草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

俗界にまみれない山深い荻野漕艇場

2010年08月27日 | 会津100選
 喜多方市高郷町の荻野漕艇場である。遠くの方にぽつんと白い船体が見えるのは、地元の高校生が漕ぐ端艇である。たまたまモーターボートがそっちの方に向かっており、航跡の小さな波が起きたのを撮影した。山々にさえぎられて、頭上にぽっかりとあいた空よりも、水量の多い、阿賀川の青に圧倒された。風が頬を打つのも、涼しくて心地よかった。視界に入るのは電線や鉄塔だけ。俗界にまみれない清純さが美しい。山深い会津にも、滔滔と大河は流れているが、川面を駆け抜けるさざ波に、ひとしお秋の気配を感じてならなかった 

 
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小沢退治に躍起の朝日の社説を嗤う

2010年08月27日 | マスコミ評
 8月27日付の朝日の社説を読んで嗤ってしまった。民主党代表選への小沢一郎の出馬を、徹底的にこき下ろしていたからだ。「お前が言うな」と一喝したくなった。一度自民党内の権力抗争で居場所を失った小沢を復権させたのは、誰あろう朝日を始めとするサヨクジャーナリズムであったからだ。自民党の一党独裁を倒すには、政治改革が絶対条件だというので、小沢を改革派として持ち上げ、それに抵抗する勢力を守旧派と呼んで批判したのは、つい昨日のことではなかったか。さらに、昨年に民主党政権が誕生したのは、小沢の政治と金の問題を不問にしたからではなかったか。そこまで言うのならば、「政権交代は失敗だった」と認めればいいのである。サヨクは何かすると、バカの一つ覚えのように、「新しい政治」なるものを口にすれば、それだけで錦の御旗になると思っている。小沢に力を与えてしまったサヨクジャーナリズムは、その怪物を退治するのに躍起になっているが、一度媚を売った者たちが、本当に小沢と対決できるのだろうか。しかも、朝日が攻撃しているのは、あくまでも政治と金の問題だけである。マニフェストによるバラマキとか、民団寄りの政治姿勢については、まったく言及を避けている。小沢流政治の提灯持ちをしたくせに、今頃になって慌てているサヨクジャーナリズムには、その社説の見出しではないが、それこそ「あいた口がふさがらない」。

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