散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20120723最近読んだ本

2012年07月23日 20時44分42秒 | 読書
■「彩紋家事件1~3」(数字は本当はローマ数字)清涼院流水
再読。

■「OUT OF CONTROL」冲方丁

■「アフィリーの遺産 ペリーローダン429」マール
人類に新たなる巨大宇宙船バジスがもたらされた。果たしてこの船の使命は? いやー、巨艦主義者は燃えますなあ。

■「リバース」北國浩二
別れた恋人が殺される予知イメージ(ヴィジョン)を見た主人公は、陰の立場から女性を守るはめに。しかし、どう見ても周囲からはストーカーにしか見えず、果たして女性を守ることはできるのか。ヴィジョンは真実なのか。ちょっとストーリーとして硬い所があったが、まあ面白かった。

以下、図書館の3冊。
■「この国の「問題点」」上杉隆
間違いなく沢山の問題点がある。おおむね、既得権者が権利を手放さないことによるものと思う。

■「しのびよる破局」辺見庸
こちらも同じような話。そして既得権者とは自分の事である。

■「ギリシャ危機の真実」藤原章生
ヨーロッパ文明の源流でもあり、ある意味とても人間的な暮らしを楽しんでいるギリシャの改革は難しいものがあるのだろう。ところで、この本を読んでギリシャは400年もの間オスマントルコ帝国に支配されていたことを知った。まあ、世界史を取っていないゆとり世代はこんなもんだ。

20120722ギャラリー巡り

2012年07月22日 15時35分41秒 | ART
昨日はギャラリー巡りをさぼってしまったので、今日あらためて出動である。エッセ→大丸→スカイホール→資料館→三岸→近美の6か所。

■三岸好太郎美術館「三岸好太郎の世界 貝のまぼろし」。出品作はいつもと変わらず。弥永美術館より借用・寄贈、濱滋氏より寄贈された貝の標本が展示されていたところが、一工夫か。



「三人家族」:これだけ初見かも。母と女児と男児が描かれていると思ったら、その隣の結構似ている作品のタイトルが「二人の姉妹」。もしかしたら、こっちも姉妹なのかもしれない。

こんな感じで貝殻の展示が。



三岸作品に登場する貝の種類解説だ。結構、実物に即して描かれている模様。

 

ところで併設されている喫茶コーナー「きねずみ」が当分お休みになっていた。経費節減か、節電のためか。



座って無料のお茶を飲む。



なお、次回展の「<猫>が気になる。」では、長谷川潾次郎、熊谷守一、斎藤清、稲垣知雄、桂川寛等の猫関連作品が出品される模様。

■北海道立近代美術館「東山魁夷展」。怒られそうだが、正直そんなに興味がない人なのだ。だって、デパートで売っている版画を見ると、「絵はがきみたいだなあ」としか思えないんだもの。しかし、やはり優れた作品もあることが分かった(←今さら?)。

「南天」:朦朧とする前の作品。シャープにして上手い。
「残照」:山が連なっているのだが、どこまでも左右に展開しているので、かえって開放感がある。
「道」:ちょっとした斜め具合、急カーブで先が見えなくなるあたり、構図の計算が素晴らしい。

「秋翳」:非常に上手い抽象化度合いである。日本昔ばなしの山のようでもある。
「暮潮」:右上がりでグレーの海面。色彩・構図ともに申し分ない。
「白夜光」:暗緑色の森と白銀の湖。黒から緑への変化にさまざまな色彩が見える。

■北海道立近代美術館「これくしょん・ぎゃらりい」。ロビーでは「ふれるかたち」が開催。最初は「蓬春・英遠・球子-北海道が生んだ日本画の巨匠たち」からスタート。

山口蓬春「向日葵」「籠中春花」「紫陽花」:この3作は初見だと思う。
片岡球子「桜島の夜」:炎をあげる赤い山、叫ぶ人、倒れる人、石ころ。画面上大爆発である。
岩橋英遠「虹輪」3部作:3点そろいなので、宗教画のように見える。中心はブロッケン現象、左右には冷たく蒼い海と、ほんわかとした雲が描かれている。
岩橋英遠「彩雲」:やっぱりこれは傑作だ。雲と空の色彩といい、雲が切れ切れになって行く所といい、素晴らしい。



