魚のぶろぐ

2006/5/28~。現在復旧作業中です。ご容赦願います。 ぶろぐの写真はオリジナルです。無断転載はお断りします。

ツバメシジミ

2022年04月10日 17時50分40秒 | 昆虫・クモ

今日は近所へお散歩。ミズゴロウを捕獲していました。200匹くらい捕獲しましたが、★3が案外少ない。しかし野原にはチョウ類が再び大量に飛び交うようになり、楽しい。

さて、先日発見したチョウ。裏面は小さな斑点があるが、表面が大変美しい。ヤマトシジミかと思ったが、後翅が少し尾状になっていて、ツバメシジミのようである。一見地味だが黒い部分に光が当たると緑色に輝き美しいチョウである。初めてみる種なのだが比較的普通にみられるチョウらしい。

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ゴマヒレキントキ

2022年04月09日 22時15分44秒 | 魚紹介

昨日は不快な本の記録だったので、今回は楽しい魚の話を。キントキダイ科のゴマヒレキントキ。

ゴマヒレキントキはキントキダイ科の魚であるが、キントキダイやホウセキキントキなどこの属のほとんどの種類が含まれるキントキダイ属ではなくゴマヒレキントキ属の魚である。従来はゴマヒレキントキは大西洋にもすむとされ、学名もHeteropriacanthus cruentatusというものであった。ただし現在は太平洋のものと大西洋のものは別種とされており、前述の学名は小アンティル諸島産の担名標本につけられた種とされ、太平洋産のにはつけられないのだ。現在インドー太平洋産のものの学名はHeteropriacanthus carolinusとされている。日本でも伊豆半島以南の太平洋岸、琉球列島で多く見られる。

見た目は深海性のキンメダイのようにも見えるが全く異なる仲間の魚である。眼が大きいとそう見えるのかもしれない。ゴマヒレキントキは比較的浅いサンゴ礁域、岩礁などでよく見られ、暗闇を好み夜に活発に泳ぐ。暗闇を好むのはキンメダイなどと似ているかも。

ゴマヒレキントキの尾鰭

ゴマヒレキントキは鰭に小さな黒い点がある。この個体では背鰭や臀鰭では薄いのだが、尾鰭ではそれなりに目立つ斑点が見られる。ホウセキキントキに似ているが尾鰭は湾入系ではないため見分けることができる。

ゴマヒレキントキの腹鰭と胸鰭

腹鰭は一様に赤色、または一部透明である。いずれにせよ腹鰭の基部には黒い点がない。これによりミナミキントキやアカネキントキと見分けられる。とくにアカネキントキは尾鰭の形状がよく似ている。胸鰭は薄い赤色であり、キビレキントキと見分けられる。キントキダイの仲間は種類が多いが、見分けられないことはないだろう、ただアカネキントキとホウセキキントキの見分けは苦手である。

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いきもの六法を読んで思ったこと

2022年04月08日 22時45分34秒 | 書籍

つい最近こんな本が出版されたので購入してみた。いきもの六法という本である。

いきなり5ページ目に「『愛好家の採集を規制するよりも、環境破壊を規制しろ』という意見もあります。おっしゃるとおりですが、それでも、それらの法律を守ることが、私たちが今後も生き物との豊かな関係を維持して楽しむために必要だと思います」とあり、いきなり環境破壊軽視発言が登場。実際に採集が規制され、禁止されるだけで生物多様性保全にとって大いなる脅威となっている開発についてはほとんど何もない。確かに法は守らなければならないが、はたしてその法はだれが作ったのだろうか。考えなければならないだろう。この本の著者中島慶二はもともと環境省の人間であり、法で愛好家を縛る立場の人間であるということを忘れてはならない。

さらに種の保存法の項目では「絶滅危惧種を守るためどんどん指定種が増えている」などとしているが、なぜどんどん指定種を増やしているのか。ということになるだろう。確かに愛好家に人気の高い種で乱獲により姿を消しつつある種も多くいるが、多くが開発で姿を消しているのに、その生息場所のそばまでメガソーラーを立てたりしてるし、石垣島に至っては希少な生き物の宝庫である場所が多大な悪影響にさらされるようなところにゴルフ場が建設されようとしている。はたして、法律とは何なのだろうか。条例とは何なのか。そして何のために守るべきなのだろうか。環境省など行政はそこのところを本当に勘違いしているように思える。

中身については、ただ法律や条令のことについて詳細に記述しているのではあり、丁寧ではあるのだが、上記のこともあり、私はこの本についていかがわしさを感じた。結局、環境省の考える「生物多様性保全の重要さ」の押し付けにしかなっていないと感じた。

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最近のカスリイシモチ

2022年04月07日 22時45分44秒 | 魚介類飼育(海水)

 

最近のカスリイシモチ。地味なように見えるが背鰭の黄色が美しいし、夜、消灯した後水槽を懐中電灯で照らしてみると鱗が光り輝いて美しい。ただ水槽の背面や底面がコケだらけなのでなんとかしないといけない。

大食いは相変わらずで、イトヒキベラの仲間ルビーフィンフェアリーラスを捕食してしまった。うーん、小さいイトヒキベラとの相性は極めて悪いようだ。

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最近入れたサンゴ2

2022年04月06日 21時19分06秒 | 魚介類飼育(海水)

3月28日(月曜日)にはちょっとした研修があり水戸まで。しかし途中にあるこの看板、ネーミングセンスがいい^^その後は帰宅する前にさらにキターのほうまで足を延ばして、東海村のNMCさんへ。ここで二つのサンゴを購入。

キッカサンゴ。見たときは灰色っぽく、黒い縞模様があったように見えたのだが、写真ではなかなかその様子は見えない。写真をみてもお分かりのように、円形のプレートに接着されたフラグサンゴとなっている。リュウキュウキッカサンゴなどよりも骨格が分厚いため、成長が遅いように思われる。じっくり育てたいサンゴである。

こちらはウスコモンサンゴ。おそらく「巻く」タイプではないかと思われる。これも見てお分かりのように、プラグに接着されたフラグサンゴである。

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