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前副市長の岡村氏が初当選 愛知・大府市長選

2016-03-28 08:23:38 | Weblog
前副市長の岡村氏が初当選 愛知・大府市長選 2016年03月28日 中日
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2016032790223611.html
 愛知県大府市長選は27日投開票され、無所属新人の前副市長岡村秀人氏(62)が、無所属新人の元市議山口広文氏(72)=共産推薦=を破り、初当選した。投票率は過去最低の37・68%だった。
 岡村氏は、久野孝保市長の後継として長年の行政経験を強調し、子育てや高齢者の支援、市街地活性化などを掲げた。商工団体や労組、共産を除く各党市議など幅広い支持を得て、組織票も手堅くまとめた。山口氏は「税金の使い方を市民生活優先に変える」と主張し、JR新駅構想の見直しや保育所増設などを訴えたが及ばなかった。


「日本一の健康都市に」 大府市長選初当選の岡村さん決意 2016年03月28日 中日
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20160328/CK2016032802000054.html
 「『日本一元気な健康都市おおぶ』の実現に取り組んでいく」。二十七日投開票された大府市長選で、無所属新人同士の一騎打ちを制し、初当選を果たした前副市長の岡村秀人さん(62)は同日夜、多くの支持者を前に船出の決意を語った。
 大府市中央町の事務所には近隣自治体の首長や地元選出の県議、支持者らが詰め掛けた。午後十時すぎ、当確の報が入ると、大きな歓声がわき起こった。拍手の中、姿を見せた岡村さんは家族から花束を受け取り「皆さまの支援のおかげ。期待に応えられるよう全力で頑張ります」と声を振り絞った。
 八年ぶりの選挙戦となった今回、岡村さんは、県職員や副市長など三十八年近い行政経験を強調。子育て支援や高齢者福祉、JR駅周辺の活性化などを訴えた。知名度不足も心配されたが、連日夜の個人演説会に久野孝保市長が応援演説に立つなどして浸透を図り、強固な組織をフル回転させて支持を広げた。

◆市民の関心高める努力を
 八年ぶりの選挙戦となった今回、有権者は、行政経験が豊富で、現市政の継承を掲げる岡村秀人さんをリーダーに選んだ。
 大府市は、市職員出身の市長が二代続いた。市職員出身ではないが、県職員から市助役、副市長として約三十八年の行政経験を持つ岡村さんもその流れを継ぐ形だ。
 共産を除く各党や労組系の市議、商工農の団体が支援に回る強固な組織も、久野孝保さんと同じ。だがこうした「オール与党」体制が市民の関心を遠ざけた一因といえないか。大きな争点も乏しく、投票率は過去最低となった。
 各地で少子高齢化や人口減少が進む中、市は人口増が続き、財政も堅調に推移。一方で、子育て世代の増加や高齢化への対応、市街地活性化、あいち健康の森公園周辺を健康長寿の一大拠点とする「ウェルネスバレー構想」の行方など課題も山積する。
 岡村さんは、現市政を継承しつつ、「社会変化を先取りし、新たなまちづくりを」と訴えた。公約した「新たなまちづくり」を進める上でも住民の理解を得ることは不可欠になる。市民との対話を通じて、市政への関心をいかに呼び起こし、合意形成を図るか。手腕が試される。
★愛知県大府市 市長選挙結果長(投票率37.68%)
当 17860 岡村秀人(62)  無新
   7358 山口広文(72)  無新=共産推薦


 愛知県大府市(おおぶし)は知多半島の北端に位置する人口約8.9万人の市で、市長選は2004年4月から3期12年現職を務めた久野孝保氏が出馬を見送ったことから、前副市長で62歳の岡村秀人氏と元市議で共産が推薦する72歳の山口広文氏の一騎打ちとなりましたが、
 子育てや高齢者の支援、市街地活性化などを掲げた岡村秀人氏が17860票を獲得して
 「税金の使い方を市民生活優先に変える」と主張し、JR新駅構想の見直しや保育所増設などを訴え7358票を獲得した山口広文氏 に1万票以上の大差を付けて新人同士の争いを制しています。