その他「アール・デコの理想郷-ガラスに見る古典と装飾の美」「壁の上の冒険-現代作家のレリーフ表現」をやっていた。

帰り道、駐車場閉鎖の案内があった。私は車に乗らないので、関係がない。可能な人は公共交通機関で来るべきである。車でないと移動が困難な人はどうしたものか。安易にタクシーを使えとも言いにくいしな。


代えがたいカレー

2012年07月22日 11時29分03秒 | 食べ歩き
本日はしばらく前から食べたいなあと、頭に浮かんでいた、狸小路のカレー「D」へ。狸小路のベンチで開店を17分程待ってしまった。

注文はいつものカシミール、ラム肉で。ご飯は大盛り(無料)にしてもらうが、それほど大盛りという訳でもない。今日は珍しくラッシー(食事時は100円)も注文してみた。

早速のカレー。何とも美味しそう。



少しずつご飯にかけて食べる。サラサラの液状カレーが、ご飯と混じるその旨さよ。今記事を書きながらも、味を想像するだけで舌の横がキュッとなってくる。もちろん酸っぱい訳ではなく、スパイス感をイメージするとそういう風になってしまうのだ。不思議なものである。

食べ進む途中で、少しだけ辛味スパイスを追加。さらにレモンをご飯に絞りかけると、これまた味が少し変化する。

食後にラッシーを飲むと、これがあまり甘くないさっぱり味。100円だったら注文した方が満足感があるなあ。


→写真はピントが合わなかった。


20120721最近読んだ本

2012年07月21日 22時40分07秒 | 読書
■「ルーヴル美術館の楽しみ方」赤瀬川原平、熊瀬川紀
少し斜めの視点から、ルーヴル美術館及び、所蔵作品を見る赤瀬川ならではの本。しかし、トマソンは発見できず苦しんだ模様。

■「密室殺人ゲーム2.0」歌野晶午
お互いにクイズを出すためだけに殺人を犯す殺人ゲームの話。人の命を何だと思っているんだという批判はあろうが、提示される謎、意外な解決共に、話としては非常に面白い。

■「あなたの中の異常心理」岡田尊司
子供の頃の愛情欠如、暴力などが尾を引くというのが、定説なの?

■「カラット探偵事務所の事件簿2」乾くるみ
ミステリマインドあふれ、小さなギャグ、妙な豆知識も楽しい本。

以下、図書館の3冊。
■「サウスバウンド 上下」奥田英朗
不良中学生とのイザコザ、昔過激派で今はグータラな父親に悩まされる主人公。突然、西表島に移住してからは自然や島の人々に触れ、すっかり悩みがなくなる。しかし、リゾート開発会社に土地の不法占拠を指摘され、父親が立ちあがった。最初はあまりの強引さに、父親にはついて行けないと感じるのだが…。こういう少年の気持ちって、誰しも少しは残っているよね。

■「せんだいノート」仙台・宮城ミュージアムアライアンス

■「全国神社味詣」松本滋

酒を抜け

2012年07月21日 12時37分53秒 | 食べ歩き
昨日は調子がそれほど良くなく、本日は二日酔い気味。朝食は至って控えめに、昼食は東京で買ってきた泰式酸辣湯麺=トムヤムラーメンというのを食べることにした。





麺は平凡だったが、スープは酢っぱ辛く、なかなかそれらしくできている。最後にスープを飲んだら、汗がダクダクと出てきた。これで昨日の酒は抜けたので、今日も飲むことにしよう。

3人なら何とかなる!

2012年07月20日 21時50分32秒 | 飲み歩き・琴似界隈
今日は3人が集合し、琴似の中華料理店「SS」での飲み会だ。この店はなかなか料理が美味いので、ぜひ夜行ってみたいと思ったのだが、どうにも一人では構想が膨らまない。今日は3人いるので、何とかなるだろうという考えだ。

まずビールを頼んで、エビせんとホルモン唐揚げから。ホルモンの臭みが全くなく、軽やかな唐揚げだ。

続いてムール貝の炒め物。ピリ辛味とムール貝の旨みがピッタリ。それからエノキに旨みがしみ込んでいるところも実に美味い。このエノキは凄いね。



次は砂肝ときゅうりの辛味あえ。これはつまみにピッタリ。


→食べかけ失礼。

中華ならではの香港式餃子を注文。かぶりつくと、少し口の横から汁がもれてしまった。旨みたっぷり、しかし大きなサイズだね。これを一人で注文すると3個食べることになるのだが、他のものが食べられなくなりそうだ。



最後に酢豚を食べて終了。酢豚も肉がボール状になっていて、しかも柔らかいのだ。思ったより食べられなかったのは、エビせんが結構きいたからかな?

