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山口 防府市長松浦さん5選 投票率最低46・58%

2014-05-26 08:50:57 | Weblog
山口 防府市長松浦さん5選 投票率最低46・58% 2014年05月26日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/local/yamaguchi/news/20140526-OYTNT50007.html
 防府市長選は25日、投開票された。無所属の現職・松浦正人氏(71)が、ともに新人の医師・木村練氏(71)、まちづくり団体代表・牛見航氏(32)の無所属2人を破り、5選を果たした。投票率は過去最低。
 松浦氏は行政改革やインフラ整備など4期16年の実績を強調し、市政の継続を訴えた。他陣営の多選批判に対しては「無投票当選は一度もなく、政策を示して支持を得てきた」と反論。強固な後援会組織を基盤に、支持層を固めた。
 「よし」「やった」。同市千日の松浦氏の事務所に「当選」の一報が届くと、詰めかけた支持者らが歓声を上げた。松浦氏は「聖域なき行政改革を進めないと地方は生き残れない。足腰の強い自治体にしたい」と語った。
 木村氏は現職の多選や行政改革の手法を批判して市政の刷新を訴え、牛見氏は若い世代の政治参加などを呼びかけたが、ともに及ばなかった。
★山口県防府市長 市長選挙結果(投票率46.58%)
当 19259 松浦正人(71) 無現
  14730 木村練(71) 無新
  9737 牛見航氏(32)無新



 山口県防府(ほうふ)市は、県中南部の山口市と周南市の間に位置する人口約11.6万人の市で、市長選は1998年から4期16年現職を務めて5期目を目指す71歳の松浦正人氏に、まちづくり団体代表で32歳の牛見航氏、医師で71歳の木村練氏が挑みましたが、
 4期16年の行財政改革の実績などを強調し、「この時代に一番必要なものは政治力、行政力」と力を込めた松浦正人氏が19259票を獲得して
 「一番大事なのは命が安全であること。そのためにどれだけのことができるかが首長の役割だ」と訴え14730票を獲得した木村練氏
 「市民が立ち上がり、ともに考え、行動に移す時だ。未来のため、今こそ市民が決断を」と呼びかけて9737票を獲得した牛見航氏 の両氏を振り切って5選を決めました。
 ん。現職は挑戦者の2氏に票が割れたことから結果的に逃げ切ったものの、年齢的には4年後の出馬は厳しいところでしょうし、4年後は挑戦者陣営も若く有力な候補に一本化して挑戦してくる可能性もあるだけに、松浦氏は市制のかじ取りと同時並行で後継者の育成という重要な課題も求められそうですね。

愛知 春日井市長に伊藤氏3選

2014-05-26 08:49:09 | Weblog
愛知 春日井市長に伊藤氏3選 2014年5月26日 中日
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2014052590224609.html
 愛知県春日井市長選は25日、投開票され、無所属現職の伊藤太氏(64)=自民、民主、公明推薦=が、無所属新人の損害調査業、末永真一朗氏(52)を破り、3選を果たした。投票率は29・47%で、過去最低だった前回を0・66ポイント上回った。
 伊藤氏は自民、民主、公明の県議や、共産党などを除く市議会各会派、商工会議所、医師会の応援を受け、有利に選挙戦を進めた。市民協働や行財政改革など実績を強調。子育て支援、高齢者対策を掲げた。
 末永氏は商店街の活性化策などを訴えたが、浸透しなかった。
★愛知県春日井市 市長選挙結果長(投票率29.47%)
当 58337 伊藤太(64) 無現=自民、民主、公明推薦
  10974 末永真一朗(52)無新



 愛知県春日井市は、名古屋市の北部に位置する人口約31万人程の市で、市長選は2006年5月から2期8年現職を務めて3選を目指す自民・民主・公明が推薦する64歳の伊藤太氏に、損害調査業で52歳の末永真一朗氏が挑むも
 都市基盤整備の充実を成果として強調、子供やお年寄り対策を充実させたいと意欲を見せた伊藤太氏が58337票を獲得して
 市政課題を市民との対話を通じて解決したいと述べ、観光都市化等を掲げて10974票を獲得した末永しんいちろう氏 に5倍以上の圧倒的大差をつけて難なく3選を決めています。

