いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

猛母参戦 -北京出張2006 ⑥-

2006年12月15日 00時20分25秒 | 中国出張/遊興/中国事情
■テレビねた。 日帝再現に嬉々とする現代中共人。





テレビのチャンネル、中国語だけで60余りある、を廻していたらあった。番組は「日帝侵略軍」物語映画のメイキングもの。つまり、日帝侵略軍」物語映画の製作過程のドキュメント。何より印象的なのは、みんな嬉々として、映像を作っていること。この市白髪あたまの御仁(役者兼演出家なのだろう)が役者に日帝兵士の演技を教え込む。うれしそうに。

■さて、われらが素敵な奥様日常茶漬事 絶滅寸前哺乳類の記録; 2006/12/14 (木) がぁがぁ。が、これまたわれらが深夜のシマネコBlog の赤木センセに宣戦布告してしまいますた。 たいへんです。 せんそーハンタイだす。

●素敵な奥様は、いうまでもなく、たとえイケメンでも私は金のないやつとは暮らしていけません。という「リッチな」状況でブログを発信。お育ちは私のいってた大学はそれとなく、女はつかまえた男の値うちで己の価値が決まる、と非常に有り難い事を教えてくれたのでそこそこの生活はさせてもらってる、リッチな素敵な奥様なのでありんす。

さて、そんな素敵な奥様のこだわりが、公立学校。お金持ちなのに「公立学校」。おいらががきんちょの頃、売文芸人だった西部邁や栗本慎一郎は、照れながらも自慢げに、子供が「精神の貴族」の育って欲しいから、公立学校に通わせているといっていた。(われらが赤木センセは、その売文芸人の「新人」なのです。)

たぶん、素敵な奥様もそういう神経なのだろう。そんな素敵な奥様も「今の総理大臣をみてみろよ、戦犯容疑の孫だぜ、ホンマ、それにすら気がつかないアホは結婚しないでおおいに結構、」という、あの偉大なる赤木センセへのメッセージ。「精神の貴族」さまはお言葉がきつい!

■素敵な一撃; 大東亜戦争美化してるトップの輩は戦時中、お菓子が食べられてたような連中なんだよ

そうなのか。大東亜戦争美化してる「雑民」の輩にもおやつがまわるようにおねがいしよう。

●さて、われらが憧れの素敵な奥様のおじいさまにあらせられましては、日帝侵略軍医殿でありんす。 おいらのような、なんちってウヨにとって、日帝侵略軍医殿の御子孫であらせられるなど、憧れ!憧れ!憧れ!にほかなりませぬ。 たぶん、今に至っては、奥様はお菓子もどっさりお食べあそばされていると思うと、育ちが悪い分、おいらは垂涎が禁じえないのでありんす。

素敵な奥様は、日帝侵略軍医の御祖父が最前線で死んだのは、上層部に「逆らった」から最前線に「送られて」死んだのだという、生き残った同僚の日帝侵略軍医の証言を根拠に主張する。 一方、勝手においらが空想するに、じっちゃん軍医殿は、最前線には傷ついた兵士があふれている、だから、聖戦とかなんとかは度外視して、医者よ、信念はいらない まず命を救え!と思って、称揚として最前線に赴いたかもしれないではないか! そして、上層部に「逆らった」から最前線に「送られて」死んだのだという証言をする、生き残った同僚の日帝侵略軍医たちは死に従容(しょうよう)として赴いた日帝軍医殿に後ろめたさをもったから、そういう「ウソ」をついたのかもしれないと、妄想癖が強いおいらは思う。ある意味生き残った軍医というのは、戦傷・戦病にのたうちまわる兵士への、命と引き換えの、献身をしなかったから、戦後も生き延びているわけであるから。 そういう点から見ても、日本は滅びるべき恥じ多きクニではある。

■それにしても、「こんな国」にお子様をお生みなされ、あまつさえ、お育て申し上げているわれらが素敵な奥様がおっしゃる;「幸せに見えるかもしれない人間達がその裏でどれだけの苦労をして、リスクをとってるかわかって言ってるのかよ」、というのもすごいです。リスクはリターンを求めての決断です。素敵な奥様はどんな「リターン」をご所望なのでしょうか?いずれ滅びるこの国で育つ子供に!

▼「このバカー!」と思ってくだれば、おいらも望外の幸せなり。