反省点は飲み放題に紹興酒が含まれない点だ。しかし、ウェイトレスのお姉さんもいい感じだったし、再訪ありだな。腹の減っている時に来て、うまく注文のボリュームを見極められれば、一人でも3品と紹興酒2杯くらい行けそうだ。

2軒目はバー「D」には満席でふられ、バー「M」へ。日に当たりすぎたのと、夕方の立ち飲みが効いてきて、竹鶴ハイボールとジンフィズの2杯でダウン。何とか自力で帰れるうちに、帰ろう。

20110720ギャラリー巡り

2012年07月20日 17時26分20秒 | ART
本日のギャラリー巡りは大通→アルテポルト→富士フイルム→北翔クロテック月寒ドーム→HOKUBU記念絵画館→市民→大同→たぴお→時計台→道新→三越→さいとうの12か所。

■北翔クロテック月寒ドーム「黄河大恐竜展」。福住からドーム方面に行く人が結構いるなと思ったら、大人気だったのがキノシタ大サーカス。開場直前だったので既にチケットは売り切れていた。「当日券、あるんじゃない」なんて、安易な気持ちで行かない方がいいと思う。それから福住→ドーム間は全く日を遮るものがない。気温の割に、めまいがしそうなほど暑かったので、要注意である。





赤白のツインドームを眺めて、私は大恐竜展の方へ。



おっと、会場内に入ると結構閑散としているな。夏休み前の平日だから、こんなものなのだろうか。会場内は写真撮影OKだったのだが、どこまで公開して良いものだろうか。少し宣伝しても良いような気もするし…

ということで、割と前半の3体勢ぞろい。シュウロング・ユエルニ、ランジョウサウルス・マグニデンス、ジンタサウルス・メニスカスが並んでいる姿は見ごたえがある。



中盤の多分会場内で2番目に大きいキャオワンロング・カンシイ。とにかくデカイ!



一番大きいのはダシアティタン・ピンリンギという恐竜なのだが、これは本当に驚くほど大きい。胴体から首の先に向けて視線を移動するのだが、何回見ても「さすがにこの辺に頭があるだろう」と思える所より、さらに3メートルくらい先に頭がついているのだ。

もう一つ今回の目玉は動くティラノサウルス、ステゴザウルス、アパトサウルスである。結構リアルな動きをするので、ワンワン泣いている子供が何人かいた。確かにこんな奴に出くわしたら、全く身動きができずに食われてしまうと思う。

さて、全体的な感想だが、目玉展示はあるものの、去年の恐竜展に比べると展示密度が薄いかな…。

■HOKUBU記念絵画館「加藤八洲画集刊行記念 花と北海道」。それほど興味が湧かない感じもしたのだが、なかなか面白かった。
加藤八洲「濃霧」:陽は射しているが、濃い霧がかかっているのだろう。灯台と湿原、花が描かれているのは釧路近辺か、根室近辺だろうか。
加藤八洲「北辺の花」:つつましい花だが、白・ピンク・黄・赤と競うように咲いている。
加藤八洲「ローマの馬車」:馬車の影が路面に落ちているところのみ、レンガ敷きが見える。

関野準一郎「江差」:木造4階はあろうかという建物を手前に、夕焼と巣に帰る鳥の群れを描いたもの。
関野準一郎「昭和新山」:民家の間から山と煙がぬっと立っている。雲まで山のオーラのような描き方だ。
関野準一郎「泊鰊御殿」:立派な鰊御殿と手前で網を繕う人々の対比。

加藤八洲「高千穂」:青空、紫の山、黄色の草原、今の花に赤い葉っぱと一見無茶な色彩でうまくまとめている。
徳力富吉郎「弥勒菩薩」:背景の木目と菩薩像のあえてはっきりつけたグラデーションが効果的。

