日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

海老様から紀宮様茶事

2004-11-15 | 趣味・遊び
 昨日「口切りの茶事」がありました。
春に摘んだお茶を壺に入れて密封し、風炉から炉に変わる11月に壺の口を切ってお茶をとりだします。
お料理を戴いている間、にごろごろと石臼で葉茶を引き、そのひきたての抹茶を頂く格式あるお茶事です。
待合にはご亭主のその日の趣向が垣間見えます。
曰くあり気に飾られた金色の置物を手に取ると、平成天皇の誕生記念品です。
紀宮様の結婚相手が決まって早速用意した様子です。
お茶席も天皇の誕生杯・成婚記念茶碗など続々と、めでたさ満杯。
お話を伺うと、朝の新聞を見て今日の趣向を「海老蔵襲名披露」から「紀宮様のご婚約」に急きょ変えられたとか・・
タイムリーな趣向に脱帽でした。
祝い膳からお濃い茶~懐石料理~お薄まですべて堪能し、気分とお腹・眼福に大満足、至福の一日。
足だけはがちがちで、悲鳴を上げていました。
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2 コメント

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海老様は壺の海老尾 (Unknown)
2004-11-15 20:24:34
こんにちわ。

炉開き、口切、紀宮様ご婚約とお祝い毎ずくめのお茶時だったのですね。

羨ましいかきりです。

お茶壺の写真拝見して、大きさもたっぷりとした見事な壺ですね。

伝来、ご銘など御ありのようですが。

海老様は壺の海老尾に残されていたのでは。

趣向を急遽変更なさる席主様は大きなお蔵にたくさんのお道具が保管されておられるようですね。

至福の一日とのこと良かったですね。

   (キヅカレ)
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聞かなかった (いちよう)
2004-11-16 09:21:31
う~~ん、壺の海老尾ですか?

気づかず聞きませんでした。

目は節穴、馬の耳の持ち主なので、席主は気の毒ですね。

お蔵はないところなのですが、お道具をどのように仕舞ってあるかが話題になりました。

次は4月に普通の正午の茶事に決まりました。

知識のない私は「手配師」としてお役に立っています。
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