ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

日々のニュースをFPの視点からチェックしてコメントします

27日のアジア株式市場 インドネシアが堅調 豪州・フィリピンは調整

2020-03-27 21:19:43 | Weblog
 27日のアジア株式市場は、
 中国の上海総合は0.26%高で上海・深センCSI300が0.32%高。香港ハンセン指数は0.56%高。韓国は韓国総合が1.87%高でコスダックは1.2%高。タイSETは0.71%高。
 他、インドネシア総合が4.76%高と堅調。
 一方、オーストラリアASXが5.08%安と大きく調整。フィリピン総合も2.5%安。
 台湾加権指数は0.38%安。ニュージーランド全普通株は0.66%安。インドBSEは0.44%安でした。

27日の日経平均 724円83銭高い19389円43銭で終了

2020-03-27 17:24:27 | Weblog
 27日の日経平均ですが、26日の米国株式市場は経済対策への期待から大幅上昇(ダウ6.38%高、ナスダック5.6%高、S&P500種6.24%高)していたことや前日に882円下げた反動もあり前日終値(18664円60銭)よりも357円37銭高い19021円97銭でスタート。9時15分過ぎに671円69銭高の水準となる19366円29銭まで上昇してから9時35分頃までは19300円を超える水準をキープも、その後は利益確定の売りに押されて10時10分頃にまず18880円弱。10時50分頃には18832円21銭まで上げ幅を縮小する場面が見られ、前場は前日比230円70銭高い18895円30銭で終了。

 午後は13時頃に19215円近辺まで上昇した後は14時15分頃に18950円近辺まで調整するなど14時50分頃までは様子見も最後の10分で急上昇。高値引けとなる前日比724円83銭高い19389円43銭で終了しました。
 朝方に上げた後は一旦利益確定の売りで上げ幅を縮小するも、結局米国株高を材料に終盤にするすると上昇したといったところでしょうか…。

 日経平均は3.88%高、トピックスは4.30%高、JPX日経インデックス400は4.25%高。
 大型株が中心の上昇となったようで、東証マザーズは1.47%高。東証REITは2.54%安。

 東証1部の上昇組では、銀行株を中心に94銘柄で10%以上の上昇となり、他 テルモが11.02%高など。銀行セクターは第四北越(10.74%高)など7銘柄で10%以上の上昇。
 他、NTTドコモが5.14%高、東京エレクトロンが5.07%高などなど。
 一方の下落組では、オルトプラスが16.77%安。リコーが4.52%安。幸楽苑(3.5%安)や吉野家(3.31%安)などお手軽系外食でも調整している銘柄が目に付く印象を受けます。

韓国の個人投資家がサムスン電子株を買い漁っているらしい…

2020-03-27 09:41:55 | Weblog
 JB Press誌(過去30日のバックナンバーは無料会員でもほぼ閲覧可能)で、韓国の個人投資家がサムスン電子株を買い漁っている旨の記事が複数掲載されていました。

韓国株急落に危険な勝負の個人投資家 人生逆転狙う「東学個人運動」 3月25日 著者 玉置直司氏
コロナ禍収束に賭けた韓国人、サムスン株買い漁る 外国人・機関投資家の売り圧力に信用取引で個人株主が対抗 3月27日付け 著者 アン・ヨンヒ氏


 両著者の記事を見るに、サムスン電子の時価総額は韓国内では2位のSKハイニックスの4.7倍程ある、東証1部で言えばトヨタ自動車と2位グループ(こちらはほぼ2倍)のような関係らしく、同サムスン電子の株価も1月20日には6万2800ウォンだったのが、3月19日には4万2300ウォン(1円=11ウォン)と3分の2程になったものの、その後は4万ウォンの大台を割り込まない理由として、海外投資家が1月24日までの5日間に6兆9773億ウォン売り越したのにまるで対抗するかのように、個人投資家が6兆9623億ウォン分買い越したのだとか…。
 ん…。あくまでも自分の金融資産の一部を分散投資で、最悪数年(元本割れ状態の)塩漬けになっても構わない覚悟の上で現物株で保有するならばそれも自己責任の範囲内だと思うのですが、怖いのはこれまで株投資をやったことがなかった人たちが急にサムスン電子株を買いに走る、まあここまでは日本のバブル時代にもまま見られた光景だと思いますが、自分の保有資産で飽き足らないで、いきなり信用取引で借金をしてレバレッジをかけて参入している金融リテラシーが明らかに低いと思われる方までもがこの動きに追従している(同じく日本で言えば商品取引の勧誘の電話に引っかかって深く考えずに信用取引を始めた方が近いでしょうか…)らしいことでしょうか…。

 もし日本の株式市場で1社しか株式を保有できないことになってその1社を選べと言われれば、(最後まで行き残る可能性が非常に高い会社の1つとして)私もトヨタ自動車をその有望な選択肢の1つに含めるとは思いますが、だからと言って値頃感があるかは全く別の問題。
 トヨタ自動車の10年来の高値(15年3月24日の8783円)と安値(11年11月24日の2330円)を見ても3.77倍あるのに、たかだか3分の1割安になった位で、しかも借金してまで買い漁るとは…(困惑
 何年も資産を取り崩して生きることができる資産家ならともかく、保有資産が少ない零細個人投資家は絶対真似してはいけない愚かな行為だと思います。

26日の米国市場 ダウ6.38%高、ナスダック5.6%高、S&P500種6.24%高 原油は7.7%安

2020-03-27 07:23:43 | Weblog
 26日の米国株式市場は、新型コロナウイルスに対処する大型経済対策が早期に実現するとの期待から幅広い銘柄が物色される展開。
 NYダウは、前日比1351ドル62セント高い22552ドル17セントで終了(6.38%高)。
 ナスダックは、前日比413.24ポイント高い7797.54ポイントで終了(5.6%高)。
 S&P500種は、前日比154.51ポイント高い2630.07ポイントで終了(6.24%高)しました。

 ダウ構成30銘柄では、ダウが2.3%安もそれ以外の29銘柄で上昇してボーイングが13.75%高、シェブロンが10.26%高、ウォルグリーンが10.21%高。アップルは5.26%高。

 NY原油は、前日比1.89ドル安い1バレル22.60ドルで終了(7.7%安)。
 NY金は、前日比17.8ドル高い1トロイオンス1651.2ドルで終了しています。

 欧州株式市場も、英FTSE100が2.24%高、独DAXが1.28%高、仏CAC40が2.51%高などプラス圏。
 朝方は利益確定の売りに伴うマイナス圏をつけていた市場が多かった印象を受けましたが、米株高につれ高したのか、こちらも終わってみればプラス圏が大半になっています。