徳島市長選で新人の遠藤氏が初当選

2016-03-28 08:17:15 | Weblog
徳島市長選で新人の遠藤氏が初当選 2016年3月28日 徳島
http://www.topics.or.jp/localNews/news/2016/03/2016_14590853974787.html
 徳島市長選は27日投開票され、無所属新人で元四国放送アナウンサー遠藤彰良氏(60)が、無所属新人のNPO法人理事長小松格氏(70)、無所属新人の弁護士立石量彦氏(40)、無所属の現職で4選を目指した原秀樹氏(60)を破り、初当選を果たした。
 遠藤氏は、現職が進める新町西地区再開発事業への反対を掲げたほか、ごみ処理施設の広域整備などを訴えた。
 投票率は45・70%で、過去最低だった前回2012年の25・64%を20・06ポイント上回った。
★徳島県徳島市 市長選挙結果
当 遠藤彰良 60 無新 41073
  立石量彦 40 無新 28671
  原秀樹 60 無現 24214
  小松格  70 無新 826



 徳島市は人口約25.8万人の県都で、市長選は4選を目指す60歳の原秀樹氏に、NPO法人理事長で70歳の小松格氏、元民放アナウンサーで60歳の遠藤彰良氏、弁護士で40歳の立石量彦氏の3新人が挑みましたが、

 「皆さんの子や孫まで多くの借金を残す新町西地区再開発事業は、絶対に白紙撤回させる」と決意表明。学校へのエアコン設置や保育士の確保、がん検診の受診率向上などを公約に挙げた遠藤彰良氏が41073票を獲得して
 再開発事業に触れ「本当におかしい計画。絶対止めなければならない」と主張。「事業は100パーセント白紙撤回する」と繰り返すと共に中心市街地の活性化や子育て支援の充実、国民健康保険料の引き下げなどを実現するとし「新しい歴史の一ページを共につくろう」と呼び掛けて28671票を獲得した立石量彦氏
 再開発事業について「まちづくりは一朝一夕にできない。県都の顔の中心市街地が元気な街にならないと、市や県の発展はない」と強調。財政再建などの実績をアピールした上で「今までの取り組みを礎に、つくり上げたビジョンを行動に移すときだ。全国に誇れるまちをつくる」と決意を述べ24214票を獲得した現職の原秀樹氏
 「阿波踊りを世界遺産に登録することが、衰退する徳島市にとって唯一の一発逆転の策だ」と強調。新町西地区については「再開発したりLEDで飾り付けたりしたからといって徳島市は決して活性化しない」と指摘。阿波踊りと関係が深いとされる徳島城の再建を提唱した上で「徳島市を世界遺産の街にすることを市民の皆さんに約束する」と語り826票を獲得した小松格氏 を破り初当選を決めました。

 事実上の三つ巴の争いとなり、しかも争点の再開発事業反対派が分裂してその両者の公約に大きな争点がないことから票が割れる懸念が強いのでは…などと思っていたのですが、終わってみれば遠藤彰良氏が大きく突き放し現職の原秀樹氏は立石量彦氏の後塵を拝する有様。
 地元民ではないので事情はよく分かりませんが市民がNO! を突き付けたことだけは間違いがありませんし、新市長は今後どう議会を運営して軌道修正していくかが問われることになるかと思います。

