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日本郵便かたるウイルスメール出回る

2017-06-04 11:13:42 | Weblog
日本郵便かたるウイルスメール出回る 2017年6月2日 産経夕刊
http://www.sankei.com/affairs/news/170602/afr1706020018-n1.html
 「日本郵便 インボイス用紙」や「請求書」という件名のウイルス入りメールが6月1日に出回ったとし、警視庁などが注意を呼び掛けている。
 「日本郵便 インボイス用紙」や「請求書」という件名のウイルス入りメールが6月1日に出回ったとし、警視庁などが注意を呼び掛けている。添付ファイルには、ネットバンキングのIDやパスワードを詐取するマルウェアが仕込まれているという。
 「日本郵便 インボイス用紙」のメール本文には、「アライバル訂正ありがとうございました。その他書類の訂正ですが、一旦このまま申告進めます」など、税関への申告手続きを装った文章が書かれており、ZIPファイルが添付されているという。
 「請求書」のメールには「添付の通り許可書類と送り状ご連絡いたします」などと書かれ、「コマーシャル・インボイス.xls」という名のExcelファイルが添付されているという。


 これ。どこから突っ込んだらいいんでしょう…(困惑
 物理的に配達手段を持つ日本郵便ならばメール経由でなく物理的に請求書を送付すればいいだけの話ですし、添付ファイルで請求書を送付する場合でも、内容を改竄されないために現代はPDF化する方が普通だと思うのですが、今時解凍が必要なZIPファイルとか、お役所のHPから直接ダウンロードする信頼に値するエクセルファイルでもないのに、今時いきなり送りつけてきたエクセルファイルを開くとか…(汗
 参考までに日本郵便では、差し出す書類のPDFデータや相手の住所・氏名などをWeb上で入力すると、印刷や封入といった作業を全て日本郵便側で行い、「郵便物」として相手に配達してくれる「Webレター」というサービスは確かに行っていますが、あくまでも「郵便物」として相手に配達してくれるサービス内容。
 日本郵便から見れば完全にケンカを売られる形になり甚だしく不愉快極まりない行為だと思いますが、最近はマルウェアの感染や情報漏洩どころか、ファイル内容を暗号化して金品(最近はビットコインなどの仮想通貨で支払わせて追跡をより困難にするケースも…)を脅し取るランサムウェアに感染させるかなり性質の悪いケースも…。
 皆様も十分にお気を付け下さい。