日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

たんぽぽの生命力

2020-04-28 | 趣味・遊び
緊急事態宣言が出されてから、3週間が経った。
新たな感染者は減少傾向にあるものの
まだまだ気は抜けない。

時に散歩に出ると、草原にはたんぽぽが咲きみだれる。
外歩きが気持ちの良いこの季節だが
少し気が引ける。

今年新一年生の男の子
入学式が始まらないうちに学童に通いだし
7日目で学童も閉鎖になってしまった。

この子が4歳の時の話

    

保育園の帰りに丸いタンポポの綿毛をそっと折って
「ママにあげる」
綿毛が飛ばないようにそ〜〜と歩いて
シズシズと帰った。
家の横までたどり着いたその時
サ〜〜と風が吹き抜けた。

綿毛は風に乗って飛んで行き
男の子の手には丸坊主の茎だけが残った。
しばし茫然!
我に帰ると、茎を放り投げ
「プウはもうやらない!」
(綿毛を吹いて散らしていたのでプウと呼んでいた)

ぷうのことはもう忘れたと思うけど
ランドセルを背負って1日だけ行った小学校
「保育園の○○ちゃんと一緒だよ」
楽しみにしていた学校のことは忘れるはずがないけれど
連休明けから延長されそうな緊急事態宣言
この先どうなることだろう??
    
    

使わなくなった鉄パイプに根付いたタンポポ
可憐な花は生命力に溢れている。


コメント
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