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キユーピー、マヨネーズ値上げ・17年ぶり 

2007-05-09 14:55:40 | Weblog
キユーピー、マヨネーズ値上げ・17年ぶり 2007年5月9日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070508AT1D0809H08052007.html
 キユーピーは8日、マヨネーズを17年ぶりに値上げすると発表した。6月1日以降の出荷分が対象で、家庭用の参考小売価格(税抜き)と業務用の平均出荷価格をそれぞれ約10%引き上げる。代表的な500グラム入り家庭用商品の参考小売価格は現在の319円から350円に上がる。原料となる食用油の価格高騰が続いていることが理由としている。
 脂質の少ない商品「ハーフ」は約6%の値上げ幅にとどめ、参考小売価格は400グラム入りで319円(現在は300円)になる。マヨネーズ風調味料「キユーピーディフェ」の価格は据え置く。
 製油大手のJ―オイルミルズと日清オイリオグループは4―6月に、菜種や大豆を原料とする食用油を1キロ20円引き上げると表明し、大口取引先と交渉を進めている。菜種など植物からつくるバイオ燃料の世界的な需要拡大で植物原料が高騰しており、その影響が食卓に及んできた。今後、他の調味料に値上げが波及する可能性もある。


 ある経済誌で、同じ作物を育てるのでも、バイオ燃料用需要と食用需要とで作付け場所の取り合い状態になっているという特集が組まれたりしていたので、この基礎的な食料品の世界的な値上げ傾向は聞いていたのですが、いざ消費者価格に反映されると、改めてこの問題の重要性を意識せざるを得ませんね。
 まあ、値上げはマヨネーズなので、いわゆるマヨラーと呼ばれる人や業者のように大量消費する方以外は直接的な影響は少ないと思いますが、いずれは特売の減少と言った形でじわじわと消費者への価格転嫁が進んでいくのかもしれませんね。


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