎並利博
これはひどいな。広い意味ではあるが技術論に終始し「住基ネットバンザイ!」って感じ。勝手な費用対効果を述べているが、今こうなってしまった現実を踏まえて、住基ネットの意味を問いただしてみたいよな。多分「理念は正しい」とか、寝言を言うんじゃないだろうかと思えてくるのだ。但し、外字廃止論だけは間違いなく同感。


※話は変わるが、深夜にやっていた「宇宙戦艦ヤマト」が最終回を迎えた。私は最終話で非常に見たいシーンがあったのだ。デスラー砲で最後の勝負に出たデスラーだが、真田さんが冷静にスイッチオン。突然ヤマトが光り出し、デスラー砲のエネルギーをはねかえして、デスラー艦が木っ端微塵。この時、真田さんが何といったのかが知りたかったのである。

真田さんが「こんなこともあろうかと思って(開発しておいた)」と言ったという噂があり、あまりの都合よさに”こんなこともあろうかと”真田と言われていたのだが、はたしてその真実はどうだったであろうか。

実はデスラー艦を破壊した後「反射衛星砲を元に、ひそかに開発しておいた空間磁力メッキが役に立ったよ」と冷静に言っていたのが真相であった。いずれにせよ、なんとも都合の良い話には変わりなく、「こんなこともあろうかと」のイメージは消えない。