熊本県知事選 蒲島氏3選、幸山氏らに大差

2016-03-28 08:13:11 | Weblog
蒲島氏3選、県知事選 幸山氏らに大差 2016年03月29日 熊本日々
http://kumanichi.com/news/local/main/20160328001.xhtml
 任期満了に伴う知事選は27日投票、即日開票され、無所属現職の蒲島郁夫氏(69)が、県政の刷新を訴えた前熊本市長の幸山政史氏(50)と弁護士の寺内大介氏(50)=いずれも無所属新人=を大差で退け、3選を果たした。投票率は51・01%で、前回2012年の選挙を12・57ポイント上回った。50%を超えたのは2000年選挙以来。
 現職の3選は、1999年1月の故・福島譲二氏以来、17年ぶり。戦後5人目。
 蒲島氏は、熊本市中央区のホテル熊本テルサで「8年間の実績と県政運営能力が評価された。地方創生と人口減少の問題に、これまで以上に力を入れる」と抱負を語った。
 今回の選挙は、2期8年の実績を積んだ蒲島氏と、熊本市政3期12年の経験を持つ幸山氏の事実上の一騎打ち。県政の継続か刷新かを最大の争点に、人口減少時代に突入した熊本の県勢浮揚策や少子化対策、地域振興策などで論戦を交わした。
 蒲島氏は、県財政の再建やPRキャラクター「くまモン」の活用など実績を強調。公約に、地方創生の指針となる「県版総合戦略」の推進や、県が誘致した2019年の国際スポーツ大会の成功、環太平洋連携協定(TPP)を見据えた農業対策の強化などを挙げ、「良き流れを強く大きくする」と県政継続を訴えた。
 過去2回の知事選に続き、県政最大勢力の自民党の組織がフル回転。公明党や自主投票とした民主党の県議らの支援、県農業者政治連盟や連合熊本などの推薦、大半の市町村長らの支持も得て、圧勝した。
 幸山氏は県政刷新を訴え、地方の衰退や地域間格差の拡大に歯止めをかけると主張。政党や業界団体の支援を受けず、個人後援会を軸に「草の根」の戦いを展開したが、及ばなかった。
 寺内氏は共産党県委員会などでつくる団体の支援を受け、安全保障法制やTPPを進める現政権批判と絡めた主張を展開したが、蒲島、幸山両氏の戦いに埋没した。
 当日の有権者数は145万8108人。


熊本知事、蒲島氏3選 幸山前市長ら2氏に大差 2016年03月28日 西日本
http://www.nishinippon.co.jp/feature/local_election/article/234154
 熊本県知事選は27日投票され、即日開票の結果、無所属現職の蒲島郁夫氏(69)が、ともに無所属新人で前熊本市長の幸山政史氏(50)と弁護士の寺内大介氏(50)を破り、3選を決めた。
 蒲島氏は同日夜、熊本市のホテルで支持者を前に「熊本の良き流れをさらに強く大きくして、世界の中で輝く熊本をつくりたい」と述べた。
 選挙戦は53年ぶりに現職と県都の市長経験者が対決する構図となり、2期8年の蒲島県政の評価が争点になった。蒲島氏を自民党、公明党が全面支援。自主投票とした民主党も県議会会派が支援に回り、事実上の与野党相乗りとなった。県農政連や連合など約200団体も推薦して組織選挙を展開、序盤から優位に立った。
 蒲島氏は県のPRキャラクター「くまモン」による経済効果や生産農業所得の向上、アジアから熊本空港への定期便開設など実績を強調。切れ目のない政策による現県政の継続を訴えた。3期目の課題として地方創生や環太平洋連携協定(TPP)対応を公約。農地集積の加速化による「稼げる農業」の実現や、企業の本社機能などの誘致促進、県南の八代市の物流拠点化などを掲げた。
 幸山氏は政党や組織の支援を受けず、個人後援会を中心に「草の根」の選挙戦を進めた。「熊本市と郡部の格差拡大など、現状で良いと考える県民は少ない」と主張。熊本市長3期の手腕を生かした県政刷新を訴えたが、届かなかった。
 共産党県委員会などでつくる市民団体が擁立した寺内氏は、安全保障法制反対などを強調し「自民党型県政の転換」を訴えたが、支持を広げられなかった。
 投票率は51・01%。当日有権者数は145万8108人(県選管調べ)。
★熊本県知事 選挙結果
当 蒲島郁夫 無現   504,931
  幸山政史 無新   201,951
  寺内大介 無新    33,955


 熊本県知事選は、現職で69歳の蒲島郁夫氏に、熊本市長を3期12年(2002年12月3日~2014年12月2日)務めて4期目は出馬しなかったものの県知事選に出馬した幸山政史氏、弁護士で50歳の寺内大介氏が挑みましたが、
 2期8年の実績を強調した蒲島郁夫氏が50万4931票を獲得して
 県政刷新を訴え20万1951票を獲得した幸山政史氏、
 安全保障法制反対などを強調し「自民党型県政の転換」を訴え3万3955票を獲得した寺内大介氏 の両氏を危なげなく破り3選を決めました。
 ん。幸山政史氏という3期12年県都の市長を務めた方が挑戦者になることでもう少し接戦になるかと注目していたのですが2.5倍の票差に。蒲島氏人気相変わらずですね。