Thank you for the music

好きな音楽のこと、あれこれ。その他諸々もあり。

「世界入りにくい居酒屋」で香港

2016年03月17日 17時47分24秒 | 香港

 mixiでもらった情報。NHK・BSプレミアム「世界入りにくい居酒屋」、今夜3月17日の放送は香港
 入りにくい、といっても会員制とかじゃなく^^; 地元でも知る人ぞ知る、マニアックな店ということかな。
 香港の歓楽街といえば蘭桂坊(ランカイフォン)あたりだけど、わざわざ西貢に行くあたり、コーディネーターさんも工夫してる
 毎週木曜、夜11時15分の放送。今夜はフィギュアスケート・世界ジュニア選手権のアイスダンスを見ている時間なので 録画予約してます
 

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世界ジュニア選手権2016男子SP

2016年03月17日 01時29分05秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・世界ジュニア選手権2016、本日開幕。日本期待の山本草太が、移動日の朝の練習で右足首を骨折 急遽、友野一希が出場することになった(そして第1滑走を引いた)。
 最初の種目が、男子ショートプログラムジャッジスコア)。

<G1>
1 友野一希 SP:58.33(20)
 「Japanese Doll」「Genkon」♪ 緊張の第1滑走、「カズキ、ガンバ!」と仲間の声に送られて登場。歌舞伎の音できっ!と見得を切って滑り出し、トリプルアクセルを鮮やかに着氷。ルッツ・トウは3-2になったが、3回転フリップは問題なし。スローパートで丁寧にキャメルスピン、三味線と太鼓でアップテンポになるパートで躍動感のあるステップ。
 素晴らしい演技 もうちょっと点が出てもいいのになぁ~~~ ルッツのエッジエラーe判定、ステップのレベル2あたりが課題か。

2 ロマン・サヴォシン(ロシア) SP:64.00(13)
 「Il Mirto e la Roas」♪ JGPには出場してなかった選手。トリプルアクセル着氷、体を伸びやかに使うステップ。ルッツ・トウ3-3、3回転フリップも下りた。基本的な姿勢がきれい。

3 グレブス・バシンス(ラトビア) SP:41.93(36)
 「Clint Eastwood」♪ 渋いグレーの衣装。3回転ルッツ転倒、ステップは一歩を大きく意識している。フリップ、後半のダブルアクセルは着氷。なかなか雰囲気はある。

4 マテ・ボロツ(ハンガリー) SP:37.16(38)
 「Allegro」「Steppe」♪ 地元の声援の中、トウループ3-3を跳んだが惜しい転倒。フリップも転倒したのは痛い ダブルアクセルが決まると大拍手。まだこれから、という感じ。

5 エクトル・アロンソ=セラノ(スペイン) SP:51.41(28)
 「ザ・マスク」♪ 映画に出てくるような、黒白ボーダーに黄色のベスト。ルッツ・トウ3-2はやや着氷が乱れたが、フリップとダブルアクセルはきっちり入った。フライングシットスピンでちょっとミス^^; ノリノリで踊るパートは頑張ったかな。
 キス&クライではおどけた表情で笑いをとった。

<G2>
6 マーク・ゴロディンスキー(イスラエル) SP:45.28(34)
 「メガポリス」♪ 黒の脇腹に鍵盤模様の衣装。ルッツ・トウ3-2はセカンドで片手上げ。フリップは少し乱れたが、ダブルアクセルはきれいに決める。まだ14歳、基礎を固めてる途中かな。生まれ育ちはカナダで、キス&クライの会話は英語。声が変わりきってない

7 ジョシュ・ブラウン(イギリス) SP:57.65(23)
 「幻想即興曲」ショパン♪ きれいな水色の衣装。3回転ルッツで片手をついたが、2回転トウループにつなげる。フリップ、ダブルアクセルは流れの中で決めた。キャメルスピンやフライングシットスピンもわりときちんとしている。ピアノだけの曲でも単調にならないように工夫していた。
 シーズンベストに大喜び。

8 ジェームス・ミン(オーストラリア) SP:51.96(27)
 「The Prayer」♪ 小さくて可愛い男の子。スピードに乗って滑り出し、ルッツ・トウ3-3に挑んだが転倒。フリップを決め、脚を上げてY字姿勢をとってからのダブルアクセルに会場が沸いた。
 表現する意欲にあふれてる感じで、これからが楽しみ。

