岩井俊二著
「キリエのうた」 文春文庫刊
以前から机の上にあったが、気が進まずにいたが
一昨日読み終えた。
おりしもブログアップしようとしていたが
昨日の朝日新聞の夕刊
一面にデカデカと「なあ岩井、なんか撮れよ」の見出し
文中に出て来た中島医師と著者の岩井俊二氏
とっくに上映されてた映画
「キリエのうた」 の事だった
毎年3月には必ず合唱で取り上げられる「花は咲く」の作詩が岩井氏
作曲はお友達(?)の菅野よう子氏
今までは背景を知らずに歌っていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/7e/8610e259a2862d3e324f09a584a6fd4a.jpg)
挿絵です
一般的に小説は作者の背景を知らなくても楽しめるし
胸(心?)の中の落ち着くところに収まるけど
新聞記事を見て私の無知に呆れた。
著者の実際のことと創作と合わせて腑に落ちた。
新宿南口で歌っていたキリエ
実際にも夕方になると
甲州街道の騒音の中で歌っている人が何人もいる。
今度じっくり聞いてみたいと思う。