加藤八洲はやや幻想的な感じ、関野準一郎(準のさんずい部分はにすいか?)はすっきりと明快な作風。徳力富吉郎は「花びらの形など決まってないんだ」という遊びのある感じで、三者三様だった。加藤八洲のスケッチを自由に見ることができて、特に魚の種類の豊富さ(ガヤ、油子、オオカミウオ、ウグイ、虹鱒、縞ソイ、黒ソイ、あいなめ、たかのは鰈、かじか)に、全て見てしまった。

休憩していると「ラファエル前派展」の画集があったのでこちらも見てみたが、プリンセプの「シンデレラ」にやられた。思わず心の中で「ほれてまうやろー」と思ったりして。

それから帰り際に加藤八洲の絵はがき8枚セットを全員に配布しているとか。なかなか良いものであった。

喉の渇きが限界! と思ったら、千歳鶴酒ミュージアムにたどり着いた。仕込み水で喉をうるおす。



■ギャラリーたぴお「抽象展5th」。
鈴木悠高「Yellow&Green」:これまでも黄色の下に緑をしのばせていたりはしたのだが、ついに前面に登場。黄色との親和性のよい色彩ということか。

夕方の一杯

2012年07月20日 15時44分18秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
昼食が11時、夜の待ち合わせが19時とあって、途中で一杯やっていこう。とてもお得なセットのある立ち飲み「S」へ。最初は黒ビールから。ビール禁止令も、この一瞬は停止させてもらおう。



くぅー、冷え過ぎていて味が分からないかもしれないが、今日はこれが嬉しい。まずはつまみの1品から、キムチを食べる。



おでんの2品ははんぺんとロールキャベツ。はんぺんなどつまらない食べ物と思っていたが、先日テレビを見ていて食べたくなった。出汁が美味しいので、良くあうね。



焼き物の2品は鳥としし唐。これまたなかなか美味しい。飲み物は麦焼酎のロック。



この店に腰を据えてやるならば、さらに追加注文するところだが、ちょっと一杯やるにはこれで十分だ。店側からするとダメ客かもしれないが、勘弁してちょうだい。

平日でなくては行けない食堂

2012年07月20日 11時34分02秒 | 食べ歩き
本日は休暇を取って、運転免許の更新をしに行く。基本的に運転をしないので、免許を返納して運転経歴証明書にしてしまうか、という考え方もあるのだが、そこまでは踏み切れない。

手続きは非常に円滑。ちょっと不安だった視力も問題なかった。しかし、交通安全協力費の支払いをちょっと強めに求めてくるのは、腹が立つなあ。一回断ったのに、ダメ押ししてきやがった。

ただし、人によっては随分丁寧で、講習室でちょうど空調が当たる席に座っていたのだが、「冷房、効きすぎてませんか。席を移られても良いですよ」等と言われてしまった。なんだかかえって不気味だ。

手続きと講習会の間に、平日でなくては行けない「H」グリルへ。まだ時間が早いので、席はガラガラだ。



さて、今日は何を食べようか。一番オーソドックスなA定食480円を食べることにしよう。



今日のA定食はチキンピリ辛味噌焼きとエビカツ、ご飯、味噌汁のセットである。全貌はこんな感じ。



チキンピリ辛味噌焼きにクローズアップ。味付けは味噌クリームピリ辛といった、ちょっと不思議な感じ。エビカツはエビがたっぷり入っていた。こいつはソースで食べる。



お茶を飲んで終了。まあまあである。

閉店147

2012年07月18日 20時33分52秒 | 写真館

酔っ払って歩いていると、ショッピング一条のシャッターに張り紙があった。中華料理店の「S」が閉店したようだ。特に理由は書いてなかったが、35年営業していたそうである。

古いため、決してキレイとは言い難い店であったが、以前食べた五目ラーメンは具材を油通しして、ほど良く懐かしい味に仕上げてあり、悪くないものであった。

わいわい酒場

2012年07月18日 20時30分24秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
2軒目は狸小路付近の居酒屋「I」へ。テーブル席はほぼ満席だったが、幸いカウンターはすいていた。恒例の黒ホッピーを注文し、通しは冷奴。何も食べていなかったので、腹が減ってきた。