9 バサル・オクタル(トルコ) SP:48.65(31)
 「Ain't No Sunshine」「Once Upon a Time in America」♪ 首をぐるんと回して動き出す。ルッツ・トウ3-2、3回転フリップ、ダブルアクセルと入る。ステップの足さばきは悪くない。大人っぽい雰囲気を出そうとしていたかな。

10 カイシャン・チュー(マレーシア) SP:38.77(37)
 「Fanatico」♪ シニアの世界選手権に出るジュリアン・ジージエ・イーに代わって出場。ルッツ転倒、キャメルスピンはややトラベリング。フリップが決まったのに、ステップの途中で転倒 イーグルからダブルアクセルは決めた。

<G3>
11 チャ・ジュンファン(韓国) SP:74.38(7)
 「死の舞踏」サン-サーンス♪ ブライアン・オーサーに師事する韓国の新星。ドラムが刻むリズムで滑り出し、ルッツ・トウ3-3をスムーズに決める。3回転フリップ、終盤のトリプルアクセルとジャンプはノーミス。細長い手足を大きく使って、活き活きとステップを踏む。コンビネーションスピンではヘアカッターも見せた。
 なんか、雰囲気が少し羽生結弦に似てるかも

12 ダニヤル・アディロフ(カザフスタン) SP:47.99(32)
 「Black Heart」♪ 朴訥な雰囲気。ループ・トウ3-2を下り、フリップは転倒。ダブルアクセルは着氷からそのまま振付のターンにきれいに入っていった。全体に丁寧なところは好感が持てる。

13 アレクサンドル・セレヴコ(エストニア) SP:60.91(17)
 「Once Upon a Time in Mexico」♪ 黒シャツで。エレキの音にのってダブルアクセル、フリップと決める。スローから速いテンポになるところで、きびきびと動くステップ。後半にトウ・トウ3-3も決まった。
 身のこなしがきれいで、音に所作を合わせるのが上手い。シーズンベストに破顔一笑

14 ルク・マイアホファー(オーストリア) SP:50.27(30)
 「Larrons En Foire」「Diabolique」「John Grey」♪ 黄色のシャツにパープルのジャケット、ピンクのタイ。まだ針金みたいに細い ルッツ・トウ3-2、フリップと決まり、ダブルアクセルはほとんど助走無しで跳んでいた。コミカルな振付をたくさん織り込んだステップ。
 スピンも速いが、足を換えた後にどっと遅くなってしまい^^; まだまだこれから。

15 カタリン・ディミトレスク(ドイツ)
 棄権。

<G4>
16 ヤカウ・ゼンコ(ベラルーシ) SP:57.67(22)
 「Gopher Mambo」「Mambo No. 5」♪ 細身の体で、ルッツ・トウ3-3をするっと跳んだ。フリップもきれいだったが、ダブルアクセルは少し乱れた。あんまり“マンボ”って雰囲気のルックスじゃないんだけど^^; ラテンっぽいノリにトライしていた。
 コーチは有名なエテリ・トゥトベリゼ&セルゲイ・ドゥダコフ。練習拠点はロシアのようだ。

17 イラクリ・マイスラゼ(ジョージア) SP:56.87(24)
 「Lezginka (Caucasian Folk Music)」♪ 鮮やかな赤いジャケット。トリプルアクセル、3回転フリップとクリーンに決めた!ところがルッツで転倒、コンビネーションにできず
 祖国の民謡で、情熱を内に秘めたようなステップ。ちょっとプログラムとしては地味かも。

18 ニコラス・ヴルドリャク(クロアチア) SP:52.12(26)
 「レ・ミゼラブル」より「彼を帰して」「フィナーレ」♪ もう19歳、やはり雰囲気が大人。ダブルアクセル、ルッツ・トウ3-3と決め、フリップからそのまま振付に。「民衆の歌」でステップはなかなかドラマチック。

19 ヤクブ・クルシュナク(スロバキア) SP:43.19(35)
 「Booty Swing」♪ 黒シャツに白いサスペンダー。186cmと長身を元気よく動かす。フリップ、トウ・トウ3-3と転倒、ダブルアクセルも片手つきとジャンプは不調だった。サスペンダーを引っ張る振付などは、もう少しこなれるといいかな。

20 ロマン・ガライ(フィンランド) SP:45.47(33)
 「ブエノスアイレスの冬」アストル・ピアソラ♪ 黒に赤をあしらって。トリプルアクセルに挑戦したが転倒。ルッツが2回転になり、根性で3回転トウループをつけてステップアウト。フリップはきれいに決まった。
 タンゴの世界に入り込んで表現するのは、まだ難しいかも

