散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

久々に地元の居酒屋

2008年09月03日 21時06分44秒 | 飲み歩き・琴似界隈
今日は琴似神社祭で東側歩道が込んでいるため、それを避けてJR駅方向へ。ずいぶん久しぶりに琴似の居酒屋「F」へ。歩道から見えるカウンターが空いているようなので、入ってみたのだ。この店はいろいろな魚が手ごろな値段で食べられるため、いつも混雑しているという印象が強い。

秋刀魚から揚げを通しに、まずはビールだ。ここ最近の残暑(といっても30度は越えない)で、朝などは寝汗をかいて起きてしまう。まだビールの季節は続いている感じだ。カウンター客へのサービスであろうか、板さんから、カスベとイカ軟骨の唐揚げを手渡された。それをポリポリ食べながら、メニュー選択。この店はメニューが多くて選ぶのが大変なのだ。



今日のお勧めのなかから、ホッキ刺身にしよう。すぐに到着したホッキはもちろん新鮮、かなり大振りの貝で、貝柱・ヒモの部分もついてくるのが嬉しい(ま、当たり前だが)。香りの良い山わさびで食べる。



続いてマグロホッペバター焼き。肉っぽいマグロにオニオンスライス、マヨネーズ、一味などをあわせて食べる。これも食べごたえ十分。飲み物はここで国稀に切り替える。そういえば、国稀酒造の揉め事は落ち着いたのだろうか。



最後に食事代わりに茶蕎麦。実はこれだけがちょっと残念な感じ(もう一つ冷たく引き締まってない)だったのだが、久々の活気あふれる店と料理を堪能した。さて、もう一軒はいつものバー「D」だ。

9月の新入荷に切り替わった1杯目はボイエル・エ・サンドリ・ミュラートゥルガウというグラッパ。グラッパ特有の香りがするが、ぶどう風味が強く果実由来という感じが強くする味だ。

2杯目はアドニス。オレンジピールの香りがアクセント。3杯目はシェリー+シェリーカスクのラム酒。すなわちジャマイカマティーニのレシピに近いのだが、甘みと風味の強いラム酒の力が感じられる。

最後にラフロイグ18年カスクストレングス(SMWS)。刺激のなかにも甘さ、スモーク、マイルドな味わいとさすがによく出来た酒だ。恒例のタイトルは「sock tingling(ちくちくする靴下)」。ぜひ味わいを想像してほしい。

結構飲んで終了。まだ水曜日だ。


20080903最近読んだ本

2008年09月03日 06時49分37秒 | 読書
■「新しい太陽のウールス」ジーン・ウルフ
全4冊からなる前のシリーズを完全に忘れているので、少々きつかった。

■「鬼平犯科帳23」池波正太郎
再読。

■「殺人現場はその手の中に」柄刀一
それぞれに工夫のある短編集。本にあるちょっとした仕掛も楽しい。

以下、図書館の6冊。
■「乙女の東京」甲斐みのり
私はもちろん乙女ではないのだが、美術館散策のあたりは趣味が合う。

■「東京の階段」松本泰生
タモリの”坂道”といい、いろいろなジャンルに詳しい人がいるなあ。この人は階段マニアというわけではなく、大学のフィールドワークとしてやっている模様。私がピンと来るのは、谷中の「夕やけだんだん」くらいだ。

■「館を行く」篠田真由美
建築探偵桜井恭介(もちろん作中の人物)が作者と有名建築を旅するのだ。内田康夫にもこういう形態の作品があったが、ファンには嬉しいのだろうか。

■「ダム」萩原雅紀
「ダム本」というのを読んでみたいと思っていたのだ。意外と一つ一つ個性的なダムに驚き。これはそれぞれにファンがついてもおかしくない。

■「町並」森田敏隆
割ときちんとした景観地区の写真ばかりのようで、綺麗だが面白くはない。

■「集客都市」橋爪紳也
今の都市エリア(領域)のまま人口減になっていくため、コンパクトシティ化が必要という理屈は分かる。その先の主張が特に読み取れない。