日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

あきる野市広徳寺&WBC決勝

2006-03-22 | 自然・風景
 昨日はお墓参りに行った。
実家に集合した兄弟4人と兄嫁で
てんやわんやのお彼岸を過すはめになった。

WBC決戦が今にも始まる11時、
後ろ髪を引かれる思いで近くのお墓に参った。
早々と墓掃除と兄貴のにわか「般若心境」でお参りを済ませ
気が付くと、いつもは賑わう墓地が閑散、後一組がみえるだけ。
「きっとみんなテレビを見ているのよ」

住宅街を通り過ぎお目当ては徒歩30分
懐石の「佐五兵衛」
お正月にほうとう饂飩を食べて、今度は少し奮発をする。
何回か予約の電話を入れるも「満席です」
そっけない返事が、今日は私達一組だけ。
「お彼岸なのに変ねえ」
広い和室に秋川の方角は竹の塀
ロケーションも何もあったものではない。
「前は川まで見えたのが今は住宅だらけです」と中居さん

ノビルのぬたから始まり、ビールにお酒、
美味しいお料理が次から次へと運ばれる。
締めは「よもぎそば」ひんやりツルリ、のど越しが良い。

「野球は6対1で勝っています」の中居さんの声を後に
「広徳寺から金剛の滝まで行きましょう」
私の提案に賛同。
秋川の小さい橋を渡り「広徳寺」案内標識が出ている山道へ進む。
兄は昨年2月にスキーで複雑骨折、お正月までは杖を付いていたが
今は毎日午前午後の散歩で鍛えているとか・・
たいした道のりでもないので「平気だよ」

初めて通るの山道を抜けると、
土手にカタクリとレンゲショウマが真っ盛り
兄が携帯電話で野球の行方を聞く
「6対5」かなり危ない展開だ。

畑のなかを通り広徳寺に到着
都の天然記念物の大木と五日市の由緒あるお寺
山門が何とも言えない風情(写真)
一回りをして、さあ山道を登り金剛の滝へ
また電話「10対6で優勝!!」
私達の他は誰もいない山に「拍手と歓声」
「早くテレビが見たいね」

20年以上も前に、
5歳の姪と甥を連れて行ったきりの金剛の滝
そんなに遠いはずはない。
所が道幅は広いもののかなりな急坂
「はあはあ・・」肩で息をする私に
「何でそんなに息が上がるの?」
週に3回もプール通いの姉達に笑われる。

たしか、河原の向こうが滝だった。
急な梯子付き坂道を降りると、水のない河原・・
焦って、ひと足早く河原を越えてたきのある方向へ急ぐ。
「見えた!」
前に見たより随分と貧弱な落差4mほどの滝
苦労して来た割りには報われない感じがする。
「ここに通れそうな穴がある」と姉
滝の横にチェンが付いた黒々としたトンネル
「こんなとこ通るのいやだね」
と言いながらくぐり抜けると
「あった!」以前見た金剛の滝
途中で右にカーブした優雅な滝
雌滝と雄滝だそうだ。
見つかってよかった・・

「別の道で帰ろう」
姪をオンブして下った急梯子を目指すが
「危険なため使用禁止」
また元の山道にあえぎあえぎ戻る
「こっちの道のほうが近そうだよ」
兄の一言でひどい目に遭う・・
標識は
「広徳寺1.5キロ(?) 小峰公園1.4キロ(?)」
小峰公園から先がこちらの方が近い」
「元の道を戻りたくないものね」
兄嫁以外は全員賛成、いざ・・

出かけるので続きは後日。

佐五兵衛
広徳寺
金剛の滝
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