21 宮田大地 SP:59.10(19)
 「シンドラーのリスト」♪ グレーのスカーフをなびかせて登場。ピアノを弾く仕草から滑り出し、3回転ルッツでやや傾いてトウループは2回転にとどめる。ダブルアクセル、後半のフリップときれいに入った。
 音にあわせて細かい緩急をつけながらのステップ、一蹴り一蹴り無駄なく表現していく。3-3が入らなくてシーズンベスト更新はならなかったが、悪くない出来

 ここまでで、日本勢2人ともフリー進出決定

<G5>
22 ニコラ・トデスキーニ(スイス) SP:59.59(18)
 「Still Loving You」スコーピオンズ♪ 力強いジャンプを跳ぶ。トウ・トウ3-3、フリップとも入り、最後の要素がダブルアクセルという構成。シーズンベストにサムズアップ。

23 李唐続(Tangxu LI)(中国) SP:53.20(25)
 「Putting On the Ritz」「Bang Bang」♪ 軽快なパーカッションから。ルッツでオーバーターン、2回転トウループをつけた。フリップはスムーズ。ターンからのダブルアクセルもいい。
 曲は楽しげなんだけど、表情はそうでもなく^^; 振付をこなすのに一生懸命かな。

24 トモキ・ヒワタシ(樋渡知樹)(アメリカ) SP:74.97(6)
 「I Feel Good」♪ キラキラのジャケット。こちらは最初からノリノリ 腕をぐいぐい振り回し、肩をくいくい動かして踊る。ダブルアクセル、ルッツ・トウ3-3、フリップとどれもシャープに決まった。
 キレのいいスピン、エネルギーにあふれたステップでも魅了。最後は片手ビールマン シーズンベストに「ああ、よかったぁ~」とVサイン。

25 中村優 SP:66.05(12)
 「リベルタンゴ」アストル・ピアソラ♪ 黒とゴールドで大人っぽく。しっかりとタンゴの動きから入り、トリプルアクセルでちょっとステップアウト。コンビネーションはルッツ・ループ!惜しいステップアウト。フリップはなめらかだった。
 情熱的ながら、指先まで緻密に表現していくステップ。本田武史コーチが「この点数だったらいいんじゃないか」と納得のシーズンベスト。

26 イリ・ベロフラドスキー(チェコ) SP:61.96(16)
 「トッカータとフーガ」バッハ♪ 白シャツに赤いスカーフ。ルッツ・トウ3-3、ダブルアクセル、後半フリップとしっかり決める。現代風アレンジでだんだん激しくなるパートのステップで、よく曲を表現していた。
 シーズンベストににっこり。

27 ビュン・セジョン(韓国) SP:50.67(29)
 「I'm Your Man」♪ ブルーのシャツ。背が伸びてスタイルがよくなった。トウ・トウ3-3転倒、フリップが1回転に ダブルアクセルが美しく流れるだけに、前半2つのミスは悔しい。
 スピンの姿勢、一歩の伸び方はきれいになっている。

 中村優のフリー進出も決定、日本勢はそろってフリーへ


<G6>
28 ヴィンセント・ジョウ(アメリカ) SP:77.31(4)
 「Crystallize」♪ ジュニアグランプリファイナル4位の実力者が登場。軸の細いトリプルアクセルを決め、フリップはすっと跳んできれいに流れる。細かい所作など、年末からの3ヶ月でよく練り上げてきている。終盤のルッツ・トウ3-3はルッツで両手上げ。
 終わって小さくガッツポーズ。得点を見て"What's?"嬉しそうにハイタッチ。
 

29 ケヴィン・エイモス(フランス) SP:75.53(5)
 「ハレルヤ」♪ 右袖に羽のようなフリルのついた白。トリプルアクセル、ルッツ・トウ3-3とややこらえたが下りる。フリップはきれいに流れたがエッジエラーe。スピンの足がぴんと伸びていて美しい。しっとりとステップで余韻を残して終わる。
 高得点に笑顔のキス&クライ。

30 ニコラ・ナドー(カナダ) SP:73.90(8)
 「For Me - Formidable」シャルル・アズナヴール♪ 小粋なシャンソンを軽やかに演じる。トリプルアクセル、ルッツ・トウ3-3(ルッツのエッジはアテンション)と安定したジャンプ。ステップはもうミュージカルナンバーのように踊りまくり フリップが決まったあとは、体全体で歌ってた♪ 
 コンビネーションスピンのウィンドミル(イリュージョン)が、ちょっと雑だったかな^^;

