日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

建物見学会

2005-03-17 | 仕事・建物
 今日は午後から建物の見学会。
家づくりの会の仲間が働いていた事務所兼住宅。
何の知識もないまま参加しました。

庶民的な駅を降り、踏み切りを渡るとそこは高級住宅地。
打ち放しのコンクリートに赤さび色の塗装がしてあります。
車庫から玄関の入り口は案内役の彼の作品が伺われます。
師匠の設計を踏襲している・・と参加者が口々に話します。
手前が事務所、奥が住まいです。
事務所の打ちあわせ室が二つも在り、一つは建設業者の打ち合わせ、もう一つはお施主さんとの打ちあわせ室。
とてもぜいたくなスペースに一同唖然。
壁には絵の額縁や焼き物など、どちらを向いても目が釘付け。
2階仕事机の前にはカリン?の枝が顔を出しています。

隣の自宅も詳細に見せてもらいました。
「住むと言う事は不変、社会情勢が変わってもそれは些細なこと」
ふうむ、そうです。
些細なことに振り回され、「気持ち良く住む事」を二の次にしてはいないか、反省をさせられました。
それにしても調度品や絵画に並々ならむものが見え、豊かな階層の人は違うことを実感させられました。

見学がひとしきり済んだところで、見せてもらえなかった扉が開かれ一同「うわ~~」
2階分の吹き抜けの15帖ほどの部屋出現しました。
背の高い暖炉に薪がくべられて燃えています。
大テーブルにはビールやパン、20人以上の見学者のパーティーが始まってしまいました。
コメント
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