貫井徳郎著「悪の芽」 角川文庫刊
一昨日読み終えた。
帯の一文「何気ないひと言が殺人鬼を生んだ
ちょっと違う気もするが、、
出世街道を順調に進み、幸せな家庭を築いている安達
物事を深く考えもせず、時流に流されている(?)大学生
小学生の頃のいじめで不登校になり、何かと不運がつきまとう斎木
斎木に娘を殺された厚子
ちょっとした思い付きが他人の人生を狂わせる。
斎木の無差別殺傷事件を契機に
人生を狂われた人、狂う一歩前で踏みとどまった人
順調だった日々にひび割れを生じた安達
パニック障害で出社できなくなる
それでも、偽ることなく小学生の頃のいじめを語り
斎木を知ろうとする。
ネット上の主人公になりかけた人たちが、一歩手前で立ち止まり
正気に戻って物語は収束する。
集団の中の1羽はどれ?
自分の姿を晒すことなく、一方的に他人を貶める
嫌なことです。
しかし、この中に出てくる「頭がいいから」には引っかかる
頭がいいからこんなことは知っているでしょう。
頭がいいからわかるでしょう、、
物事を知ることや、理解することは
頭がいいからでは割り切れない。
そこを引っかかりながら読み終えた。
一昨日読み終えた。
帯の一文「何気ないひと言が殺人鬼を生んだ
ちょっと違う気もするが、、
出世街道を順調に進み、幸せな家庭を築いている安達
物事を深く考えもせず、時流に流されている(?)大学生
小学生の頃のいじめで不登校になり、何かと不運がつきまとう斎木
斎木に娘を殺された厚子
ちょっとした思い付きが他人の人生を狂わせる。
斎木の無差別殺傷事件を契機に
人生を狂われた人、狂う一歩前で踏みとどまった人
順調だった日々にひび割れを生じた安達
パニック障害で出社できなくなる
それでも、偽ることなく小学生の頃のいじめを語り
斎木を知ろうとする。
ネット上の主人公になりかけた人たちが、一歩手前で立ち止まり
正気に戻って物語は収束する。
集団の中の1羽はどれ?
自分の姿を晒すことなく、一方的に他人を貶める
嫌なことです。
しかし、この中に出てくる「頭がいいから」には引っかかる
頭がいいからこんなことは知っているでしょう。
頭がいいからわかるでしょう、、
物事を知ることや、理解することは
頭がいいからでは割り切れない。
そこを引っかかりながら読み終えた。