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福岡 現職の西原氏が3選 みやま市長選

2015-02-16 08:39:58 | Weblog
福岡 現職の西原氏が3選 みやま市長選 2015年02月16日 西日本
 福岡県みやま市長選は15日、投開票され、無所属現職の西原親氏(76)=自民、公明推薦=が、いずれも無所属新人で、元大牟田市消防本部消防長の柿原達也氏(59)、元みやま市議の田中信之氏(69)を破り、3選を果たした。


★福岡県みやま市 市長選挙結果(投票率56.02%)
当 10997 西原親(76)無現=自民、公明推薦
   4621 柿原達也(59)無新
   2703 田中信之(69)無新


 福岡県みやま市は、2007年1月に瀬高町・山川町・高田町が合併して誕生した人口約3.9万人の県南部の市で、市長選は2期8年現職を務めて3選を目指す76歳の西原親氏に、元市議で69歳の田中信之氏、元消防長で59歳の柿原達也氏が挑みましたが、

 市の財政再建や大規模太陽光発電所の誘致などに取り組んだ2期8年の実績を強調。「住んでよかったと実感してもらえるみやま市を築き上げるには、あと1期必要」と市政継続を訴えた西原親氏が10997票を獲得して、
「合併後も市の人口減が止まらず、市民への情報発信も不足している」と現市政を批判。「チェンジ・ザ・みやま」を旗印に挑み4621票を獲得した柿原達也氏
「公共工事の入札制度に不備がある」と現市政を批判。「当初予算に対して実際の事業費がどのくらいだったかが重要。全事業で収支を検証し、市民に知らせたい」と訴え2703票を獲得した田中信之氏
 の両氏を難なく退けて3選を決めています。

神奈川 厚木市長選:小林氏3選果たす 改革の継続断行に支持

2015-02-16 08:35:44 | Weblog
神奈川 厚木市長選:小林氏3選果たす 改革の継続断行に支持 2015年02月16日 神奈川
http://www.kanaloco.jp/article/84171/cms_id/126377
 任期満了に伴う厚木市長選は15日投開票され、無所属で現職の小林常良氏(65)が無所属新人で厚木薬剤師会会長の石射正英氏(61)を破り、3選を果たした。
 前回と同じ顔合わせによる一騎打ちは、今回も激しい選挙戦が展開された。2期8年間の実績を掲げて改革の継続断行を訴えた小林氏に支持が集まった。
 小林氏は、民間調査での経営革新度全国1位、マニフェストの高い達成率などの実績をアピール。「厚木を元気にするためにも、改革は継続しなければならない」と訴えた。
 市の玄関口である小田急線本厚木駅近くに立地、約6年間閉鎖していた民間ビルを取得、昨年4月に「アミューあつぎ」として再生。市政の最重要課題だった中心市街地活性化の始動を印象づけた。
 石射氏はアミューあつぎや「健康こどもの森」の整備手法などを「税金の無駄遣い」と厳しく批判。市内全地区で後援会を組織して2度目の戦いに挑んだが、あと一歩届かなかった。
 投票率は42・60%で、前回より2・16ポイント上回った。当日有権者数は17万9616人(男9万2927人、女8万6689人)。

◆解説 2期8年の実績評価
 激しい再戦も現職の小林常良氏が制した。石射正英氏は前回の教訓を生かして支援組織を整えて挑んだが、2期8年の実績が有権者に評価された。
 小林氏への個人的な不満や現市政を「暴走」とする声などが石射氏の健闘につながった。だが目立った失策や不祥事がなかった行政運営を多くの有権者が「安定」と感じた。
 3期目は自らが提案した多選自粛条例により、最後の任期になる。中心市街地活性化の試金石として再生させた官民複合施設「アミューあつぎ」を早期に軌道に乗せることがまず求められる。
 長く停滞する本厚木駅南口地区の再開発ビルの建設やバスセンターの拡充などを計画通りに実現させるには、地元調整に強力なリーダーシップが必要になる。
 さがみ縦貫道路が3月に全線開通するなど、市内外で交通インフラの整備が進む。この好機を生かし、企業城下町としてにぎわった「雄都の復活」に市民の期待が託された。
★神奈川県厚木市 市長選挙結果(投票率42.60%)
当 40001 小林常良(65)無現
  35801 石射正英(61)無新


