日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

マッサンの世界 大山崎

2016-04-29 | 趣味・遊び
このブログ始まって以来の快挙(?)或は愚挙
一日3回のアップです。

京都大山崎の最後のページ

ビックリの閻魔大王のお堂から坂をグングン下り
小川の向こうの上り坂をヒーフー登り
専用トンネルをくぐると



最後の見学地「アサヒビール大山崎山荘美術館」



山崎と聞くとサントリー蒸溜工場をイメージしていたが
案内の林亨氏の説明で納得がいった。

大正昭和の実業家加賀正太郎氏が資金援助したのが
ニッカのマッサン(竹鶴政孝)
マッサンが働いていたのがサントリーの鳥井信二郎氏
また加賀氏はアサヒビールにニッカの株を売った。



一般公開されていない美術館の中の「彩月庵、橡の木茶屋」のお話し。
まさに以前のテレビ小説「マッサン」そのもの
うろ覚えの私の前には、一つ一つ頷く奥さま、良く見ていたのでしょう。

この限られた天王山に三人がいて、
加賀正太郎と鳥井信二郎が繋がっていない訳は無い・・


睡蓮池

美術館の全ては洋風建築だが、二軒の茶屋は純和風
加賀夫人が好んで足を運んでいたらしい。

「この場所は、大昔の歴史から、近時代は実業家達の交流の場だった」
一日のツワーの締めくくりに、
「ハイグレードな大山崎探訪に納得が行きましたか?」
納得納得だが、正面のご夫婦はウツラウツラ・・
面白くて目の覚める様なツアーだったが、眠気には勝てなかった?

解散して美術館の中で「!!」新幹線の時間が!
大慌てで回ってしまい、アンタダさんの新館の写真を撮り忘れたっけ!

大山崎の地名すら知らなかった私が
大山崎通(?)になり、歴史の一画を知りえて
とても面白かった2日間でした。

さあ明日からは大型連休で初夏
また違う日常をアップします。
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大山崎 聴竹居

2016-04-29 | 趣味・遊び
離宮八幡宮の後、坂道をグングン上り、下り着いたのが
見学会の主催者の拠点「聴竹居」
大正から昭和に掛けた建築家wiki藤井厚二氏の実験住宅の自邸



林に囲まれたこの地は絶景、縁からの眺め



居ながらにして、大山崎の町並みと先の淀川が見渡せる。
(屋内は公開禁止)
裕福な造り酒屋の出身で着るもの持ちもの車迄超一流品を身につけた。
この硝子もドイツから取り寄せて歪み無し。

見学を仕切って下さった皆さんに案内をしていただいたが
屋内は、紙の壁や天井が茶色くくすみ、剥がれそう
「80年住宅です」と言われても、
日々住まいを綺麗に気持ち良くを仕事にしている身としては
「いいのかな~~」「補修費用がないのかなあ~~」心配する。

敷地の段差部分にパイプを埋込み、居間の地袋を風窓にしている。
「環境共生住宅の所以」だそうだが
「虫が出入りしないかな~~」いらぬ心配をしてしまう。

縁でいただいた特製弁当

 

美味しかった。
一段下がった場所には、やはり実験住宅



天王山の一万坪を買い占め、
住宅を造り住んで、データーを取り友人に譲ったとか・・
最後の実験住宅は五作目、昭和3年竣工だから築88年!
戦争をくぐり抜け、阪神淡路大震災をやり過ごした(?)



玄関脇は補修した後があったが
震災の被害を聞かずじまいだった。
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大山崎宝積寺 閻魔様

2016-04-29 | 趣味・遊び
29日京都大山崎のビックリ観光の真骨頂、宝積寺wiki
聴竹居の見学と昼食の後に向かいました。



小槌宮(一寸法師が打出の小槌で大きくなった場所)の赤瓦の軒先には獅子達

 


金色に輝く十一面観音も素晴らしかったが

お隣の閻魔堂に入ってビックリ



「日本一の閻魔大王に驚きますよ!」と言われていたが


パンフレットより

実物は圧巻!!
閻魔大王達の前に座り説明を聞く。

他のお寺にあった閻魔さま達だが、廃仏毀釈により、路傍に打ち捨てられた。
宝積寺のお坊さんに拾われ、美術館に預けられていたが
閻魔堂を造って引き取り安置された・・とか

正面に座った為か、前列左の「倶生神/ぐしょうしん」から目が離せない
人の産まれたときからの記録係(たぶん)だが
「何でそんな事をしたのかな~~」悲しみつつ睨んでいそう・・

本堂の護摩炊きの説明をして下さる郷土史家の林亨氏



京都の西のドンずまりの大山崎地域
素晴らしい場所だった。



また坂を下り、左手の小川の先に登り道
行ったり来たりは大変そう・・と思っていると
下った先からその道をのぼる事に・・

まだ続きます。
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