草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

NHKは予科練の若き血潮を冒涜するのか!

2010年08月15日 | マスコミ評

 NHKは予科練に志願した若者を冒涜し、嘲ることで、何を言いたいのだろうか。予科練で九死に一生を得た父親を持つ者として、激しい怒りを覚えてならない。国の危機に直面して、立ち上がるのは、若者であれば当然のことである。とくにわが国は、清水の舞台から飛び降りるような覚悟で、米国との戦争を決意したのである。今の世においても、日本が攻め込まれたりすれば、銃を手にして戦うのは、国民としての当然の責務ではなかろうか。小説『散華』のなかで高橋和己は、その登場人物に「特攻隊員を嘲笑した日本の戦後の知性には、ニヒリストの運動を媒介せねばならぬ革命というものは遂には理解し得なかったのだ」と自問自答させた。そこで述べられた言葉の意味を、NHKの関係者は理解することはできないはずだ。世の中を動かすのは、狂気とも呼べる若者の命懸けの行動なのである。しかも、公のために身を捧げるというのは、先の戦争下での日本だけでなく、世界中に共通した価値観である。アテナイの市民として認められるためには、戦場に率先して赴くことが求められたのである。この国のかたちを壊そうとしている勢力によって、今の日本は滅びの一歩手前にあるのではなかろうか。それを後押ししているのがNHKだというのは、とんでもないことだ。

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自虐史観一色の日韓討論番組を嗤う

2010年08月15日 | マスコミ評

 自虐史観もあそこまで徹底されれば、まともな日本人は怒るのではなかろうか。NHKで放送した昨日の日韓討論番組を見て、いつになくエキサイトしてしまった。歴史的な事実にまともに向かい合うこともなく、韓国を被害者と決め付けており、日本人が土下座することがあたりまえのような内容だったからだ。ウエブに従事している若者が、当時の日本を弁護するようなことを口にした途端、崔洋一監督がその若者を「歴史を語る資格がない」とこきおろしたのには、腹が立った。あまりにも酷い言い方であったので、小倉紀蔵京都大学準教授にたしなめられたほどだ。NHKは、何かすると司馬遼太郎を神様扱いしているが、司馬史観では、ロシアや清の脅威から朝鮮半島を守るために、明治時代の日本人が日清、日露戦争で勇敢に戦い、おびただしい命が戦場の露と消えたことを、高く評価しているのではなかろうか。国民から金をまきあげているくせに、まともなことを口にできないような番組をつくって、今の民主党政権に媚を売っているのではどうしようもない。菅直人首相や仙谷由人官房長官に代表されるような自称リベラル派は、国益をそこなうことばかりに汲々としているのだが、それのお先棒を担いでいるNHKというのも、賞味期限は過ぎており、遠からず国民からソッポを向かれることになるはずだ。

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フジテレビは民主党政権の走狗

2010年08月15日 | マスコミ評

 やっぱりフジテレビは、民主党政権の走狗そのものだ。電波利権を握っている者に、ペコペコしたがるのはわかるが、あまりにも見え見えである。今日の新報道2001でも、原口一博総務大臣とみんなの党代表の渡辺喜美あたりを登場させて、お茶を濁しているだけ。そこには自民党議員の姿もなく、公務員制度改革をめぐっての聞き飽きた議論に終始した。そんなことよりも、国のかたちをどうするかこそが、今の日本の喫緊の課題ではなかろうか。しかし、笑ってしまうのは、原口大臣の一言である。「自民党のリベラル派と自分たちは近い」とポツリともらしたからである。人材不足の民主党では、政権が運営できないのを承知しているからだろう。また、その番組では、民主党の代表選にも話題が及んだが、本質的なことには、触れられじまいであった。民主党の党員やサポーターになるには、日本国籍が必要ないのである。日本国のトップになる人間を選ぶのに、そんなことでよいのだろうか。昨年、民主党政権が誕生したことで、日本の政治の劣化が一層進んでしまった。内閣支持率は少しは回復したようだが、何もせずに、懸案の先送りばかりをしている。これから綻びが次々と出てくることになるはずだが、フジテレビのようにテレビメディアがヨイショしてくれるうちは、まだまだ大丈夫と菅首相は甘く考えているのだろう。

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