一昨日読み終えた桐野夏生著
「日没」岩波書店刊
とても怖い内容で、一旦やめて
他の本を読んでから読み続けた。
近未来か裏社会か映倫ならぬ文倫のある時代の日本
海の向こうの大国でもまかり通っている世界なのかも、、
文倫から反社会的な本を書いていると著者に呼び出しがくる
行けば反論は通らない世界
自作の擁護をすればするほど窮地に陥り
否応なく粗末な独房に閉じ込められる。
食事は粗末な上、量が少なく
ついガツガツと食べてしまう。
時に呼び出され、反省したか確かめられるが
意志強固な作家は反論して余計なドツボに嵌る。
ほんの少しの希望を見つけて
所長や医師の意に染まるようにするが
作家たるもの反社会性な思考がないと(勝手な思い込み)
なれない職業にして、
つい、激論になり暴力も出てしまう(自己に忠実?)
ニッチもさっちも行かない状況になり助けの手が・・
どうにもこうにも、希望が湧いてこない物語ではある。
桐野夏生にしか描けない物語。
随分前に見た映画華氏451は
まだ希望が持てる側面があったが
「日没」は希望のかけらなし
桐野夏生は自由なものがいくらでも書ける(?)日本で
追い詰められることがあったのだろうか?
そういえばまだ、末尾の解説は読んでいなかった。
気分を落ち着かせてから読みたい。
「日没」岩波書店刊
とても怖い内容で、一旦やめて
他の本を読んでから読み続けた。
近未来か裏社会か映倫ならぬ文倫のある時代の日本
海の向こうの大国でもまかり通っている世界なのかも、、
文倫から反社会的な本を書いていると著者に呼び出しがくる
行けば反論は通らない世界
自作の擁護をすればするほど窮地に陥り
否応なく粗末な独房に閉じ込められる。
食事は粗末な上、量が少なく
ついガツガツと食べてしまう。
時に呼び出され、反省したか確かめられるが
意志強固な作家は反論して余計なドツボに嵌る。
ほんの少しの希望を見つけて
所長や医師の意に染まるようにするが
作家たるもの反社会性な思考がないと(勝手な思い込み)
なれない職業にして、
つい、激論になり暴力も出てしまう(自己に忠実?)
ニッチもさっちも行かない状況になり助けの手が・・
どうにもこうにも、希望が湧いてこない物語ではある。
桐野夏生にしか描けない物語。
随分前に見た映画華氏451は
まだ希望が持てる側面があったが
「日没」は希望のかけらなし
桐野夏生は自由なものがいくらでも書ける(?)日本で
追い詰められることがあったのだろうか?
そういえばまだ、末尾の解説は読んでいなかった。
気分を落ち着かせてから読みたい。