草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

4号機の冷却は再開しても綱渡り状態の福島第一原発!

2012年07月01日 | 災害

 口には出さなくても、多くの日本人が祈るような気持ちでいたのではないか。福島第一原発4号機がどうなるかで、日本の命運が決まってしまうからだ。それに対して、私たち一人ひとりは非力である。パニックを恐れているからだろうが、民主党政権は本当のことを語らず、ひたすら沈黙を守っており、あまりにも私たち国民を馬鹿にしている。4号機については、作業員が慌ただしく出入りしているようだが、マスコミも断片的な情報を流すだけだ。今日午後3時過ぎに冷却運転が再開されたとはいえ、今後どのようなことが予想されるか、誰も教えてはくれない。もし冷却運転がストップしたままであれば、7月5日には核燃料プールの温度が100度を突破するとみられていた。そのプールには1500の集合体があるだけに、今回も海外メディアが大きく伝えた。これまでも何度となく危機は繰り返されており、デモクレスの剣はぶら下がったままだ。いつ何時落下してくるか予測がつかないのだ。その不安にさいなまれながら、私たちは生きてゆくしかないのである。綱渡りをするのではなく、抜本的な解決策はないのだろうか。祈ることしかできないのでは、あまりにも心もとない。最悪の場合は、250キロ圏内が避難だともささやかれている。それはまるでこの世の終わりである。こんなときこそ政治がリーダーシップを発揮すべきだ。大飯原発の再稼働などは、それを解決してからだろう。


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まだまだ目が離せない4号機プールで冷却停止の事態に!

2012年07月01日 | 災害

 時事通信によると、昨日の午前6時25分頃、福島第一原発4号機のプールで冷却装置が停止した。2台あるポンプの両方とも動かなくなったというのだから、それなりの準備をすべきではないかと思う。プールの水温は徐々に上がってきている。30日午後6時の時点では36・6度になっており、保安規定の65度に達するには、約60時間の余裕があるといわれるが、避難に手間取る首都圏などでは、固唾を呑んで見守っているのではなかろうか。民主党の内紛がどうなるかばかりにマスコミは目を向けているが、そんなことよりも、東日本が、いや日本全体がまさしく危機に直面しているのである。何も起こらないのに越したことはないが、これまで嘘を言い続けてきた民主党政権を、どうしても信用できよう。私たち国民は、ネットなどを含めて、あらゆる情報を集め、それで判断するしかないだろう。大本営発表のマスコミが騒いでいるわけだから、ここは警戒を怠るべきではない。しかし、可哀想なのは、福島第一原発の周辺に戻った人たちである。またまた逃げ出すことになったのでは、踏んだり蹴ったりではないか。今はただ冷静に対応するしかないが、最悪の事態になったとしても、想定外ではないのであり、事前の処置は講じておくべきだ。さらに、日本だけでおぼつかないのであれば、国は国際的な支援を要請すべきだろう。これまでの経過からして、なぜか変な胸騒ぎがしてならない。


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