今日から始まった、フィギュアスケート・世界ジュニア選手権2016。日本からは男子3人女子3人アイスダンス1組が出場している。
テレビ放送は、フジテレビとJ SPORTS。フジテレビは男子フリーと女子フリー、J SPORTSは全種目で日本選手と上位選手を放送予定。
その前に、なんと、男子と女子のショートプログラムを、ネット配信 実況・解説なしのノーカットで、男子は17日(木)12時ごろ~、女子は19日(土)12時ごろ~。
ショートプログラムは人数が多いので全部見るのは大変だけど いい機会なので、いろいろな国の選手をチェックしてみて
<追記>
現在配信中
録画だけど、整氷もカットせずにそのまま流している。権利の関係で一切の編集ができないのかも。
YouTubeだと、こちら。
これから第3グループ。このあと日本選手の登場は、第4グループ6番目に宮田大地が14:50ごろ、第5グループ4番目に中村優が15:35ごろ。アメリカ代表だけど日本人の樋渡知樹が中村優のすぐ前、15:28ぐらい?とてもいい演技だったので要チェック!
日本男子の“3強”時代を築いた3人の、最後の一人が、引退を決めた。
フィギュアスケート男子の小塚崇彦が、今季限りでの引退を発表というニュース。どんな選手もいつかは引退するけれど、やはり寂しい・・・
ここ1、2シーズンは、不本意な演技になってしまうことが多かった。ソチ五輪前年からの股関節の怪我が、結局完治しなかったようだ。
痛みが出てきたとき手術も検討したが、ソチに間に合わないということで回避。直前の全日本で3位になったのに五輪代表に選出されなかったのは、どれだけ悔しかったことだろう。ある意味、不運だった。
やはり怪我の影響があるのか、2011年世界選手権で銀メダルに輝いた頃のような伸びやかさが、最近は少し足りないような気がしていた。なんというか、可動域が小さくなっているような、、、。それでも、絹糸のような美しいスケーティングは、いつ見ても惚れ惚れした。
3年前に、織田信成と小塚崇彦の歩みをまとめたブログ記事を書いたが、読み返すとあらためて、小塚が日本フィギュア男子・チーム日本にどれだけ貢献してきたかがわかってくる。バンクーバー五輪前年の世界選手権で3枠確保は、翌年の自分のためでもあるとはいえ、本当に大きかった。
一方で、僅かな差で順位を落としてしまう、どこか勝負弱いところも。ガツガツしてない、と言うべきか。
2011年のGPSスケートアメリカで、0.39差で3位だったが、2位だったらグランプリファイナルに進出できていた(その場合、ロステレコム杯を0.03差で制した羽生結弦には進出のチャンスがなくなるところだった)。
2015年世界選手権のショートプログラムで、あと0.13点取れていればフリーは第2グループ。フリーの第1滑走を引いてしまった不運も痛かったけど フリーは4回転もトリプルアクセルも頑張って着氷したが、あと0.35点取れてたら11位、3枠確保だった。(そんなときに限って、羽生が優勝しないんだから~)
と、つい“たら、れば”を並べてしまったが、もっと点が出てもいい、もっと勝っていい、と思う選手。応援したくなる選手だった。
引退後は、トヨタの社員として働くという。高校卒業&大学進学と同時にトヨタ所属になったので、今までも社員ではあったわけだが いったん氷から去るけれど、いつかプロスケーターかコーチとして、氷上に戻ってきてほしい。
NHK杯3位になった年のエキシビションナンバー「踊り明かそう」、グランプリファイナル2位になった年のエキシビションナンバー「ラストダンスは私に」、可愛くって楽しかったなぁ
衣装がシンプルで“ユニクロミオ”と言われた「ロミオとジュリエット」、SPでステップ2種類必須だった頃の「Take Five」でステップからステップと続くところも、よかった。もちろん、世界選手権銀メダルの「ピアノ協奏曲」は美しかった・・・
長い間、お疲れ様でした
(mixiで教えてもらった、The Mainichiの写真で振り返りながら)