後はこぼれ話を少々。
***
「缶ジュースコレクションは理解されない」
缶ジュースをコレクションしていることを、理解してもらえないこともあった。旅行先でもスーパーで缶ジュースを買いに行き、「何買ってきたの?」と聞かれた時に「缶ジュース」って言うとだいたい怪訝な顔されるのだ。一番困ったのはハワイに行った時の帰りの税関である。
税関の人「何か申告するものはありませんか?」
私 (ややうろたえて)「い、いえ何も」
税関の人(怪しんで)「ほんとに何も買ってませんか?」
私 (動揺しながら)「ジュースとか、ラーメンぐらいで・・・」
税関の人(怪しさを確信して)「ではかばんを開けてみせて下さい」
まさかハワイでそんなものしか買わない人、いないのだろうなあ。
「缶ジュースを買うのは大変だ」
当時、珍しい缶ジュースをどうやって見つけていたかというと、やっぱり丹念に歩いて探すしかないのである。私は運転できないし、自転車にも乗っていなかったので、ひたすら歩くのみ。で、どんな所に行くかというと、
・デパートの地下食品売り場、物産館
・スーパー、コンビニ
・小さい個人商店
・自動販売機
という事になる。旅先では、デパートによく行くものの、できれば地元密着スーパーみたいな店のほうが面白いジュースが置いてあるのだ。コンビニは売れ筋商品しか置かないので、なかなか珍しいものには出会わない。今でこそ、自販機は売れ筋商品で固められているが、かつての頼りは自動販売機であった。
ということで、自動販売機を求めてひたすら歩くわけだが、これもなかなか大変なのである。今まで長距離歩いたことといえば、「大通り~真駒内」「琴似~新さっぽろ」とか、仙台3日間徒歩100キロとかハードなものがある。もちろん缶ジュース探しだけでなく見かけた古書店に入ったりもしていたけど。
「缶ジュースを買う時恥ずかしいこと」
普通にジュースを買う時に、恥ずかしいってことはないのだけれども、まれに捜し求めていたジュースを発見した時に「あっ!!」とか「ま、まさか幻の!!」と口から出てしまう事があるのだ。スーパーなんかだと、買い物しているおばさんに気持ち悪がられたりして、情けないのである。
あと困ったのは、普通に人と街を歩いている時も自動販売機を見る癖がついているので、「何見てるの?」と質問される事もしばしば。親しい友人ならともかく、なかなか「珍しいジュース探しているので」とは言いにくいものであった。
「こんなジュースはあるのか」
このシリーズでも、「しょうが」「アルファルファ」「キンカン」など珍しい素材のジュースを取り上げてきた。しかしこれだけさまざまな素材が使用されていながら、見かけた事がないのが以下の素材。
・カキ
・ザクロ
・栗
・びわ
カキとザクロはカクテルにしてもらったことがあるので、果汁がないわけではないようだ。栗は無理かなあと思いつつ、焼き芋炭酸ソーダがあったのだから、無果汁・栗フレーバーは可能だろう。びわは日本古来の果物なので、ジュースにならないものかなあ。
以上である。
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「缶ジュースコレクションは理解されない」
缶ジュースをコレクションしていることを、理解してもらえないこともあった。旅行先でもスーパーで缶ジュースを買いに行き、「何買ってきたの?」と聞かれた時に「缶ジュース」って言うとだいたい怪訝な顔されるのだ。一番困ったのはハワイに行った時の帰りの税関である。
税関の人「何か申告するものはありませんか?」
私 (ややうろたえて)「い、いえ何も」
税関の人(怪しんで)「ほんとに何も買ってませんか?」
私 (動揺しながら)「ジュースとか、ラーメンぐらいで・・・」
税関の人(怪しさを確信して)「ではかばんを開けてみせて下さい」
まさかハワイでそんなものしか買わない人、いないのだろうなあ。
「缶ジュースを買うのは大変だ」
当時、珍しい缶ジュースをどうやって見つけていたかというと、やっぱり丹念に歩いて探すしかないのである。私は運転できないし、自転車にも乗っていなかったので、ひたすら歩くのみ。で、どんな所に行くかというと、
・デパートの地下食品売り場、物産館
・スーパー、コンビニ
・小さい個人商店
・自動販売機
という事になる。旅先では、デパートによく行くものの、できれば地元密着スーパーみたいな店のほうが面白いジュースが置いてあるのだ。コンビニは売れ筋商品しか置かないので、なかなか珍しいものには出会わない。今でこそ、自販機は売れ筋商品で固められているが、かつての頼りは自動販売機であった。
ということで、自動販売機を求めてひたすら歩くわけだが、これもなかなか大変なのである。今まで長距離歩いたことといえば、「大通り~真駒内」「琴似~新さっぽろ」とか、仙台3日間徒歩100キロとかハードなものがある。もちろん缶ジュース探しだけでなく見かけた古書店に入ったりもしていたけど。
「缶ジュースを買う時恥ずかしいこと」
普通にジュースを買う時に、恥ずかしいってことはないのだけれども、まれに捜し求めていたジュースを発見した時に「あっ!!」とか「ま、まさか幻の!!」と口から出てしまう事があるのだ。スーパーなんかだと、買い物しているおばさんに気持ち悪がられたりして、情けないのである。
あと困ったのは、普通に人と街を歩いている時も自動販売機を見る癖がついているので、「何見てるの?」と質問される事もしばしば。親しい友人ならともかく、なかなか「珍しいジュース探しているので」とは言いにくいものであった。
「こんなジュースはあるのか」
このシリーズでも、「しょうが」「アルファルファ」「キンカン」など珍しい素材のジュースを取り上げてきた。しかしこれだけさまざまな素材が使用されていながら、見かけた事がないのが以下の素材。
・カキ
・ザクロ
・栗
・びわ
カキとザクロはカクテルにしてもらったことがあるので、果汁がないわけではないようだ。栗は無理かなあと思いつつ、焼き芋炭酸ソーダがあったのだから、無果汁・栗フレーバーは可能だろう。びわは日本古来の果物なので、ジュースにならないものかなあ。
以上である。