散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20080915最近読んだ本

2008年09月15日 22時47分39秒 | 読書
■「ギガース3」今野敏
いよいよ木星圏の謎と、戦争開始自体の秘密が解き明かされてきた。

■「サスツルギの亡霊」神山裕右
南極で義兄が死亡した。その謎を解くために南極探検隊に参加した主人公だが、その身に危険が迫る。もう一つ、舞台が南極ならではという感じにならなかったが・・・

以下、図書館の6冊。
■「他人を許さないサル」正高信男
酒飲みながら雑談しているレベルだなあ。

■「あなたは人にどう見られているか」松本聡子
新書でもちゃんとした本もあるのだがなあ。どこかできいたようなマメ知識に自分の意見(らしきもの)を1ページくらい付け加えると、1冊出来上がり。

■「大人の街歩き2 札幌・小樽・富良野・函館」
他県でいうと考えられないくらいの広いエリアを1冊にまとめた観光本。ちょっと小樽に行こうと思っているので参考になるかと思ったが、ならなかった。

■「意義あり!」二見喜章
反原発のスタンスに偏りすぎるマスコミのあり方を問う本。私の原子力発電所へのスタンスは次のようなものになる。
・現在の電力需要からして、原子力発電の必要性はあり(不要という人は電気使用量を3分の2に減らすこと)。
・しかし人類のこれからを託すべき発電方法ではないのは明らか。
・政府、というより人類のレベルで将来のエネルギー供給方法とマイルストーンを明確にする必要がある。

以上。

■「わかるインターネットセキュリティ」御池鮎樹
1箇所を除いて役に立つことなし。

■「シングルモルト超入門」土屋守
特徴を知るために3杯飲み比べなんて、バーでやれば良いと思うのだよな。その反面、自分で勉強して背伸びしてバーに行くというのも、必要なことだよな。

20080915ギャラリー巡り

2008年09月15日 16時12分07秒 | ART
本日はADPギャラリー→札幌市写真ライブラリー→NHK→ギャラリー創→時計台→STV北2条→さぱら→門馬の8箇所。

■ADPギャラリー「小樽商科大学写真部新人展AND企画展」。飯田汐李のバケツの中で水面がうねっている写真はタイミングが面白い。風間晴香の作品は何点か裏焼になっていると思うのだが(※)、意図が分からない。

※Tシャツの文字が逆になっているのが2枚、右手に腕時計をしているのが1枚・・・もちろん時計を右手にする人(左利きの人も含めて)もいると思うが。

■STV北2条ビル「香取正人風景画展」。かなり点数が多く、香取ワールドになっていた。普段、階段の壁に貼ってある亀山作品は今回も外されたままだ。

■ギャラリー門馬「杉吉貢墨絵展」。墨絵によくある竹と笹の向いに、妙に気になる年配の女性の顔。視線が強く、果たしてどこを見ているのか。

「京都造形芸術大学大学院 神内・名和ゼミ・教員と学生とゲストアーティストによる「小立体・ドローイング」展」。これは非常に面白かった。京都の学生の作品を見る機会などなかなかあるまい。

まず、藤井秀全の作品が素晴らしい。「Color#11」は細いテープと偏光フィルタで作ったらしいのだが、宝石のように、そこに異次元世界が発生したように光が輝く美しさに息をのむ作品だ。

続いて近美でも出品していた名和晃平の「PixCell-Toy-Kewpie」。小さなキューピー人形の形をなぞるようにガラス球を貼り付けたもの。

それから中石信洋「Layer Drawing#001~009」も面白い。重ね合わせた透明フィルムに画を描いて、全体として立体にも見えるような作品なのだ。技法としての可能性を感じる作品でもある。

***
ところで今日は暇だったので、血迷って大通からギャラリー門馬まで歩いていった。その途中で、見たもの。

朝・昼・夜と料理を手作りしているのに、自称「ずぼら」な店。



ボンボランって何? パタリロに出てきそうだ。


札幌には少ない

2008年09月15日 12時54分47秒 | 食べ歩き
タイ料理を食べられるところがないものかと探してみたが、夜はあれど昼間開いている店は札幌にはほとんど無いようだ。1軒見つかった北12条付近の「S」へ。



昨日と同じメニューでグリーンカレーにしてみた。



ココナッツの香りは同じ。具材の鶏肉と竹の子は同じ。半切りのゆで卵が入っているのと大根が使われているのが違う所かな。ご飯(日本の米か?)にかなり多めにかけて食べてみた。

ふむ、基本的な味のタイプは同じだ。辛味が少々強いかもしれないが、問題なく食べられる味つけ。途中で唐辛子をつけたナンプラーをたらしてみる。おっと、これがちょっと特徴のある香りだが、味のコクを出すのに効果ありだ。そして漬け込まれていた唐辛子成分で、辛味もじわりと強化される。

ということで、少々の違いはあったが大体琴似で食べたのと同じ方向の味であった。たまに北12条にはくるので、また来てみたい。