31 曹志禕(Chi-I TSAO)(台湾) SP:63.42(14)
 「Beethoven's Last Night」♪ 黒、袖はレース。地元開催の四大陸選手権で、世界選手権ミニマムのクリアはできなかったが、この大会ではどうだろうか。
 サルコウ・トウ3-3をややこらえて着氷。フリップはきれいに決まり、アクセルはダブルかトリプルか迷った?ダブルで着氷。
 全体に丁寧に滑ったプログラムでシーズンベスト。ミニマムは、、、また次回

32 ヤロスラフ・パニオット(ウクライナ) SP:62.56(15)
 「Melodrama」アンドレア・ボチェッリ♪ ボウ付きシャツにベスト。トリプルアクセル、両手上げ3回転ルッツ+3回転トウループ、フリップときっちり。しっとりしたボーカルに溶け込むスケーティングを見せた。キャメルスピンが無効に

33 ソンドレ・オドヴォル=ボエ(ノルウェー) SP:57.72(21)
 「Puttin' On the Ritz (Club des Belugas remix) 」♪ 紫のシャツにピンクのボウタイ、白いサスペンダー。トウループ3-3はセカンドでちょっと手をついた。フリップはきれいに入ったが、アクセルがシングルに
 ステップはなかなか軽快でいいんだけど。


<G7>
34 ダニエル・サモヒン(イスラエル) SP:71.27(9)
 「Still Loving You」スコーピオンズ♪ もうおなじみの革風ベスト、背中にサソリ。ジュニアグランプリファイナル5位、ヨーロッパ選手権7位。さて、今大会は?
 エッジがe判定のフリップはちょっとステップアウト、トリプルアクセルは完璧。ルッツ・トウ3-3はややこらえた。滑りの力強さはもうシニアに引けを取らない。

35 アレクサンデル・サマリン(ロシア) SP:80.31(2)
 「C'est toi」♪ 黒系にピンクで指し色。JGPは4位と1位でファイナル進出を逃しているが、今日はキレッキレ トリプルアクセルを軽々と跳び、3-3もフリップもするするっと跳んだ。
 スピンの工夫された姿勢、よく体が動いていたステップと、申し分なし。と思ったけど、フライングシットスピンはVがついていた^^;

36 デニス・ヴァシリエフス(ラトビア) SP:78.78(3)
 「Puttin' On the Ritz」♪ ジュニアグランプリファイナルに2位と2位で出られなかったのは、彼が初めてじゃないだろうか? ヨーロッパ選手権では12位だった。
 リズムにのりながら高いトリプルアクセル。ルッツでやや傾いたのでトウループは2回転に。特徴的な姿勢のシットスピン、変形イーグルを織り交ぜるステップ、つなぎの動きも勢いがある。

37 張鶴(He ZHANG)(中国) SP:70.85(10)
 「雨に唄えば」♪ ジュニア最終シーズン。トリプルアクセルはステップアウト、ルッツ・トウ3-3とフリップは鮮やか。基本に忠実な滑走姿勢と、基礎技術に裏打ちされた表現で、曲の世界を存分に見せてくれた。スピンのワインドアップのとき、“顔残し”を自然にできる中国選手は、この人くらいかも。

38 ドミトリ・アリエフ(ロシア) SP:80.74(1)
 「Nothing's the Same」ゲイリー・ムーア♪ トリプルアクセルは完全に自分のものにしている感じ。ラウンジポジションのターンからそのまま跳ぶフリップ、後半のルッツ・トウ3-3も余裕。
 フリーがドラマチックなプログラムなので、SPはクールに決めてるかな

39 マテオ・リッツォ(イタリア) SP:66.79(11)
 「マラゲーニャ」♪ フラメンコのリズムをきりっとした姿勢で表現していく。トリプルアクセルはステップアウトしたが、ルッツ・トウ3-3とフリップはびしっと決まった。スピンにも安定感がある。
 キス&クライで左手薬指の指輪をカメラに向けていたが、誰のプレゼント

 結果、アリエフ、サマリンのロシア勢が僅差で1、2。ヴァシリエフスが3位とメダルが狙える位置。ジョウ4位樋渡6位と、ネイサン・チェン欠場のアメリカ勢も頑張っている。5位エイモスも健闘。
 大きな国際大会はほぼ初めてのチャ・ジュンファンが7位。すでに実績のあるナドー、サモヒンが8位9位とやや出遅れた。中国は10位張鶴しかフリーに進めなかったので、2枠のためには10位死守が必要。
 日本勢は中村優が12位につけた。宮田大地19位、友野一希20位。みんなフリーで少しでも順位を上げられるといいな(せめて2枠は確保できるといいな)

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