悪徳セールスマンに学ぶ、究極の交渉術- 日刊SPA! 2011年11月15日
http://news.infoseek.co.jp/article/spa_20111115_00089228
飛び込みの訪問販売は1000軒回って一度もドアを開けてもらえないのもごく普通のこと。そんななかで、高額商品を買ってもらうには独特のテクニックを駆使する必要がある……。こう語るのは全国展開の訪問販売会社を経営していた三宅義人氏だ。トップセールスマンとして君臨した三宅氏にその究極のテクニックを聞いた。
「客から進んで高額商品を買ってもらうために、まず錯覚を起こさせる。警戒心の強そうな団地を攻める場合、何日も前から売りたい商品の空き箱を大量にゴミ箱に捨てておく。住民の目に触れさせておいてから、セールスするんです。警戒している客も、隣近所が購入した商品ならガードが下がるもの。さらに『特別に』と断って、ダミーの購入者リストを見せてあげるんですが、そこに『職業・公務員』の顧客を忍ばせておけば、より信用されます。公務員の社会的信用は絶大ですから」
営業には「仕込み」と「演出」が必要という訳だ。「そもそも私たちの売るものが良い商品なわけがない。しかも高いし。だからこそ、マイナスをプラスに転じる話術が必須になるんです。例えば、私たちの名刺には会社のHPのURLがないんですが、そこを客に突っ込まれたら、少しでも安く提供するためにあえてHPは作らない、と説明します」
確かに三宅氏の商売の仕方にはいろいろな問題点がある。しかし、そこには我々も見習うべき交渉のキモが隠されているようだ。
う~ん。一昔前ならまだしも、今時こんな初歩的な詐欺に逢う人の方が珍しいと思うのですが、家族に痴呆の入った方や孤独な方がいる場合、それを狙い撃ちされる可能性もありますし、FPブログとしては、無駄な出費を抑え込むことが、運用よりも更に効率的な資産形成にもつながることから、あえて当該記事を晒し物にすることで、少しでも悪徳業者の手口を晒し出すと共に、詐欺被害の防止に努めたいと思います。
1、私たちの名刺には会社のHPのURLがないんですが、そこを客に突っ込まれたら、少しでも安く提供するためにあえてHPは作らない
→ 10年前ならまだしも、今では無料ブログでもかなり凝った作りが可能で、またビジネスブログも低価格の料金で更新等の各種サービスまで引き受けてくれる業者が日本全国にあります。
100歩譲って農家のような個人事業主でも、今時簡易HPに問い合わせフォームくらいは保有していている(この場合はスポットでHPを作成してもらいます)はず。
もしHPがなく会社名を入力して「詐欺」あるいは類似のキーワードがヒットするようならば、その業者との取引は控えた方が無難ですし、HPを保有しないこと自体が、対一般向けに真っ当なビジネスをするつもりがないと考えるのが妥当でしょう。
同様の理由で、固定電話がなく連絡先が携帯電話になっているのも疑ってかかる方が無難。(悪徳訪問販売員が女性の場合は、身の安全のため と言った言い訳をするかもしれませんが、決して信じてはなりません)
本気でビジネスをするつもりならば(自宅の家電と兼任のパターンはあっても)固定電話回線を引くのは少なくとも日本ではビジネスマナー。一雇われ人ならともかく、ビジネスをやろうというものが携帯電話しか保有していない場合は、騙した直後に連絡が取れなくなるように雲隠れする可能性が大 と受け止めた方が無難でしょう。
2、ダミーの購入者リストを見せてあげるんですが、そこに『職業・公務員』の顧客を忍ばせておく
→ 真っ当な業者ならば、間違っても購入者リストなど見せません!(個人情報保護法に抵触します)
これもタレントの宣伝を利用して儲ける手口と同一の詐欺パターンでしょう。
3、売りたい商品の空き箱を大量にゴミ箱に何日も前から捨てておく
→ この手口はおそらく今でも通用すると思われます。悪徳業者から見れば、失敗したところで損失は所詮は箱代と印刷代。100人に1人、いや1000人に一人でも騙されてくれれば十分元は取れます。