さっぱりとタン刺し。あれ、ちょっと小さいかな。



続いて煮込み。とろける甘さで、これは美味い。



一番注文することの多い、シロタレ。2本目には唐辛子をかけて食べる。



焼酎のおかわりもしたので、猛烈に酔っ払ってきた。今日はこの位にしておこう。

早い時間からバーへ

2012年07月18日 19時18分11秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
今月の頭からいろいろバタバタしていたが、取りあえず一段落。今日の会議も円滑に終わったので、開店直後のバー「N」へ。1杯目はミント・ジュレップを飲んでみよう。



このロングスタイルに騙されてはいけない。ウィスキーたっぷりのカクテルである。

2杯目はカウンターに並んでいた兄弟ボトルから、ちょっと珍しいダルユーイン15年を頼んでみた。



アルコール度数が50度とあって、ほど良くパンチの利いた感じ。味はスペイサイドとあって、わりと中庸である。しかし今、考えてみると、開封したばっかりだったので、ちょっと加水して見る手はあったかな。

3杯目はサウダージにちょっとだけタリスカーを追加してもらうという、スモーキーサウダージだ。



これはウィスキーの香りもなじんで一体感のあるカクテルになった。

まずは3杯にしておいて、もう1軒行くか。そういえば、桃を頂いてしまい、ありがとうございました。

こりゃ失敗した

2012年07月17日 18時02分47秒 | 食べ歩き
本日はまた長い一日になるため、18時頃、夕食を取りに外出する。ふらふら歩きながら、結構いつも前を通りかかる中華料理店(特に名前を秘す)へ。メニューから八宝菜定食を選択してみた。

具材を油通しする音が聞こえてから、炒める音がしているので、期待は膨らむ。やがて定食が到着。中華スープではなく、味噌汁、それから浅漬けつきである。

さて、早速食べてみると…。うーん、片栗粉のダマができているな。具材の豊富さ(白菜、ニンジン、きくらげ、うずら卵、豚肉、海老、イカ、レバ、ピーマン、長ネギなど)はOK、味付けは多少濃いめだが、まあこれは許容範囲内だろう。しかし、素人が作るんじゃないんだから、ダマはまずいだろ…。



他のお客さんがいなかったのも、そういうことなのだろうか。結構、昔からある店なので、得意メニューもあるのかな、などとモヤモヤしたものを抱えつつ、会社に戻るのであった。

20120716最近読んだ本

2012年07月16日 21時43分44秒 | 読書
■「浜村渚の計算ノート3と1/2さつめ」青柳碧人
数学好きの人が集うホテルで、密室殺人と隠された宝の謎に数学を駆使して挑む。

■「カンナ 吉野の暗闘」高田崇文
役行者から空海への流れや、吉野の桜の秘密、また何故女人禁制となっているかなど、興味深い謎が語られる。一般的に女人禁制といえば、ケガレ問題や、山の神が怒る等というイメージだが、この本で語られる解釈は成程と思わせるものがある。

■「O.tone vol.45」
今回は焼肉特集。会いに行ける名作は片岡球子の「葛飾北斎」が取り上げられていた。

■「カーニバル 五輪の書」清涼院流水。
再読。

以下、図書館の4冊。
■「新幹線を運転する」早田森
強烈なプロ意識と緻密な運転技術に支えられていると思う。昨今では色々な分野で技術継承がうまく行ってないのではないかと思わせることがあるが、ぜひ日本の鉄道の正確さは維持して欲しいと思う(但し、定時運行だけが目的化してしまっては困るが)。

■「じゃあ、北大の先生に聞いてみよう」中島岳志編
やっぱりこういう解説は必要だと思う。「小さな政府」論の説明は、初めて腹に落ちる感じがした。

■「北海道のワインを旅する」阿部さおり
ここで紹介されているワインは札幌駅前のホテルのワインサロンで結構飲めるので、お勧め。ワイナリーに行くには車が必要だし、そうなると飲めないしという問題点が解決されると思う。

■「東京便利帳」目からウロコの編集部/東京ご近所彷徨班編
7年前の本なので、スカイツリーの話は全くなし。リニューアルすれば、面白いガイドブックだと思う。