草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

道化役者橋下徹の頓珍漢なコメントを嗤う!

2012年07月11日 | 思想家

 橋下徹がまともだと思ったことはないが、石原慎太郎と組めば少しはましになるかと期待したのに、それも買いかぶりであったようだ。マスコミは必死に持ち上げているが、それもいつまで続くことやら。大阪と言えば横山ノックの例もある。面白半分で票を集めたコメディアンが、「パンパカパーン」と大騒ぎしただけであった。それでも大阪人は、ノックを支持したのである。今回だってそれと大差がない。原発を再稼働し、デフレ下の増税を強行しようとしている野田佳彦首相に、急にエールを送ってみたり、小沢一郎の新党と組む条件として、TPPに賛成かどうかを踏み絵にしたりで、勝手な思いつきのレベルだ。政治家としては下の下である。口当たりのよいスローガンに飛びつき、その場しのぎで責任を取らない。これでは独裁者にもなれないだろう。一貫性の欠如は、坂口安吾が『堕落論』で指摘していた「道化」そのものではないか。頓珍漢の頂点を極め、最終的には物笑いの種になるのだ。一時的に橋下を支持し熱を上げた者たちも、時が過ぎれば、舌を出すに違いない。いうまでもなく、橋下ごときで政治的な課題が解決されるわけはない。アナーキーなことにもならずに、中途半端に終わのである。そして、「道化」が露払いをした後に、本物の貴人か怪物が登場するのではないか。私の興味はそれが誰かということであり、橋下などはどうでもいいのである。


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福島民報と福島民友が民主党政権への県民の怒り代弁!

2012年07月11日 | マスコミ評

 ようやく福島県の新聞も県民の怒りを代弁するようになった。今日の福島民友と福島民報は一面トップで、復興企業立地補助金の一部を3分の1にしようとする民主党政権に対して、県内の商工業者が猛反発していることを伝えている。昨日の参議院予算委員会での森雅子議員の質問で減額の方針が明らかになったもので、復興の目玉であるかのように宣伝しておきながら、マニフェストと同じく、県民をペテンにかけたのである。さらに、昨日の参議院予算委員会に、井戸川克隆双葉町長や吉田数博浪江町議会議長が参考人として出席したことも、記事で大きく取り上げている。米国エネルギー省から提供された福島第一原発周辺の放射線分布地図が公表されなかったために、被曝しなくてもよかった人たちまで、被曝してしまったのである。吉田議長は情報を得られなかった無念さをぶちまけていた。また、井戸川町長は「情報があれば逃げる方向を変えたのに」と声をつまらせたのだった。両紙を読むのは、日本国民のうちの一握りだろう。しかし、県民は怒り心頭に達しているのであり、そのことを私は全国の人に知って欲しいと思う。髪の毛が抜けてしまった人までいたのに、安全、安心を繰り返し、真実を公表しなかった責任は、まさしく犯罪ではなかろうか。それを他人事のように語る野田佳彦首相も、断じて許されるべきではない。とくに野田首相の場合は、菅内閣で閣僚の一員でもあったわけだから。


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