ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

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26日のアジア株式市場 インドやフィリピンなどが堅調

2020-03-26 20:52:02 | Weblog
 26日のアジア株式市場は米国の緩和や経済対策材料が未だに効いているのか一部市場で力強く上昇した市場と、一旦様子見な市場に二分(東京程ざっくりは売り込まれていません)。
 中国は上海総合が0.60%安で上海・深センCSI300が0.66%安。香港ハンセン指数が0.74%安。
 韓国はコスダックは2.16%高も韓国総合は1.09%安。台湾加権指数が0.95%高。
 インドネシア総合が10.19%高、フィリピン総合が7.44%高、インドBSEが4.94%高、ニュージーランド全普通株が3.95%高と堅調でしたね。




26日の日経平均は一時1033円安 882円03銭安い18664円60銭で終了

2020-03-26 17:23:43 | Weblog
 26日の日経平均ですが、前日25日の欧米株式市場は上昇して終了していたものの、直近3日で3000円近く上昇していた所に、昨日夕方に入ってからの東京都知事による週末の外出自粛要請宣言で不安心理が高まったこともあり、前日終値(19546円63銭)よりも316円86銭安い19234円77銭でスタート&直後に19240円29銭も、最初の5分でまず18920円近辺。その後9時半過ぎに19050円近辺まで一旦買い戻しもその後は下落に転じて10時10分頃に18643円13銭まで下落した後は、18800円強までのレンジで推移して、午前は前日比743円34銭安い18803円29銭で終了。
 午後は18745円近辺でスタートした後12時50分頃には18940円近辺まで戻して13時40分頃までは膠着も、14時40分頃から急調整。14時50分頃に18512円81銭まで下落する場面が見られ、終値ベースでは前日比882円03銭安い18664円60銭で終了しました。

 東京都に合わせて隣接県の県知事も相次いで外出自粛要請を求める共同歩調を取ったことや、3営業日で3000円近く上昇していた反動。上げた分の3分の1弱が消滅したに過ぎませんが、上昇が急ピッチだっただけに、今日はその反動安も大きくなりました。
 指数別では、日経平均が4.51%安、トピックスが1.78%安、JPX日経インデックス400が2.05%安。
 東証マザーズが4.23%安、東証REIT指数は3.54%安。


 ダイトウボウに再び物色が入りストップ高となる45.05%高。ヘリオステクノが29.2%高。日本エアーテック(14.63%高)など2銘柄で10%台の上昇。
 ニプロが9.45%高、シキボウが8.77%高となるなど、物色は新型コロナウイルス関連銘柄が中心。金融緩和の恩恵を受けるとの見方なのか銀行系も堅調な銘柄が目に付きます。

 一方の下落組では、ファストリテイリング(13.16%安)、丸紅(11.79%安)、JFE(10.05%安)など32銘柄で10%以上の下落。
 DMG森精機が9.93%安、ソフトバンクグループが9.4%安、日本郵船が9.3%安、商船三井が8.73%安、TDKが8.71%安などとなっています。


25日の米国市場 ダウ2.39%高、S&P500種1.15%高、ナスダックは0.45%安

2020-03-26 07:14:50 | Weblog
 25日の米国株式市場は、米経済対策の合意を好感して大幅上昇もその後上げ幅を縮小してナスダックは反落する展開。
 NYダウは、一時1315ドル高の水準となる22019ドル台まで上昇する場面が見られ、終値ベースでは前日比495ドル64セント高い21200ドル55セントで終了(2.39%高)。
 ナスダックは、一時7671ポイント台も、終値ベースでは前日比33.56ポイント安い7384.30ポイントで終了(0.45%安)。
 S&P500種は、一時2571ポイント台も、終値ベースでは前日比28.23ポイント高い2475.56ポイントで終了(1.15%高)しました。
 ナスダックも指数そのものとしては反落したものの、概ね上昇2に対して下落1と騰落状況では上昇する銘柄の方が多かったようです。

 ダウ構成30銘柄では18銘柄で上昇、12銘柄で下落。
 ボーイングが24.82%高、ユナイテッドテクノロジーズが10.87%高、ナイキが9.24%高、アメックスが7.28%高、
 一方、ウォルグリーンが8.42%安、ウォルマートが4.89%安。

 ボーイングは資金繰り負担への懸念から、1か月ちょっと前の水準と比べて3分の1以下の水準まで売り込まれていたものの、ここにきて航空業界に対する政府支援への期待から買いは他の航空株にも広がったようで、アメリカン航空、ユナイテッド航空、デルタ航空も揃って10%台の上昇となりました。
 航空業界は国を超えた人の流れがかなり減り短期的には回復が期待できない以上、ライバルが何社もあればどこかは再編淘汰の対象となり、それは世界中に路線を持つ大手航空会社でも例外ではないと思うのですが、短期的な資金繰りはともかく数年レベルではLCCも含めて数を減らさないとどうにもならないと思うんですけどね。
 その再編淘汰も結局は個々の航空会社の財政事情や(軍用機部門を抱えるなど)特別な理由の有無で政府のスタンスも大きく変わってくるのではないかと推測しますが、さてどうなるか。


 NY原油は、前日比0.48ドル高い1バレル24.49ドルで終了。
 NY金は、前日比27.9ドル安い1トロイオンス1632.3ドルで終了しています。


 同日の欧州株式市場も英FTSE100が4.45%高、独DAXが1.79%高、仏CAC40が4.47%高となるなど堅調に推移しました。