散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

缶ジュース夜話ファイナル

2008年04月17日 22時10分42秒 | Weblog
後はこぼれ話を少々。

***
「缶ジュースコレクションは理解されない」

缶ジュースをコレクションしていることを、理解してもらえないこともあった。旅行先でもスーパーで缶ジュースを買いに行き、「何買ってきたの?」と聞かれた時に「缶ジュース」って言うとだいたい怪訝な顔されるのだ。一番困ったのはハワイに行った時の帰りの税関である。

税関の人「何か申告するものはありませんか?」
私 (ややうろたえて)「い、いえ何も」
税関の人(怪しんで)「ほんとに何も買ってませんか?」
私 (動揺しながら)「ジュースとか、ラーメンぐらいで・・・」
税関の人(怪しさを確信して)「ではかばんを開けてみせて下さい」

まさかハワイでそんなものしか買わない人、いないのだろうなあ。

「缶ジュースを買うのは大変だ」

当時、珍しい缶ジュースをどうやって見つけていたかというと、やっぱり丹念に歩いて探すしかないのである。私は運転できないし、自転車にも乗っていなかったので、ひたすら歩くのみ。で、どんな所に行くかというと、

・デパートの地下食品売り場、物産館
・スーパー、コンビニ
・小さい個人商店
・自動販売機

という事になる。旅先では、デパートによく行くものの、できれば地元密着スーパーみたいな店のほうが面白いジュースが置いてあるのだ。コンビニは売れ筋商品しか置かないので、なかなか珍しいものには出会わない。今でこそ、自販機は売れ筋商品で固められているが、かつての頼りは自動販売機であった。

ということで、自動販売機を求めてひたすら歩くわけだが、これもなかなか大変なのである。今まで長距離歩いたことといえば、「大通り~真駒内」「琴似~新さっぽろ」とか、仙台3日間徒歩100キロとかハードなものがある。もちろん缶ジュース探しだけでなく見かけた古書店に入ったりもしていたけど。

「缶ジュースを買う時恥ずかしいこと」

普通にジュースを買う時に、恥ずかしいってことはないのだけれども、まれに捜し求めていたジュースを発見した時に「あっ!!」とか「ま、まさか幻の!!」と口から出てしまう事があるのだ。スーパーなんかだと、買い物しているおばさんに気持ち悪がられたりして、情けないのである。

あと困ったのは、普通に人と街を歩いている時も自動販売機を見る癖がついているので、「何見てるの?」と質問される事もしばしば。親しい友人ならともかく、なかなか「珍しいジュース探しているので」とは言いにくいものであった。

「こんなジュースはあるのか」

このシリーズでも、「しょうが」「アルファルファ」「キンカン」など珍しい素材のジュースを取り上げてきた。しかしこれだけさまざまな素材が使用されていながら、見かけた事がないのが以下の素材。

・カキ
・ザクロ
・栗
・びわ

カキとザクロはカクテルにしてもらったことがあるので、果汁がないわけではないようだ。栗は無理かなあと思いつつ、焼き芋炭酸ソーダがあったのだから、無果汁・栗フレーバーは可能だろう。びわは日本古来の果物なので、ジュースにならないものかなあ。

以上である。

20080417最近読んだ本

2008年04月17日 08時44分46秒 | 読書
「ちゃぶニチュード 日本全国マズイ店列伝」野瀬泰申
店のマズさ度合いをマグニチュードならぬちゃぶニチュードで表現。私は普通にダメな店って結構すきだけどね。値段が高いのに大したことがない店のほうが腹立たしい。

「彩紋家事件Ⅰ、Ⅱ」清涼院流水
奇術サーカス一座におきる謎の連続殺人(?)。今の所、奇術サーカスの舞台と手品の描写が延々と続くのみ。ま、昭和テイストもあり結構面白い。

以下、図書館の5冊。
「新幹線から経済が見える」小宮一慶
新幹線から見える立て看板を考察したり、隣席に人が座るかどうかという所から分かり安い経済話に仕上げている。

「経済ニュースの裏とオモテがよくわかる本」坂田拓也
「痛快!経済学2」中谷巌
まあ、いかなるジャンルでも安手な本ってあるよな。

「司法の病巣」産経新聞司法問題取材班
もう少し掘り下げが欲しかった。司法ってクローズな世界でありながら、さらに個々人の独立性が高いので無理がある業界なのだと思う。

「領事の仕事」大日方和雄
領事って「外国でよろしくやってんだろ」という印象を持ってしまうのだが、色々な範囲の業務を担当していることがわかる。