石川 珠洲市長に泉谷氏3選 濱田氏に大差

2014-05-26 08:46:14 | Weblog
石川 珠洲市長に泉谷氏3選 濱田氏に大差 2014年05月26日 北國
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20140526102.htm
 任期満了に伴う珠洲市長選は25日、投票が行われ、即日開票の結果、現職の泉谷満寿 裕氏(50)=無所属、同市飯田町=が7939票を獲得し、前市議で新人の濱田隆伸氏 (52)=無所属、同市正院町川尻=に5227票差で3選を果たした。投票率は前回の 79・73%を下回る76・91%で、過去2番目の低さだった。
 泉谷氏は昨年12月10日の出馬表明後、市議会(定数14)の最大会派「政友会」を 中心とする市議11人の支持や各種団体の幅広い支援を受け、市内10地区に後援会を設 置して組織を固めた。交流人口拡大と農林水産業振興を組み合わせた活性化や、大学との 連携強化を掲げ、終始優勢に選挙戦を展開した。
 濱田氏は友人、知人らと草の根の運動を展開し、企業誘致推進や市政刷新を訴えたが浸 透を図れなかった。
 泉谷氏の新任期は6月11日から4年間。当選証書付与式は26日、市産業センターで 行われる。
★石川県珠洲市 市長選挙結果(投票率76.91%)
当 7939 泉谷満寿裕(50)無現
  2712 浜田隆伸(52)無新



 石川県珠洲市は能登半島の先端に位置する人口約1.5万人の市で、市長選は2期8年現職を務めて3期目を目指す50歳の泉谷満寿裕氏に、元市議で52歳の浜田隆伸氏が挑むも
 道の駅整備など2期8年の実績を強調し、来年春の北陸新幹線金沢開業を控えて「整備中の交流拠点施設などを通して交流人口を拡大し、活力ある豊かな珠洲市を築きたい」と決意を表明。能登の里山里海を生かした芸術祭の開催や金沢大と連携した人材育成事業の推進などを訴えた泉谷満寿裕氏が7939票を獲得して
 「珠洲を良くしたいと思う人たちの代弁者となり、珠洲を出ていった人たちが帰りたいと思える珠洲市を作りたい」。公約には「コンパクトで便利な町づくり」を掲げて、100円バスの運用地域拡大などによる公共交通の充実、現市政が進めている小中一貫校の新校舎建設見直しなどを訴えて2712票を獲得した浜田隆伸氏 にトリプルスコア近い大差をつけて難なく3選を決めました。

富山 朝日町長に笹原氏 自民推薦の新人

2014-05-26 08:38:29 | Weblog
富山 朝日町長に笹原氏 自民推薦の新人 2014年05月26日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/local/toyama/news/20140525-OYTNT50448.html?from=ycont_top_txt
 朝日町長選は25日、投開票され、新人で前町議の笹原靖直氏(59)(無所属=自民推薦)が、現職の脇四計夫氏(73)(無所属)、1級建築士の大森興治氏(56)(同)、前町議の長崎智子氏(74)(同)を破り、初当選した。自民党の推薦を受けた笹原氏は、組織力を生かした選挙戦を展開し、1954年の町制施行以来最多の4候補による混戦を制した。投票率は76・71%で、前回(75・76%)を上回ったが、過去2番目の低さだった。