厚木で竜巻か 渦巻く土ぼこり 「背の上通過した」 2015年02月14日 神奈川
 痛みを感じるほどの強い風で、倉庫の屋根がめきめきとはがされ、宙に巻き上げられたがれきが次々と落下した。13日、厚木市を襲った竜巻とみられる突風。突然現れた自然の猛威に、住民らは恐怖に震えた。
 厚木市長谷の保育園では、90人ほどの園児がおやつの時間を迎えていた。そこに突然、保護者が飛び込んできた。「竜巻だ!」
 職員が東の空を見ると、黒っぽい土ぼこりが見えた。興味を示して窓に近づこうとする園児を窓から離し、部屋の中央に集まって土ぼこりが遠のくのを待った。
 屋外にいた人たちは、さらに強い恐怖感を味わった。
 スーパーを経営する男性(77)は、公民館に向かう途中、空から降ってきたがれきで突風に気付いた。渦を巻いた「黒い物」が50メートルほど先から近づき、とっさに道路脇の田んぼにカエルのようにはいつくばった。
 背中の上を通り過ぎた突風に、強い痛みを感じた。けがはなかったが、体は真っ黒になり、「もう二度と体験したくない」と振り返った。
 ガソリンスタンドで接客中だった男性従業員(59)は、急に強くなった風に飛ばされないよう、柱にしがみついた。通り過ぎるまでのことは「頭が真っ白でよく覚えていない」。気付くと、遠くの畑に、茶色く渦を巻いた突風が見えた。スタンドの看板は倒れ、のぼりは根元から折れていた。
 自宅2階から目撃した主婦によると、竜巻とみられる突風は西から東にゆっくりと移動し、丘陵付近で見えなくなったという。最も被害が目立ったのは同所の貸倉庫で、屋根や壁が一部破損。コンテナがひっくり返り、倉庫脇のフェンスもなぎ倒された。
 倉庫から数十メートル離れた道路会社に勤務する男性(42)は、「破片やごみが高く舞い上がり、恐かった」。突風は1~2分続いたといい、敷地内には手のひらほどの大きさのスレートの破片が数個残され、「これがもし直撃したら」と不安そうな表情を浮かべた。
 近くの厚木市立南毛利小学校では、校門にいた教職員が竜巻とみられる突風を目撃して職員室に連絡、下校を始めた児童に校舎に戻るよう校内放送を流して緊急対応した。

◆藤沢でも発生
 藤沢市中部でも13日午後、竜巻とみられる突風が吹いた。
 同市亀井野のJAさがみの直売所「わいわい市藤沢店」では午後4時前、屋外の棚が倒れて花のポッド10個ほどが壊れる被害が出た。同店によると、突風は棚を倒した後、次第に渦を巻きながら北東方向にある畑に抜けていった。
 男性店長は「抜けていった方角の農家の人に後で聞いたが、特に被害はなかった。すぐに消えてしまったようだ」と話していた。
 また同所にいた男性は午後3時半ごろ、南東方向から北東方向に移動する竜巻のような突風を目撃した。




 神奈川県厚木市は県のほぼ中央に位置する人口約22.5万人の中核市で、市長選は2007年2月から2期8年現職を務めて3選を目指す65歳の小林常良氏に、前市議会議長で61歳の石射正英氏が挑む4年前と同じ顔合わせとなりましたが、
 「持続可能な経営基盤を確立し、市民が光り輝く夢と希望を持つことができる礎を、全身全霊をかけて築いていく」と語った小林常良氏が40001票を獲得して
 「さらに4年間、小林市政を見てきたが、街の停滞感は払拭されていない。本厚木駅周辺の中心市街地の活性化も遅れている」などと批判、市政の刷新を訴え35801票を獲得した石射正英氏 を退けて3選を決めました。
 石射氏は前回よりも4659票獲得票数を増やすもあと一歩及ばず。
 市民としては行財政改革もさながら、今はつい先日発生した竜巻騒ぎという自然災害への復旧対応を最優先して欲しいのが本音でしょうし、支持勢力も二分した市議会をどうとりまとめ、最後の任期を全うするのかが
問われるのではないかと思います。