ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

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唐突に「訴訟を開始する」とハガキ…相談が急増

2017-05-01 10:49:46 | Weblog
唐突に「訴訟を開始する」とハガキ…相談が急増 2017年05月01日 読売
 大阪府内で4月に入り、「民事訴訟管理センター」を名乗る団体から「訴訟を開始する」と根拠のない文面を記したはがきが届いた、という相談が各地の消費生活センターに多数寄せられている。
 約70件になるといい、消費生活センターは「特殊詐欺に誘い込む手口とみられ、不用意に電話などで連絡しないで」と注意を呼び掛ける。
 はがきは、「総合消費料金未納分訴訟最終通知書」と銘打たれているのが大半という。文面では「あなたの未納の総合消費料金について契約会社から訴状が提出されている」などと根拠のない“未納金”を持ち出し、「裁判取り下げなどの相談を受ける」と告げて相談窓口の電話番号を載せている。
 「連絡がないと差し押さえを強制的に履行される」「最終通達」など、事情の分からない人が不安感を高めるようにしている点も特徴で、“プライバシー保護”を名目に「必ず本人から連絡を」と仕向ける。
 国民生活センター(東京)によると、同種の事例は3月下旬以降、全国で急増し、大阪を含め約1000件の相談があったという。中には、誘導されるがままにプリペイドカードを購入し、その情報を聞き出される詐欺被害も既に確認されている。
 大阪府内の約70件(4月27日現在)の相談事例のうち、30件余りが高槻市で、20件余りは堺市で確認された。堺市のケースでは相談者が「はがきの番号に電話をかけたところ、裁判に必要な経費を要求された」と語っており、詐欺の可能性が強く疑われるため、同市は市のホームページ(HP)で注意を促す。 
 大阪府消費生活センターは、「不審に思ったら、記載された電話番号にかけるのでなく、まず消費生活センターに相談を」としている。相談は、平日に消費者ホットライン(188)へ。


 架空請求や特殊詐欺は論外としても、正当な債権の支払い要求でも何度も督促を行い、後日の裁判に備えて証拠を残す意味で内容証明郵便を送りつけてから最終手段として訴えるほうが普通だと思いますが、この手の輩は基本無視するに限りますし、徹底的に潰す意味で近くの消費生活センターに連絡するのもいいでしょうね。
 記事にもありますが、慌てて連絡をすれば知られたくない個人情報を聞き出されるリスクもある(敵はせいぜい住所と名前、電話番号程度の情報しか知りません)だけにこの手の詐欺には十分気を付けて欲しいと思います。

政界引退の与謝野氏、自民復党へ…都議選を前に

2017-05-01 09:25:07 | Weblog
政界引退の与謝野氏、自民復党へ…都議選を前に 2017年05月01日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20170430-OYT1T50099.html
 自民党が与謝野馨・元財務相(78)の復党を決めたことが30日、分かった。
 自民党幹部が明らかにした。復党審査を行う党紀委員会委員の大半の了承を得ており、山東昭子・党紀委員長が1日に記者会見し、発表する。
 与謝野氏は自民党が野党時代の2010年4月、離党届を提出し、新党「たちあがれ日本」を結成した際、除名処分を受けた。与謝野氏の復党は7年ぶりとなる。
 与謝野氏は下咽頭がんなどを患い、12年12月の衆院選には出馬せず、政界を引退。自民党が政権復帰後、復党を要請したが、自民党内に反発が根強く、復党は実現していなかった。
 自民党としては、東京都議選(6月23日告示、7月2日投開票)に向けて、東京1区(千代田区など)選出の衆院議員だった与謝野氏の支援者を取り込む狙いがある。


 与謝野馨氏と言えば、かっては(自民党の)総裁候補の1人と称されるも、新党「たちあがれ日本」を結成しただけでなく民主党が政権をとった時代に
離党して菅再改造内閣で、内閣府特命担当大臣(経済財政政策、男女共同参画、少子化対策)に就任し、社会保障と税の一体改革担当大臣も兼務しただけに、自民党一筋の方からみれば、他の政界渡り鳥組と比べても、自民党に戻ってくることに感情的反発もあったのだと思いますが、本人は政界の引退を表明していることですし、まだ揉めとったんか…というのが正直な印象ですが、今年の2月5日に行われた千代田区長選で小池さんが支援した現職に敗れた甥の与謝野信氏あたりは当然都議選の有力候補としてノミネートされてくるのでしょうし、他の自民候補の応援にも回って貰うために今の今になってようやく復党が叶うということなんでしょうね。
 現役の第一線は引いたとはいえ都民の中には与謝野馨氏の熱狂的支持者もいれば財務省との繋がりも強くこの方が応援に回ればそれなりの票は得られそう。
 自民党はカードを切る恰好のタイミングを図っていて、正に今そのカードを切ろうとしているのだと思います。



兵庫 宍粟市長選 現職福元氏が再選

2017-05-01 09:23:31 | Weblog
兵庫 宍粟市長選 現職福元氏が再選 2017年05月01日 神戸
https://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201704/0010144831.shtml
 任期満了に伴う兵庫県宍粟市長選は30日投開票され、現職の福元晶三氏(63)=無所属=が、前宍粟市議の新人鈴木浩之氏(46)=同=を破り、再選を果たした。投票率は73・90%で、前回を3・96ポイント下回った。
 過疎化が進む中、若い世代の流出を食い止めるための子育て支援や定住対策などが争点となった。
 福元氏は子育て環境の向上を主張するとともに「雇用の確保に取り組み、若者の流出を抑える」とアピール。後援会組織を中心にした選挙活動により市内全域で支持を集めた。
 鈴木氏は「しがらみのない市政運営」を掲げて後援会をつくらず、「若者が活躍できるまちをつくる」と訴えたが浸透しなかった。
 20人が立候補した同市議選(定数16)も同日、投開票され、新たな顔触れが決まった。

★兵庫県宍粟市 市長選挙結果
当 19020 福元晶三 無現
  4928 鈴木浩之 無新

 兵庫県宍粟市(しそうし)は、2005年4月に宍粟郡の4町(山崎町、一宮町、波賀町、千種町)が合併して誕生した岡山県や鳥取県と県境を接する
人口3.7万人程の市で、市長選は2013年4月から1期4年現職を務めて再選を目指す63歳の福元晶三氏に、元市議で46歳の鈴木浩之氏が挑みましたが、
 子育て環境の向上を主張するとともに「雇用の確保に取り組み、若者の流出を抑える」とアピール、市政の継続をもとめた現職の福元晶三氏が19020票を獲得して
 「市政に市民の声が届いておらず、自の施策も打てていない。しがらみのない身で市民の参画と協働を進めたい」地方交付税の減少に対応した歳出の再検討や、学力向上を目指す教育の充実、若者の声を施策に反映させる仕組みづくりに取り組むと訴え4928票を獲得した鈴木浩之氏 に3.8倍の圧倒的大差をつけて危なげなく再選を決めています。