 富山県朝日町は新潟県との県境に接する人口約1.2万人程の町で、町長選は4年前の前回町長選で当時の町長を破り初当選した73歳の脇四計夫氏に、前町議で74歳の長崎智子氏、一級建築士で56歳の大森興治氏、自民が推薦する59歳の笹原靖直氏が挑みましたが、
 総合計画策定に向け有識者による会議を開く考えを示し、「町の課題に対し、精力的にスピード感を持って取り組みたい」と訴えた笹原靖直氏が3361票を獲得して
 高齢者の口腔ケアや住宅リフォームの補助事業など実績を強調。「町が変わりつつある。それを本物にするために勝たなければならない」と訴え2809票を獲得した現職脇四計夫氏 を振り切って初当選。
 若者世代の育成など「元気八策」を掲げ、「町民と行政、事業者が手を携えて新しい町政を作らなければいけない」と呼びかけた大森興治氏は1976票。
 「ますます町の状況は厳しくなるが、なんとかしたいという強い熱意がある」小中学校の給食費無料化や高齢者福祉充実などを訴えた長崎智子氏は467票 を獲得しました。

 こちらは、4年前の前回選挙選で7選を目指した当時の現職を破り共産党籍のある脇氏が当選を決めたことがちょっとした話題になりましたが、議会との対立も指摘されるなどアゲインストの風が吹いていたようで、それでも大森氏への支持が思いのほかあり、保守票が割れればどうなるかな…と思っていたのですが、自民が推す候補が町長の椅子を奪還する形に。
 革新系自治体の首長の場合、地方議会と上手く付き合うことができるかが再選できるかどうかの上での課題となりますが、どうもその課題を前町長は乗り切ることができなかったようで。
 過疎が続く中、どう町制をまとめ上げるかが新町長には問われそうですね。

東京 武蔵村山市長に藤野氏再選…投票率最低を更新

2014-05-26 08:35:54 | Weblog
東京 武蔵村山市長に藤野氏再選…投票率最低を更新 2014年05月26日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/local/tokyotama/news/20140525-OYTNT50286.html
 武蔵村山市長選は25日、投開票が行われ、現職の藤野勝氏(67)(無所属)が、新人の共産党北多摩北部地区委員佐藤直樹氏(70)(無所属=共産推薦)を破り、再選を果たした。投票率は32・33%で、過去最低だった前回(33・46%)を下回った。当日有権者数は5万5843人。
 午後10時15分頃、再選が決まると、同市本町の藤野氏の事務所では歓声と拍手がわきおこった。藤野氏は「みなさまのご支援のおかげです。市民との絆をさらに強めながら2期目もがんばります」とあいさつした。
 藤野氏は初当選した前回と同様、政党からの推薦は受けず、後援会を基盤に選挙戦を展開。共産党以外の市議会各会派からも支援を受け、支持を広げた。街頭演説では手話通訳を付け、商店街やスーパーなどを中心に市内を細かく回り、多摩モノレールの早期延伸や子どもの学力向上などを訴えた。
 一方の佐藤氏は、告示1か月前に出馬表明。消費税増税に伴う公共施設利用料の値上げなど市政のあり方を批判し、家庭ごみの無料収集の継続や、中学生までの医療費無料化などを訴えたが、出遅れも響き、現職の壁を破れなかった
★東京都武蔵村山市 市長選挙結果(投票率32.33%)
当 13414 藤野勝(67) 無現
  4395 佐藤直樹(70)無新=共産推薦



 東京都武蔵村山市は、多摩地区の北部にある人口約7万人の市で、市長選は1期4年現職を務めて再選を目指す67歳の藤野勝氏に共産が推薦する70歳の佐藤直樹氏が挑むも
 都内の市区で唯一鉄道が通っていない問題について、多摩モノレールの延伸を求めた藤野勝氏が13414票を獲得して
 「市民に負担をおしつけている」として現市政を批判、「中学生までの医療費無料」等を公約して4395票を獲得した佐藤直樹氏 にトリプルスコアの大差をつけて再選を決めました。
 それにしても、鉄道の延伸という身近な問題が関わっている割には投票率は3割台と低いですね…(汗
 位置的には多摩地区の町村部よりも東京都心に近く、もし公共交通網が整備されれば飛躍的に便利な地域になりそうなものですが、この問題はなあなあにしても市民は現政を維持してくれればそれでいいと無関心なのか。将来の街づくりにも大きく影響しかねないだけに、政争の焦点とするならば、具体的計画に触れるなどもう少し市民の関心を引かないと単なる信認投票状態にしかならないと思います。