http://news.infoseek.co.jp/article/spa_20111115_00089228
飛び込みの訪問販売は1000軒回って一度もドアを開けてもらえないのもごく普通のこと。そんななかで、高額商品を買ってもらうには独特のテクニックを駆使する必要がある……。こう語るのは全国展開の訪問販売会社を経営していた三宅義人氏だ。トップセールスマンとして君臨した三宅氏にその究極のテクニックを聞いた。
「客から進んで高額商品を買ってもらうために、まず錯覚を起こさせる。警戒心の強そうな団地を攻める場合、何日も前から売りたい商品の空き箱を大量にゴミ箱に捨てておく。住民の目に触れさせておいてから、セールスするんです。警戒している客も、隣近所が購入した商品ならガードが下がるもの。さらに『特別に』と断って、ダミーの購入者リストを見せてあげるんですが、そこに『職業・公務員』の顧客を忍ばせておけば、より信用されます。公務員の社会的信用は絶大ですから」
営業には「仕込み」と「演出」が必要という訳だ。「そもそも私たちの売るものが良い商品なわけがない。しかも高いし。だからこそ、マイナスをプラスに転じる話術が必須になるんです。例えば、私たちの名刺には会社のHPのURLがないんですが、そこを客に突っ込まれたら、少しでも安く提供するためにあえてHPは作らない、と説明します」
確かに三宅氏の商売の仕方にはいろいろな問題点がある。しかし、そこには我々も見習うべき交渉のキモが隠されているようだ。
う~ん。一昔前ならまだしも、今時こんな初歩的な詐欺に逢う人の方が珍しいと思うのですが、家族に痴呆の入った方や孤独な方がいる場合、それを狙い撃ちされる可能性もありますし、FPブログとしては、無駄な出費を抑え込むことが、運用よりも更に効率的な資産形成にもつながることから、あえて当該記事を晒し物にすることで、少しでも悪徳業者の手口を晒し出すと共に、詐欺被害の防止に努めたいと思います。
1、私たちの名刺には会社のHPのURLがないんですが、そこを客に突っ込まれたら、少しでも安く提供するためにあえてHPは作らない
→ 10年前ならまだしも、今では無料ブログでもかなり凝った作りが可能で、またビジネスブログも低価格の料金で更新等の各種サービスまで引き受けてくれる業者が日本全国にあります。
100歩譲って農家のような個人事業主でも、今時簡易HPに問い合わせフォームくらいは保有していている(この場合はスポットでHPを作成してもらいます)はず。
もしHPがなく会社名を入力して「詐欺」あるいは類似のキーワードがヒットするようならば、その業者との取引は控えた方が無難ですし、HPを保有しないこと自体が、対一般向けに真っ当なビジネスをするつもりがないと考えるのが妥当でしょう。
同様の理由で、固定電話がなく連絡先が携帯電話になっているのも疑ってかかる方が無難。(悪徳訪問販売員が女性の場合は、身の安全のため と言った言い訳をするかもしれませんが、決して信じてはなりません)
本気でビジネスをするつもりならば(自宅の家電と兼任のパターンはあっても)固定電話回線を引くのは少なくとも日本ではビジネスマナー。一雇われ人ならともかく、ビジネスをやろうというものが携帯電話しか保有していない場合は、騙した直後に連絡が取れなくなるように雲隠れする可能性が大 と受け止めた方が無難でしょう。
2、ダミーの購入者リストを見せてあげるんですが、そこに『職業・公務員』の顧客を忍ばせておく
→ 真っ当な業者ならば、間違っても購入者リストなど見せません!(個人情報保護法に抵触します)
これもタレントの宣伝を利用して儲ける手口と同一の詐欺パターンでしょう。
3、売りたい商品の空き箱を大量にゴミ箱に何日も前から捨てておく
→ この手口はおそらく今でも通用すると思われます。悪徳業者から見れば、失敗したところで損失は所詮は箱代と印刷代。100人に1人、いや1000人に一人でも騙されてくれれば十分元は取れます。