草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

「政権交代こそが景気対策」が今度は自民党のスローガンに

2010年08月22日 | 政局
 「もういい加減にしてくれ」とこきおろすべきなのに、民主党をマスコミは面と向かって批判できないようだ。あれだけ自民党をこきおろして政権交代を実現させた、まさしく張本人なわけだから、恥ずかしくて言えないのだろう。いかに偏向報道を重ねたかについては、後日誰かが検証するだろうが、日本を悪くした戦犯として、口から出まかせを述べた何人かは、物笑いの種とされ、嘲笑されるはずだ。笑ってしまうのは、今日のどこのテレビを見ても、まともなことを言っているのは、野党になった自民党の出演者ばかり。与党である民主党の関係者からは、具体的なことは、まったく語られじまいで、無責任にもほどがある。いかに情報弱者の国民であっても、鳩山由紀夫、菅直人という二代にわたる民主党政権のいい加減さに、薄々勘付き始めているのではなかろうか。、生活に密着する経済政策で、野党に知恵を借りるしかない民主党というのは、情けないことこの上ない。「政権交代こそが景気対策」という言葉を、今度は野党の自民党が掲げるべきだろう。わずか一年ほどで、バラマキと国益無視の民主党政治が行き詰まってしまったのだから。いくらマスコミを味方に付けようとも、やっていることがメチャクチャでは、国民だって愛想がつきるというものだ。


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飯豊連峰を眺めて詠みし歌 5首

2010年08月22日 | 短歌
物部の拝みし山といわれきし会津平は豊穣の地よ

北方の境となりし山なりき越後置賜会津を見下ろす

都より幾山川を隔てけり鄙には鄙の大和心よ

貴種流譚会津の山は深かりき一夜限りの契りなりきか

天上に昇る煙とひとすじの魂の道北に向かえり

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天高くすじ雲がなびく会津路

2010年08月22日 | 会津100選
 残暑が厳し過ぎて、エアコンがない生活は考えられなくなった。この写真は、喜多方市山都町で撮った飯豊連峰である。蕎麦で有名な宮古から西会津町に向かう峠で、青い空がどこまでも高く、いくつものすじ雲が流れていた。芒の穂も風になびいていた。ようやく会津も秋めいてきたようで、ほっと胸をなでおろしたくなった。地図を広げてみると、近くに蓬莱という地名がある。山深い地であるにもかかわらず、なぜそうした名前が付けられたのだろうか。不老不死の薬を持つ仙人の住む山が蓬莱だといわれる。県道に車を止めて山に分け入れば、寡黙なる仙人がいるような気がしてならなかった。

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代表選騒動は民主党への批判をかわすのが狙い

2010年08月22日 | 政局
 民主党代表選というのも、マスコミを巻き込んでのやらせではなかろうか。内部に対立があるとかないとかいっても、政権維持のためには、お互いに手を組むのが見え見えだ。小沢一郎前幹事長を支持する派も、菅直人首相を支持する派も、そこまで口にするのだったらば、党を割ればいいのに、そんな勇気は持ち合わせていないからだ。マスコミ的には、かなりのPRになったようで、政党支持率が下落していないのも、そのせいではなかろうか。民主党内で小沢にブーイングを浴びせている連中にしても、自民党など野党が要求してきた国会への喚問に反対してきたくせに、今になって権力闘争を有利にするために、政治と金の問題を持ち出しているだけだ。そこまで大口をたたくのならば、小沢に離党勧告をすればいいのに、せいぜい「おとなしくして下さい」と頼むのが精一杯だろう。情報をつかんでいるわけではないが、国民の分からない水面下では、幹事長の人事などをめぐって、両派で妥協点を探っているのではなかろうか。表向きは華々しく抗争しているかのように演出し、その一方で別なことをするというのは、かつて自民党を牛耳っていた田中派のやり方であるが、テレビメディアは、それを知っていても報道しないのである。今日のフジテレビの新報道2001でも、玄葉光一郎民主党政策調査会長を擁護するのに必死で、石破茂自民党政務調査会長には、ほとんど発言の機会を与えなかった。にもかかわらず、勉強不足なのか、玄葉の目はキョロキョロばかりしていて、自信のなさが如実に現れていた。テレビメディアが擁護してくれるわけだから、民主党は何をしても許されるのである。民主党代表選騒動にしても、無為無能の民主党政治への批判をかわす狙いがあるのではなかろうか。

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